誰に対しても直接会ったら優しく接する【人としてのあり方を確認】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、また懲りずにAbema TVで討論番組を見ていますと、様々な政党の方が討論していました。

その中でも一際目立っていたのが、参政党の梅村みずほ議員でした。

彼女はもともと日本維新の会の一員でしたが、今は参政党でご活躍されています。

僕は「どこの党がどうのこうの」と言うつもりはありませんが、

いやぁ、話し方から相手への敬意まで、大したものだなぁ

と、感心してしまいました。

ライブのコメント欄を見ていましたが、誰がどこを支持しているなどに関係なく、彼女に対して、

わかりやすい
受け答えが丁寧

といったコメントが散見されました。(政党は関係ないですね)

みなさんにも、会社や学校で「人と言い合いになる場面」があるかと思います。

そんな時に、彼女のような立ち回りができるか。

今日は「直接人と話をする際に気を付けること」について書いていきます。

ネット上でのやり取りと、面と向かって話すときは全然違う。だからと言ってネット上でも、同じように振る舞っていてはいけないのだ。

真摯な態度

以前にもそのような観点から、多くの人から支持された動画があります。

この二人の若者が、あまりにも冷静に「大人たち」のしょうもない “ご意見(笑)” をかいくぐり、丁寧に回答していたからです。

先ほどの議員さんも含めて、人とは「話し方一つ」でだいぶその人の「人となり」がわかります。

実際に対面で会う時とは、「ネット上で意見を言うこと」とは全くもって話が違いますよね。

みなさんも会議等で、

よっしゃ潰したろ。言い合いも辞さないぞ

なんて思うことは、(ほとんど笑)ないはずですよね。

少なくとも、相手にわかってもらおうとするはずです。

言いたいことはわかりますが…
いえ、私の意見はこうこうこうでして…

いつでも、こうした態度を忘れないことです。

真摯な態度をしていれば、必ず相手に伝わります。

特に討論や言い合いになった時とは、白熱してしまうもの。

それでも、誰だって急に初手から罵詈雑言を浴びせることはありません。

相手に対して真摯な姿勢を貫くこと。

これを忘れないことですね。

誰に対しても常に真摯な態度を忘れないことだ。それが行き過ぎている場合は、冷静になって落ち着こう。相手を貶めるために議論しているわけではないのだ。

ネットとリアル

ネット上では、いろんな誹謗中傷が可能となってしまいましたが、それに対する制裁もできるようになりました。

ただ、やはり現代でも変わらないこととは、

相手に何でも言っていい

という態度は良くない、ということですよね。

よく、

  • ネット
  • リアル

を分けて考える人がいますが、僕はどちらも大切だと思っています。

なぜなら、

実はそうした発言の仕方や書き込みは、リアルと繋がっている

と思っているからです。

いやいや笑。俺はネットではこうは言ってるけど、リアルでは全然優しいほうよ笑

こんな風に思っている人がいるとしたら、一度考え直した方がいいです。

  • その口調
  • その言い方
  • その接し方

が、リアルでできないのであれば、やるべきではないのです。

  1. ネットではイキがっているが
  2. リアルになると低姿勢になる

なんて、ダサすぎます。

ネットでの口調は、リアルでもそうあるべきじゃないですか。

リアルでできもしないことを、なぜネット上だとできるのでしょうか。

そう。

匿名だから大丈夫だ

と思い込んでいるからです。

もうそんな時代ではありません。

行き過ぎたものであれば訴えられますし、開示請求をかけられ刑に処されることもあります。

リアルで真摯に対応できる人とは、ネットでも発言が丁寧です。

ネットで激しい口調で書いている人は、実際リアルでは「チキンで何もできない人」が多い印象です。

もちろん「どちらも攻撃的」では、もっとダメですけどね笑。

だから僕も、

ネットだからと言って、イキがるのは気をつけよう

と思っています。

動画の中の彼らのような態度を取れるよう、普段から「リアルで会ったら…」を意識しておくことです。

コメントの向こう側には生身の人間がいるわけでして、

その人たちに何を言ってもいい

と思っている人たちは、一度自分が同じ立場に立ってみてください。

そんなアンフェアなこと、つまり「安全地帯から石を投げること」は許されませんからね。

ネットだろうとリアルだろうと、真摯な態度で人に接することが大事なのです。

ネットでイキがってしまう人は、現代でかなり多い。いつでもその発言が「リアルでも出せるのかどうか」を意識しておくことだ。

いつでも優しい姿勢を

彼らのように、

  • 冷静に
  • 優しく

対応することとは、僕が教員時代(後半)にもやっていたことでした。

意見が合わない先生たちと議論をしても、

なるほどなるほど。それでどういうことですか?

と意見を仰いだことがありました。

会議とは「戦い/バトル」ではありません。

意見や考え方が違うことは当然のことであり、それを認め合わない限り話が前に進むことはありません。

とはいえ僕が20代前半だった頃は、何かと噛みついて相手を潰そうとしていました笑。

SNSでも文句やグチを言っていたことがあります。(10年以上前の話ですが)

だからこの記事は、昔の自分に対しての戒めでもあります。

優しくて余裕のある人とは、どんなに感情的に怒っている人を見ても、

ふむふむなるほど。わかりました。そういうお考えなんですね

と丁寧に対処し、自分の意見をしっかりと伝えます。

ただただ優しくすればいい

というわけではありません。

でなければ、議論とは成り立ちませんからね。

  1. 相手に迎合することなく
  2. 一方で真摯に向き合って話し合う

これが目指すべき民主主義、理性的な人としてのあり方なのかなと。

僕らはどこかで、

いい、いい!表現の自由なんだからさ!何言ったっていいっしょ!

と、”自由” という言葉を履き違えて、

ネット上なら人を非難してもいい
リアルでも、別に礼儀なんてなくていい

と、勘違いをするようになってしまいました。

とても残念なことです。

自分と合わない意見の人がいても、毅然とした態度で相手の意見を聞き、対応すること。

もちろん、

  • 相手の話を聞く気がない
  • ハナから相手へのリスペクトがない
  • 上から目線で、自分は正しいと思い込んでいる

など、明らかに相手にする必要のない人とは、話し合う必要はありません。

優しくあればいいわけではないように、

誰の意見でも真摯に聞いてあげよう

と受け止めすぎてしまうこともまた、ちょっと無理があるのかなと。

「態度の悪い人と話したい」と思う人なんて、いませんからね。

動画内のような討論番組であれば逃げられませんが、だからこそ「真摯な対応」が求められるはず。

しかしその中でも、

この人はただ自分の意見を通したいだけだろ
この人は声がデカいだけで、相手のことをリスペクトしていない

といったような意見も見受けられました。

いつでも優しく、そして毅然とした態度で。

この姿勢を大事にしていきましょう。

優しい人とは、しっかりと相手の意見も聞いて論を擦り合わせてゆく人のことだ。一方で自分の意見を無理やり通そうとする人たちは、慎んでマナーを守るようにしよう。

おわりに

ネットとリアルは、確かに違います。

文字媒体と音声媒体でも違いますからね。

でもだからこそ、そこに「一致/整合性」が必要なのかなと。

それができなければ、ネットでもコメントをしないことです。

僕はブログやSNSで書いていることは、実際にリアルでも自分の意見として同じように話すようにしています。

もちろんそれでも、気をつけていきたいことですけどね。

それではまた!

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