日本の若者たちも捨てたもんじゃない理由【他人を思いやる文化】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、移動で電車に乗っていました。

いつも通り席に座ってカタカタとブログを書いていますと、僕の両隣の席が空きました。

そこに「子ども二人連れのお母さん」が来ましたので見ていますと、向かいの空きの席に座ろうとしていました。

その隣にいた男性が僕の隣にわざわざ移動し、結果的に「二つ分のスペースが空く」という状況になり、おかげで子どもたちが二人座れるようになりました。

日本では当たり前の光景ですが、

いやぁ〜やるなぁ若者!

と、心の中で拍手を送っていました。

そしたらさらにその後、素晴らしい出来事が起こりましたので、今日は「若者たちの優しさ」について書いていきます。

今の若者たちは日本の文化を継承している。だからその意志を絶やしてはいけないのだ。

みんな優しい

さて、二つ分のスペースが空きましたから、お子さんお二人は並んで座れることとなります。

当然、お母さんのほうは、

ありがとうございます

と何度も頭を下げていて、それもまた当たり前のようですが素晴らしい「感謝の文化」ですよね。

さらに素晴らしいことが起こりました。

なんと、隣に座っていた若い女性がその場をどいて僕の隣に座ったではありませんか。

結果的に僕の両隣は埋まってしまいましたが、

  1. 空いていた一人分の席が
  2. 二人がどくことによって
  3. 親子三人が一列に座れた

という事態が起こったのです。

冗談なしに、僕はちょっと涙が出そうになりました笑。

こんなに優しい若者たちがいるのかぁ…

と。

僕ら日本人からしたら当たり前のことかもしれませんが、素直に感動してしまいました。

彼らも「当然」のような顔つきで恩着せがましくもなく、その後はスマホをいじっていましたが、それらの行為が「当たり前のようにできる」ということが、素晴らしいことなのだなと感じました。

今の若者たちも、捨てたものではありません。

海外の人々が、

どうやったらこんな思いやりの文化が育まれるのだ?

と不思議がっていましたから、それだけ稀有(けう)なことなのでしょうね。

日本は狭い国ですから、こうした思いやりの文化がなければ人との距離が近すぎて、喧嘩なんて日常茶飯事だったことでしょう。

それがないこと自体が、不思議とっても過言ではありません。

僕は今でも日本人として生まれたことを誇りに思っていますし、様々な問題はあるにせよ、日本という国が好きなんですよね。

日本にいる若者たちが、こうして文化を体現している。この国独特の優しさの文化や思いやりの文化は、しっかりと継承されているのだ。

日本文化の両面

もう少し広い視野で日本を見ますと、

  • 良い面
  • 悪い面

が見えてきます。

日本人全員が “いい人” であれば、変な事件も腐敗した政治もあるわけがありませんから、やはり日本にも「悪い面」があるということです。

僕が海外から帰ってきた時、あるいは海外にいる時なんかは、

これはこれで素晴らしい文化だな

と、日本にはない文化に感銘を受けたものでした。

  • カジュアルに話せる
  • 自分の意見を持っている
  • 陽気で明るくワイワイしている

と、日本にいるだけでは知らなかった文化が、そこかしこにありました。

日本のいいところは、先述したような「思いやり」がある点が非常に大きいです。

  • 職人
  • 祭り
  • 伝統
  • 衛生

などなど、やはり長い歴史の中で培われた素晴らしい文化が、ここには確かにあります。

一方で、

じゃあ悪い面はなんなの?

と聞かれますと、残念ながらそれもまたわんさかと出てきます笑。

  • メディア
  • 同調圧力
  • 我慢してしまう
  • 完璧主義を貫くこと
  • 勘違い野郎のハラスメント

などなど、権力を持たせたりあるいは集団になってしまったりしますと、日本人の「悪いところ」の威力が何倍にもなって牙を剥きます。

どの国にも聖人君子がいないように、これは日本に限ったことではありませんから、あえて取り上げて否定することでもありません。

ただ、こうした現状から起こっているトラブルや、気を使いすぎたり我慢したりするせいで、うまくいかないツラさなども併発しています。

日本文化には素晴らしくて綺麗な面もありますが、当然「裏側」もありまして、それがゆえに、

日本は合わない

という諸外国の方々もいらっしゃいます。

僕が思うに、これは「どちらが悪い」というものでもなくて、「そういうもの」として認識しておく必要があります。

海外に肌が合う日本人だっていますし、日本の文化が好きすぎて帰化した外国人だっています。

郷に行っては郷に従えでもありますし、合わなければ出ていくことも選択肢のうちの一つです。

大切なことは、「いい面」ばかりを愛(め)でるのではなくて、ちゃんと他の側面にも目を向けることですね。

日本はいい文化ばかりを持っている。しかしその側面だけにとらわれず、いろんな面から客観的に見なければならないのが文化でもある。

日本の文化を大切に

海外を回ってきた僕からしても、

こんな独特な文化を持つ国なんてなかなかない

とは思いました。

一方で、その「平和ボケ」が治らないまま、今日まで来てしまっていることを危惧している人々もいます。

それは、

  • 僕らにも
  • 政府にも

非があると思っています。

少なくとも、“かなり上の人” たちが、

  1. いろんなルールを勝手に作り
  2. 自分たちの都合のいいようにしてきた

のは間違いのないことでしょう。

僕はいわゆる「右派」ではない(?)と思ってはいますが笑、世界を見れば見るほど、

日本のこの独自の文化も守っていきたいなぁ

と思うようになりました。

今回の若者たちのような文化が育まれているのは、間違いなく「教育があったから」だと思っています。

教育が悪い意味で「脅威」となるのは、それだけ人を洗脳も扇動もしやすいからですね。

でも「いい文化」がまだ根付いているのは、それだけ日本の教育が優れているからだとも言えます。

僕一人が、

この文化を守りたい

と思っていても、ほとんど意味はなかったことでしょう。

しかし、現在の税金や政策の問題から、多くの人が声をあげ始めています。

僕も「その声に乗っかったうちの一人」です笑。

こうした考え方や思想とは、どんどん感染してゆくものです。

何かが違う

そう思ったのならば、動き出すチャンスですね。

僕は悪く言えば、「自分の幸せ」だけを考えて生きていました。

今はそうした社会的な面にも思いを馳(は)せて、

この素晴らしい文化をちゃんと守っていかなければな

と思っています。

彼らのような若い人たちをしっかりと育てること。

そして日本の「良い文化」を残し、次の世代へと繋げていこうと思っています。

日本の文化は教育によって培われたものだ。それを途絶えさせることなく、次へと繋げていこう。

おわりに

日本のちょっとしたところに感動できるようになったのも、僕自身が世界を回ってきたからなのかなとも思っています。

そうでなければ、気づけなかったことでもありました。

ふと電車で見かけた、小さな思いやり

これを絶やすことなく、日本の誇りとして繋いでいく義務が、僕らにはありそうですね。

それではまた!

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