こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
以前にも「集中力」について記事を書いたことがありました。
よく聞く言葉が、
という言葉です。
マルチタスクとは、複数のタスク(仕事や作業)を同時に、または短時間で切り替えながら行うこと。 ー Googleより
いろんな定義はあるかと思いますが、個人的には後者の「切り替えながら作業すること」なら別に可能だと思っています。
一方で、前者の「同時に」というやり方は、不可能に近いと思っています。
マルチタスクとは何を指すのか。
議論していきたいと思います。
定義をしよう
僕らが思うマルチタスクとは、「同時にいろんなことができる人」のことなのかなと、勝手に思っています笑。
一応、そういった前提もありますので、僕個人としては、

というのが結論です。
次の仕事(作業)へのスパンの短さが、どれだけのものかによって定義は変わってくるかと思いますが、
という認識がある人は、少なからずいるのは事実です。
世間が思うマルチタスクとは、たぶんそういった「天才的に効率のいい人」を意味しているのではないでしょうか。
また、第二の意味として「短時間で切り替えながら次々と仕事をこなすこと」がありますが、これはなんとなく理解できます。
僕らがやっている仕事とは、決して一つのことだけではないからです。
先生であれば、
- 授業
- 部活
- 行事
- 校務分掌
- クラス運営
など、ここにあげただけでもすでにたくさんありますが、”先生” という仕事という意味では一つに見えても、その中でやっていることは多岐にわたります。
これは、どの会社に勤めている人も一緒でしょう。
と思う人もいるかと思いますが、僕は別にこれも「一種の呼称」なのではないかなと思っていますね。
ゆえに、
- ほぼ同時に一気にこなすこと
- いろんな業務に従事すること
は、定義として分けておきたいところです。
僕個人としては「1」の「同時進行」は不可能に近く、「2」の小分けにするスタイルは有効かなと。
まずは定義の確認ですね。
同時進行できなくてもいい
さて、では僕は、

と言いたいのでしょうか。
定義によってはやはり、

と思ってしまいます笑。
でも、圧倒的に効率化すれば、いろんなことを素早く処理するといった意味での “マルチタスク” は、できるのかなと思っています。
だから、
と言っている人に言いたいのは、

とお伝えしたいのです。
人間の物理的な考え方によれば、当然「同時に」なんてできっこありません。
例えば、
とか、
という人も、僕はどうかなと思ってしまいます。
隙間時間を使うことは有効ですし大事なことですが、「ここぞ」というところで集中もできていない人が、そんなあっちゃこっちゃ行ってやったところで、仕事が捗(はかど)るわけがありません。
むしろ、非効率的です。
後述もしますが、僕なんか「一つのことにしか」集中できませんからね笑。
- 一つ終わらせて
- また次の課題に取り組む
毎日、この繰り返しです。
どこか変な解釈をしている人は、
と、的外れな思い込みをします。
そんなこと、普通の人にはできないのです笑。
だから、
- 多くのことを抱え込んで
- マルチタスクができたらなぁ…
と言っている人がいたら、「おいおい笑」と思ってしまいますね。
「同時に何個も仕事をやる」なんて考えなくていい。
もちろん、職種によってはいろんなことを「ほぼ」同時にこなさなければならないのでしょうが、基本は「one by one」の一つずつが王道。
その王道を忘れないことですね。
一つのことに集中しよう
大切なことは、

だと思っています。
こうしてブログを書いている間に、もしかしたら洗濯機を回していたり、動画のアップロードをしたりしているかもしれませんが、それはいいのです。
自動化するように「外注」しているため、これは同時進行とは言い難いですね。
一方、そこで僕が、

なんて言い出したら、みなさんも、
と言ってくれるかと思います。
僕も一日の中でいろんなこと(仕事や学習、発信やインプット)をしますが、いつでも目の前のやるべきことに集中するようにしています。
マルチタスクが「同時進行」だという定義があるとするのならば、僕は真っ向からその定義には「無理でしょ笑」という意見をぶつけさせてもらいます。
もしかしたら「一部の天才」はそんなことができるかもしれませんが、基本的には不可能です。
だからこそ、「目の前にあること」に集中するのですね。
- まずは一つ終わらせて
- そして次のタスクへと向かう
まるで当たり前のことを言っているかのように聞こえますが笑、この感覚を持っておくことが大事です。
逆説的な話になるかもしれませんが、一つのことにものすごく集中できるからこそ、そのタスクがすぐに終わりをむかえ、また次へと集中することができるようになります。
この繰り返しをスムーズにできる人を「マルチタスクができる人」と言うのであれば、

とも言えるのではないかなと。
一見するといろんなことができるように見える人ほど、目の前のことに関して全力で取り組んでいます。
「同時に何かをやろうとする」という感覚はやめにしましょう。
別に偉くもないですし、ただただ効率が悪いだけです。
いいじゃないですか。
むしろその作業がその時間内に終わったということは、集中していなかったらもっと時間がかかり、内容も中途半端になっていたかもしれません。
だからまずは、目の前のことに集中しましょう。
僕が学生時代に何教科も勉強をしていた時も、一つ一つ丁寧に終わらせていました。
みなさんは今、目の前のことに集中できていますか。
おわりに
マルチタスクとは、それぞれによって定義が違うと思います。
しかし言葉だけが一人歩きして、
と思い込んでいる人もいます。
はっきり言ってそんなことできません笑。
できるとしても、一つずつ丁寧にやるだけですね。
勘違いせず、目の前にあるタスクをこなしていきましょう。
それではまた!
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