わからないことはちゃんと聞く姿勢を持つ【知ったかぶりをしないこと】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

学校の先生をしていた時の生徒たちもそうですし、過去の自分もそうでしたが、

わかったふりをしてしまう

ということは、誰にでも経験のあることだと思います。

知ったかぶり」という言葉があるように、何かを知っているようなふりをすることは、基本的に良くありません笑。

あー!はいはい!それね!

英語を教えている時も、「そんなレベル」でもないはずの人が、こう言ってきますと、

え?本当にわかってるの?

と思ってしまいます。

今日は「知ったかぶりをすることのデメリット」について書いていきます。

知らないことを、知ったふりをして話を進めるのはやめにしよう。ちゃんとわからないことをクリアにして聞いていこう。

わからないことを聞くことの正しさ

先日、こんな動画を見ました。

5時間という長尺でしたが、とてもためになりました。

その中で宮迫さんが「わからない人代表」といった役回りで、視聴者のわからなさそうなことをちゃんとゲストたちに噛み砕いてもらいながら、進行の補助をしてくれました。

僕は集団の授業をやっていたので分かりますが、

わからないことをきちんと聞いてもらえることは、それはそれで嬉しい

ということを知っています。

もちろん、聞きづらい雰囲気もありますし、人によっては「バカだと思われる」と思ってしまう人もいるかもしれません。

僕の場合は、

え?なにそれどういうこと?

と聞き、仮に、

せいじ、そんなことも知らないのかよ!

と言われても、なにも傷つきません。

その人がたまたま知っていただけであって、なにも偉いことなんてないと知っているからですね。(というかそんな言い方しなくていい)

僕が英語を教えている時にも、

英語を話せる俺様のほうが偉い

と思って先生をしていたら、もうそんなやつは教育界から追放です笑。

  1. 知らない人は知らないと伝え
  2. 教える人はわかりやすく教える

これが大事ですよね。

だから僕は、宮迫さんのように「知らないことを知らない」と言えることはとても素晴らしいことだと思っていますし、

  • わからないまま
  • 勘違いしたまま

進まれるほうが、僕としてはストレスです。

恥ずかしくて聞けない

と思っている人は、どこかで「自分の見え方」を気にしている証拠です。

積極的に聞ける人のほうがよっぽど素晴らしい

と、僕は思っています。

わからないことをわからないと聞くことは、なにも恥ずかしいことではない。「そんなことも知らないのか」と言われたら、そんな人からは離れよう。

わかったふりをすることの罪

わかったふり」をされますと、シンプルにイラッとします笑。

お前、絶対知らないだろ笑

と。

いえ、わからないことがあることは問題ではありません。

わからないのに、知ったかぶりをしていることが問題なのです。

説明している側だって、純粋な気持ちから説明してあげているのに、

知らないはずのことを、なんで知ったような顔をして聞くのだろう?

と思ってしまいますよね。

相手をイラッとさせてしまうだけでなく、信用を失いかねないということも、ちゃんと知っておかなければなりません。

先述したように、そうやって「知ったかぶり」をする人というのは、自分の見てくれを気にしているフシがあります。

ダサいと見られたくない

ではその行為が、相手にどう影響するかと言えば、当然いい印象を与えることはありません。

むしろ、

ごめん、俺/私よくわかってないんだけど、教えてもらっていい?

と来られたほうが、「喜んで教えてあげたいな」と思いませんかね。

以前の僕も、実はこの「知らないと恥ずかしい症候群」を持っていました笑。

特に勉強して大学に進学し、かつ先生にまでなったのですから、

せいじは知ってて当たり前だろ?

と思われている、と「思い込んでいた」のです。

今では、生徒が難しい単語を使ってきた時も、

ごめん、なんて?

と聞き返し、「へー!勉強になるわ!」と返します。

僕だって、学習者のうちの一人だからです。

この姿勢が持てていない場合、いつまで経っても成長することはありません。

それどころか知ったかぶりをしてしまえば、

こいつはただ印象悪く見られたくないだけだろ

と思われてしまいます。

つまり「損」しかありません。

むしろ「わからないことをわからない」と聞ける人のほうが、印象がいいですね。

わからないことがあったら、真っ先に聞いてみましょう。

それが信頼関係に繋がるのです。

わからないことを知ったかぶって話していると、信用を失う。だからちゃんと知らないことを知らないと聞ける人になろう。

わからないからこそ勉強

言語学習をしていますと、まさにこの「わからないことだらけ」の壁にぶち当たります。

それを人に聞くこともたくさんありますし、勉強の毎日です。

数年前に投資を始めた時もそうですし、最近では確定申告を初めてしましたが、もう人に聞きまくりましたね笑。

どんなに大人になったって、「なんでも知っている」ということにはなりません。

失礼な言い方になりますが、「テレビでなんでも知っているかのように話すコメンテーター」にだって、その分野を一度離れてしまえば、わからないことなんてこの世にたくさん存在します。

だから「知ったかぶり」をすることは、どんな状況においても好ましいものではないのです。

全てにおいて「知らない前提」で話ができる人は、シンプルに「強い」と思っています。

僕も言語学習においてはまだまだ「ヒヨッコ」ですが、数年経てば、

この言語はこういうふうに成り立ってて…

と話すことができるようになるでしょう。

たくさん勉強すれば、それだけ得られるものがあるということ。

もちろん、僕の仕事である英語ですら、わからないことはありますけどね。

その前提に立てていることが、”当たり前に見えて” とても大事なことなのです。

この一年(2024年)に限らず、僕は毎日いろんなことを学んでいます。

  • 税金
  • 言語学習
  • 政治・経済

これからも、また新たに学んでいくことなんていくらでもあることでしょう。

だからこそ人生は楽しいのであって、最初から何でも知っていたらそれはもう「神様」であって笑、なにも楽しいことなんてありません。

  1. 知るようになって
  2. 教えられるようになって
  3. またわからないことを調べて勉強していく

この繰り返しですね。

だから、知ったかぶりなんてしてても意味はありません。

知らないことをきちんと聞いて信頼を貯めながら、また勉強していきましょう。

世の中には知らないことがあるからこそ、学びがある。いつまでも勉強しながら、わからないことをわかるようにしていこう。

おわりに

人と話している時というのは、基本的に「情報のギャップ」があります。

それを真摯に埋めてゆくことができれば、互いに「いい関係」が築けますね。

僕も、わからないことは積極的に聞いていこうと思います。

それではまた!

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