こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
いろんな人と話をしていますと、
- やれ稼ぎたいだの
- やれもっとお金が欲しいだの
と聞こえてきます。
僕は以前と違って、「嫌儲(=けんもう)」の考え方はなくなり、
と思うようにはなりました。
一方で、
という言葉を聞きますと、
- なぜなのか
- 仕事が嫌いなのか
- 稼ぎたいからなのか
など、意外とはっきり答えられない人が多いことに気づきます。
お金はあればあるだけ余裕は生まれると思いますが、果たしてそれは本質なのでしょうか。
今日は「なせ稼ぎたいのか」について書いていきます
僕の現状と未来
僕は散々このブログで書いてきたように、ほとんどお金のかからない生活をしています笑。
質素倹約をしてきたからこその今の生活ではありますが、
- 外食
- カフェ
- サウナ
- 交際費
くらいが、お金の使い所の「関の山」であって、それ以上に稼ぐ理由はあまり見当たりません。
せっかく以前に「DIE WITH ZERO」を読んだのに、
と何も考えずに稼いでいては、文字通り「ムダに稼ぐだけ」となってしまいますからね。
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もちろん、FIRE(=経済的自立、早期退職)を目指そうとすれば、よほどの大金がなければできませんが、それを目指していた過程で、
と悟り、人生を再考したものでした。
一方で、
と思っているくらいですから、もしかしたら大金が要るのかもしれません。
でも生きていく上では、現状で困っていませんしイヤな働き方はすでにやめていますので、特にストレスもありません。
このようにして、
- 現状
- これからの未来
を考えてみた上で、「どれだけ稼ぎが必要なのか」が大事になってきます。
仕事がつまらなければ転職すればいいですし、欲しいものがあるのならばそれはそれで稼いだらいい。
要は、自分が「そのお金を稼いでどうしたいのか」が大事だということ。
現状も未来も考えていないのであれば、今一度見直す必要がありますね。
稼いだ先にあるもの
僕が数年前から考えていたうちの1つが、このことでした。
お金があれば豊かな生活が手に入りますから、僕は公務員なんか辞めずに以前の仕事を粛々と続けていればよかったのですからね。
それでも辞めたのは、
という発想がなくなったからでした。
今の自分が本当に大切にしたいことは、お金ではなく「自由や友人との時間」だったからでもありました。
そう言いつつ、フリーランス(個人事業主)になってからは毎日働いていますが笑、自分の生活の最低限のお金を稼ぎつつ、
と思い、自分なりの事業を始めて成長させていっています。
また普通に「授業をすること」が生きがいですので、現在行なっているオンライン授業は「大好きな働き方」でもあります。
おかげさまで毎日がとても幸せであり、
- 辞めたこと
- 今やっていること
の整合性も保ったまま、楽しく生きています。
僕が今稼いでいるのは、「学校を建てたい」という夢に向かっている段階ということもありますが、もっと「今の人生」に集中しているような、そんな感じですかね。
別に「自分の考えが偉大で正しい」なんて思っていませんが、
と思うことがよくあります。
それぞれ思うことはありますし、お子さんがいたり家族を養っている方はそれなりに資金が必要でしょう。
僕も僕なりに決断したことですしね。
それでも、その先を考えずに「とにかく辞めたい」と思っている人が多いのは、事実なのではないでしょうか。
そうであれば、今一度自分の生活を見直すことをオススメします。
- どれくらいの収入があれば満足で
- どのような働き方をすれば幸せなのか
と、シンプルに考えてみることです。
いわゆる “余剰資金” があればあるだけ、
- 余裕は生まれるのか
- 自分の人生は豊かになるのか
を考えてみましょう。
僕の場合、
とくらいしか思っていません笑。
それだけ僕にとっては現実的ではないですし、「どうしても欲しい未来」ではないんですよね。
とは一部正解でもありますが笑、そのために時間が犠牲になるのであれば、僕はあまり欲しくないですね。
みなさんは現状と未来について、どう考えていますか。
生活の豊かさはもう持っている
以前にも書きましたが、僕ら日本人にとってこの「日本」とは、とても恵まれている国でありかつ稀有(けう)な国だと思っています。
そう結論づけた今の僕は、まさに「そんな状態」となってしまいました笑。
もちろん、僕には英語の権威性もありますので、働き口に困らないという現状はあります。
ただ稼ぎは以前の収入の半分近いですし、当然のことながらボーナスなんてありません。(そう考えたら圧倒的に半分以下)
それでも躍起にならずに稼がない(いい働き口を見つけない)のは、
という自覚があるからです。(そもそも事業を始めたばかりということもある)
何度か書いてきましたが、
と言っているわけではありません。
要は考え方や捉え方の問題であって、現在の豊かさをどこまで本気で感じることができているのかということ。
少しずつプライベートレッスンを行なったり、オフラインで人を集めたりしていますと、だんだんと収入源も増えてきたものですから、
- 豊かであることを認識しつつ
- 新しい事業を強固なものにしていく
という「カメ戦法」で歩くことに注力しているのが現状ですかね。
という考え方がありますと、与える余裕も出てきます。
その上で「稼ぎたい」と考えることと、渇いた状態で「稼ぎてぇ!」と思うのではわけが違ってきます笑。
別にどちらが正しいということではないですが、まず「豊かさ」に気づきますと、
と、真剣に「自分の必要なもの」について考えるようになってきます。
今の若い子たちは、そうした「豊かさ」に気づいている子たちが結構多くて、
と望んでいる印象ですね。
そのように「本当に求めているもの」を探すことで、自分の最低限の生活がわかるようになってきます。
僕は数年前、「公立高校の先生」として申し分ないお金をいただいていた時ほど、
と決めることができました。
その時ほど、「豊かさ」を実感したことはありませんでしたね。
すると「未来」もだんだんとクリアになってきます。
今一度、現状の「豊かさ」に気づいてみるのはいかがでしょうか。
おわりに
- なぜ転職をしたいのか
- なぜ年収を上げたいのか
これは一見すると、
と反発したくなる質問ですが、僕はとても大切なことだと思っています。
多く稼ぐことで人生は多少豊かになるでしょうが、それが漠然としたものであれば、いつまでも幸せを追い続けてしまい、疲弊してしまいます。
今自分はどういう状況にいて、将来どうなっていきたいのか。
それを探ってみるのも悪くはないでしょう。
それではまた!
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