こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
Stay hungry. Stay foolish.
Steve Jobs
「ハングリーであれ。愚かであれ。」
これはスティーブ・ジョブズの有名な言葉ですね。
僕は「ストイック」という言葉が好きですし、一所懸命努力することが報われるかどうかは別にしても、精神を鍛えたり研ぎ澄まさせたりすることが好きです。
僕は「精神的なハングリーさ」を大切にしている一方で、実際に「空腹になること」も大切にするようになりました。
今日は、最近個人的に注目している「空腹」について書いていきます。
実際に「空腹」になってみること
最近では、忘年会などが普通に行えるようになったこともあってか、僕もお酒を飲んだり飲み食いしたりする機会が増えてきました。
いわゆる「飲み会」はなくなりましたが、やはりどうしても食べてしまうことが多く、
と悩んでいました。
そこで夕飯に多く食べてしまった時に、朝から昼までご飯を抜いてみることにしました。
巷(ちまた)では「オートファジー」(16時間断食)が流行っていますが、僕は普段は行なっていませんので、ちょっとした「真似ごと」のレベルです。
夕飯を「お腹いっぱい手前」くらい食べてしまいますと、普段とは明らかに摂取しているものや量が多くなってきます。
次の日の朝は何も食べず水だけを飲むようにし、お昼くらいまでじっと待つようにしてみました。
するとしても、
「少しお腹が減ってきたら何かつまむ」
という程度です。
すると当然のことながら、「お腹が空く」状態になります。
(実は普段から、夕飯から朝ごはんまで12時間ほど何も口にしない状態が、自然とルーティンとして入っています)
以前の僕は、お腹が空いている時はイライラしてしまい、
と思っていました。
節制(摂生)を始めてから「足るを知る」ようになり、空腹の時間が長くなっても耐えられるようになりました。
もちろん「オートファジーガチ勢(16時間)」ではありません。
しかし、
と思ってから我慢するようにしてからというもの、自分を鍛えているような感覚が身につきました。
空腹時に「脂肪を燃やしている感覚」もありますが、それ以上に自分が「空腹に耐えている」という精神的に修行している感覚がでてきました笑。
こう思っていたときは、自分の欲望のままに生きていました。
今は自分なりに「空腹/飢餓」状態を作っては、自分の精神を鍛えるようにしています。
空腹をコントロールする
実際に「空腹時間を作ること」は健康に良いとされていますが、僕は違う観点で意図的に「飢餓状態」になるようになりました。
「飢餓状態」を作ることで「飢餓状態時の感情」をコントロールするようにしたのです。
と、客観視することができたらシメたものです。
今までの僕は、
という状態でした。
実際友人にも、
と、よく公言していたものです。
- 会議が長引いたり
- 生徒対応に追われていたり
しますと、お昼を定刻に食べられないことがあり、その時はご飯のことで頭がいっぱいになっていました。
話にも仕事にも集中することができずに、イライラして悪循環に陥ってしまったのです。
しかし普段から「ハングリー」な状態を作るようになってから、簡単に言えば「慣れ」るようになりました。
少ないエネルギーでも、「持続した生活」を送ることができるようになったのです。
仕事中に飢餓状態になってもイライラすることはなくなり、「空腹である」ということに目がいかなくもなりました。
これは「革命」でした。
むしろ自分の飢餓状態を「客観視」できるようになったことで、自分の好きなタイミングで多少のエネルギーを摂取するようになったのです。
ある時は昼食をスキップした日もありましたが、それ自体に気づかなかったことすらありました。
こうして「空腹」をコントロールするために、普段から飢餓状態に慣れていくこと。
これが「精神的な安定」に繋がったのですね。
精神的な安定に繋げる
「飢餓状態」は、少なくとも以前の僕にとって「感情に直結するもの」でした。
- お腹が減れば怒り
- 満腹になれば幸せ
というものでしたからね。
「食生活改善」を図ってから「糖質」(炭水化物やジュース)を摂取しなくなったことも手伝い、昼夜に「ドカ食い」をしなくなったことがいいスタートとなりました。
少しずつ安定して「細く長く」エネルギーを使えるようになりますと、今までのエネルギーのアップダウンの激しさがなくなってきます。
当然、「血糖値スパイク」と呼ばれる血糖値の乱高下もなくなり、
- 急激にダルくなったり
- 午後の授業で眠くなったり
することが極端に減りました。
心と体が表裏一体であるように、空腹のコントロールができるようになりますと、体の反応や感情も合わせてコントロールできるようになります。
食生活改善と合わせて、最近ではこの「空腹な時間」を感じるようになってからは、精神的に安定するだけでなく、
と思うことができ、体を鍛えたりランニングしたりする時に「調子のいい状態」で練習に入ることができるようになりました。
「極限状態」とまでは言いませんが、ハングリーな状態で行う時の運動ほどパフォーマンスがいいものです。
お腹にご飯が溜まっていますと、基本的には動きづらいですからね。
すると「修行している/鍛えている」という感覚になり、完全燃焼することもできて爽快感が増しました。
以前よりも顔つきが「シュッ」となり、「いつでも動ける状態」になりました。
と思ってしまうような感情の起伏がなだらかになることで、以前よりも精神的に安定したのですね。
もし「〇〇時間断食」をされる方は、指南書に従ってやったほうがよいでしょう。
僕は運動するためのエネルギーも必要ですので、また違うのかと思います。
それぞれに合った方法で、「飢餓状態」をコントロールしてみてくださいね。
おわりに
「飢餓状態」は最近注目されており、基本的には「健康促進のため」としてあげられている方法です。
僕は自分なりに、「飢餓状態」を積極的に設けてみました。
パフォーマンスがあがり、体も軽くなりました。
以前は糖質制限をやりすぎて「激やせ」してしまいましたが、今では友人たちからのアドバイスもあり、積極的に「食べる」ようにもしています。
自分の体のことは、自分が一番わかっているようにしたいところですよね。
飢餓状態になった時に自分は何をどう感じているのか。
ここに注目してみるだけでも、だいぶ生活が変わると思います。
ただ、やりすぎには注意しましょうね笑。
それではまた!
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