30代が自分が凡人であることを自覚する【僕は特別ではないけれど】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

最近読み始めました。夢をかなえるゾウ

ずーっと前に読んだ気がしていたのですが、たぶん初めて読みます笑。

結論から言うととても面白いです。

ガネーシャというゾウの神様が主人公とドタバタ日常コメディを繰り広げる中で、関西弁ながら人生でとても大切なことを1つ1つ伝えてくれます。

僕は「自分がダメダメで…」とまでは思っていませんでしたが、「変わりたいな」と思っていろいろ試していた最中でしたので、ガネーシャの言葉が刺さりまくりました笑。

少し前にスコット・ギャロウェイさんの書籍も読んでいましたが、その中でも「凡人」という言葉が出てきました。

僕にとってはとても重くて意味のある言葉です。

「凡人」についての見解をお伝えしていこうと思います。

自分は凡人である

「皆1人1人には何かしらの才能があり、長所を活かしていくべき」

ということも真実だと思いたいところですが、その前にまず僕は自身の現状から見直してみることにしてみました。

自分を卑下するつもりはありませんが、自分自身の経歴を見てみても、確かに「普通の人生」を歩んできたと思います笑。

離婚も経験しましたが、今の時代はそんなに珍しいことではありませんし、僕自身「普通にカップルが別れたこととあまり大差ない」と解釈しているくらいです。

そこだけ少し先を行っている人生かもしれませんが笑、教職に就いて日々給料をもらいながら働いている僕は「ザ・フツーの教員」でしかありません。

ちなみに本書によりますと、手始めに現状を変えようと「意識すること」はどうやら「逃げ」なのだそうです。悲しいかな。

意識だけ「もっとビッグになるんだ!」と変えるのは「楽(ラク)」だからです。

一方で行動や挑戦、試行錯誤と言った面倒な手続きを続けることは、様々な経験や成長をすることができるという全く別の行程です。

自分が「凡人である」ということを理解してからというもの、「何か変えるには行動しかない!」と思っていろいろ始めてみました。

  • 投資
  • ランニング
  • 食生活改善
  • お金を使う力など

おかげさまで、少しずつ人生の新たな扉が開き始めているような気がします。

「夢をかなえるゾウ」では多くの偉人や成功者たちが出てきます。

誤解を恐れずに言いますと、どの人も「凡人」なのですが彼らは特別な力を使うのではなく、平々凡々で当たり前の行動をしている印象を受けます。

どちかと言いますと、読んでいた僕自身が勝手にできないと決め込んでいること特別な人だけが成功するのだと思い込んでいたことが、今まで自分の行動を制限していたのだなと感じました。

彼らにはそうした考え方がないんですよね。

今は少しずつそのマインドブロックが崩れ始め、素直に、

  1. 自分の欲求に従うこと
  2. 周りの人を幸せにすること

など、多くの偉人がやっていた(当たり前の)ことをするよう心がけられるようになっています。

世の中の偉人は特別なことはしてきておらず、そこに情熱を持ち、コツコツと積み上げてきたのだ。

凡人だからこそできること

偉人たちがやっていたことは極当たり前のことが多いです。断片的かもしれませんが、

  • 練習後に必ずグローブを磨くこと
  • 身近で大切な人に毎日電話をかけること
  • 毎日トイレを磨くこと
  • 募金をすること

など。

1つ1つの行動自体はとても簡単なことのはずなのに、意外とみんなやっていないようなことが多いのはなぜでしょうか。

それはは多くの人がとにかく面倒くさがりだからです。僕もですね笑。

先ほどの「楽」という言葉とも直結しますが、多くの人が「楽して稼げるようになりたい」「楽して有名になりたい」「楽して卒業したい」など、面倒なことを避けて何かを得ようとしていると本書から学びました。

しかし偉人たちは、当たり前のこと、面倒なこともきちんとこなしています

これには衝撃を受けました。

裏を返せば、僕自身も何かをしっかりとこなすことができれば、何かを掴めるのかもしれない

ということは「今大事にしていること」「夢中になって続けていること」は辞めてはいけないのだなと、直感的に思いました。

単純な「苦痛なことでもいいから、とりあえず続ければいいんだよ」というマインドではなくて、

  • 好きなことをしてみたり
  • 他人が求めているものを探してみたり
  • 人がやりたくないようなことをやってみたり

と、どこかにつながるようなことを僕もやり続けようと思いました。

こればっかりは、花開くものもあれば鳴かず飛ばずで墓場まで持っていくものもあるかと思います。

でもそんな未来のことなんて、誰にもわからない。

成功者たちも、何か「楽」をして簡単に名を轟かせてきたわけではありません。

「時の運」や「人脈」、「生まれた国」など言い訳をあげればキリがない。

そうやって僕は自分から「そんなことは僕にはできない」という決めつけをしていましたが、考えてみれば誰だって元は凡人なのです。

凡人の代表である僕は、僕なりに精一杯「何か」を続けていき、「何か」につなげていくしかありません。

とても曖昧で不明瞭なことを言っているのは承知ですが、それが真理でもあると思っています。

世の中なんて、未来なんて、誰にもわからないのですから。(2回目)

だから僕は「継続」を武器にしていこうと思います。

誰しもが面倒臭がることをコツコツと続けてみよう。凡人には凡人なりの、地道な戦い方があるのだ。

凡人でも変われる

「自分に期待すること」は、「今日から意識を変えるんだ!」という気合いと変わらないくらい、意味のないことだと思っています。

期待していたってしょうがない。自分に期待なんかしている暇はない。

凡人であることを自覚したら、今度はさっさと行動に移すのみです。

その後また同じように「待っているだけ」の状態が続けば、また僕は「変わらないままの人生」を行くだけになってしまうでしょう。

行動に移して自分の周りの環境を変えたら、今度は新しい経験をたくさんしないと成長が止まってしまいます。

「行動に移すこと」はあくまで「ただの一手目」でしかなく、その後試行錯誤や失敗、成功体験を繰り返さないと成長しないのは、僕が一番よくわかっています。

経験をしないと、人に伝えることはできないと思うからです。

僕は少しずつではありますが、人生を、環境を変えようと、もがき苦しんでいます笑。

人それぞれのリスク許容度があると思いますので、僕は僕のペースとタイミングで(ただしゆっくりではなく)微々たる変化を実行していきます。

その些細な変化をブログに書いていくのが、今はとても楽しいです。

いつか「あ、こうやってすずきって変わっていったんだね」と思ってもらえれば、このブログも意味があるのかなと思っています。

以前は「思い込みという名の鎖」でがんじがらめになっていましたが、今はもう新しい環境への期待と変化へのワクワクが増してきていますね。

まだ時間はかかると思いますが、今の職場では新たな経験はできないという変わらない事実があります。

むしろすずきが挑戦し、失敗して行く姿を見せるのが、このブログの本当の意味だとすら思っています笑。

凡人でも継続し、挑戦し、変わってゆける。

意識を変えたり信じたりすることで終わりにせず、「実際にやってみた」と言えるよう、行動して学んでいきたいと思います。

無意味に「自分ならできる」と期待せずに、実際に行動に移して試行錯誤することで自信をつけて変わってゆこう。

おわりに

なんども言いますが、僕は「凡人」です。

若干のストイックさを垣間見せていますが、継続していることはどれも無理してやっているものではありません。

毎回楽しくて仕方ないと言ったらさすがに嘘と言いますか、ブログを書くのもツラい時はありますし、ダンスやランニングをするのも「めんどくさいな…」と思うこともあります。

毎度投資のポートフォリオを組むのも時間がかかりますし、食生活だって贅沢するときはあります。

しかし総合的に見てみますと「自分にはこれだ!」と思うものを続けていますし、そういう意味では以前の「凡人中の凡人」からは数㎝だけでも前に飛び出た気がします笑。

特別なことは何もしていないはずなのですが、思い返してみますと無駄な時間を過ごさなくなりましたし、いろんなところにお金も使うようになりました。

間違いなく僕の中で「変化」が起こっており、「真の凡人」として歩めてきた1年間だったと思います。(なんだそれ)

「夢をかなえるゾウ」は、今の僕が読んだからこそ意味のあった本だったのかなとも思っています。

これも巡り合わせですね。

凡人らしく、ただし同じスポットから身動きしないような人生にはせずに、新たな冒険を求めていこうと思います。

それではまた!

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