こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、知床半島に旅をしに行ってきました。
春先あたりからずっと計画(行きたいと思っていただけ)していたのですが、
そう思って飛び込むことにしました。
後日「知床ひとり旅のオススメコース」としてまた記事を載せます。
僕が大自然の中に飛び込んでみて感じたことを、お伝えしていきます。
大自然に飛び込むようになったきっかけ
実は僕は、旅や旅行が非常に苦手でした。
- お金を使ってしまうこと
- 計画を立てるのが面倒なこと
など、デメリットばかりに焦点を当てていました。
それ以上に得られるメリットや経験には見向きもせず、
と、貧乏(欠乏)マインドが働いていました。
その考え方が変わったきっかけとなったのは、皮肉にも「コロナ」でした。
神奈川県内の三渓園に歩いて行った時に、「自然の美しさ」に心を奪われてしまったのです。
コロナ禍で外出が規制されていたため、その鬱憤を晴らすために歩き回ることが多くなっていました。
旅や旅行はキライだったのですが、どうしても「どこかに行きたい」という欲求はあったようです笑。
そこから「県内/都内」の庭園や自然公園をめぐる中で、やはり日帰りに対する物足りなさを感じるようになってきました。
そう思い始めてから、だんだんと距離を伸ばすようになりました。
すると地方の魅力にさらに惹かれ、いろんなところに行きたいと思うようになったのです。
いろんな地方に出向くことで、
- 事前に何を準備し、
- 旅行の最中には何に気をつければいいのか
を、経験を通して学ぶようにもなり、徐々に旅に対する抵抗もなくなってきました。
いつだったか新宿御苑に行った際に、インフォメーションセンターで「国立公園を紹介するブース」があったため、そこで知床のことを知りました。
何かに追われるような気持ちもあり、夏季休暇を使って行くことに決めました。
- 女満別空港行きの手配
- 北こぶしリゾートの宿泊予約
を大慌てで済ませたのです笑。
いつも旅行まではドキドキしてしまいますが、それと同時にワクワクしている自分がいることに気づきました。
この抑えることのできない感情。
これを求めて、僕は頻繁に出かけるようになったのでした。
大自然に飛び込む理由
コロナ禍で溜まっていたストレスから解放された僕は、自分の人生をかけていろんなところに行きたいと思うようになりました。
できる限り世界のいろんな場所を見てから、最期を遂げたいと思ったのです。
その障壁となったのは、
- めんどくささ
- お金を使う後ろめたさ
でしたが、それを凌駕するほど、
と思い始めました。
様々な幸運が重なり、お金に対するマインドブロック(貯めたいと思う気持ち)が外れてからというもの、
と思い「お金を使う力」が、少しずつバグり始めたのでした笑。
たとえ、
と言われようとも、僕はこれからも大自然の美しさを感じるために旅をしていくと思います。
今まで全くと言っていいほど、使っていませんでしたしね笑。
そして今回知床に来ても、やはり感動の連続でした。
このブログで「人生は一度きりしかない」と散々言っていますが笑、こうした絶景を求めて旅行をすればするほど、
と思いました。
- 世界を知るため
- 人生の限られた時間を有意義に使うため
僕はまた時間を見つけては、世界をこの目で見ようと、旅をしに行くのです。
大自然を前にすれば自分はちっぽけ
限られた時間の中で「感動できる大自然」を見に行くということは、なんとなく聞こえがいいのですが、
と言われればそれまでであり、以前の僕のように「ムダで面倒」だと感じて終わりとなってしまいます。
その考え方は決して悪いことではないですし、大自然を見ることが正義というわけではありません。
ただ、僕がなぜ大自然に飛び込むかといえば、
と思うようになったからです。
何百年も前からそこにある大自然。
それを目の前にすれば、僕らの人生はあっという間だということに気づかされます。
逆にいえば、僕たちはこの短期間で自然を破壊し、自分たちの都合の良い生活圏を作り上げてきたともとれます。
街に住まわせてもらっておきながら文句を言うわけではありませんが、短期的に築き上げられてきた生活圏にいるからこそ、昔からずっと残っているものを見てみたくなるものです。
皮肉なことですけどね。
大自然を感じることは、自分の「生」と向き合うことだと思っています。
そう思えるのは、自分より偉大で壮大なものと出会った時です。
とはいえ、「だから人生を棒に振ってもいい」というわけではありません。
大切なのは、自然の中で生き抜いている動物たちを見習って、自分も精一杯生き抜こうと思うことです。
動物たちは本能で「生」を感じていますし、他のことを考える余裕もありません。
しかし僕らは、「生きる」という当たり前のことと真剣に向き合う時間がなく、もっと他のことに思いを巡らせることができてしまう日常にいます。
たまにこうして「生」だけと真剣に向き合う時間を設けることで、自分の人生について考えることができます。
大自然を前に人が感動するのは、何かしら「心が動くから」です。
以前の僕のように「意味なんてない」と思わず、みなさんもぜひ自然を求めて旅行してみてくださいね。
おわりに
「鋼の錬金術師」という漫画で、こんなセリフがあります。
一は全、全は一。
全ての生き物から成り立つ世界ですが、その世界を成り立たせているものもまた、僕ら人間を含めた個々の生き物たちです。
全ては繋がっており、それぞれが意味を成しています。
僕は自分が、世界と切り離された存在であると思っていました。
しかしそれは自己中心的な考えでしたし、世界が様々な要素から成り立っていることを理解できていませんでした。
自分の知らない場所で生き続けている世界を知ること。
それは義務でも何でもありませんが、生きていく上でとても大切なことだと思っています。
他を思うようになり、1つ1つの存在を大切にするようになるからです。
だから僕はまた旅を続け、新しい出会いや経験をしていくのだと思います。
みなさんも感動を求めて、旅をしてみてはいかがですか。
それではまた!
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