こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
大好きな漫画ワンピースを読んでいますと、仲間たちの出航の場面があり、その「別れ」にいつも涙してしまいます。
以前にも、「別れ」については記事を書きました。
僕も今まさに彼らのように旅をしていますので、出航の場面がまるで自分のことのように思えてきます。
この旅の中でもいくつかの出会いと別れを経験しました。
海外で会う人はみんないつも、僕の旅の無事を祈ってくれます。
今日は「僕の船出」について書いていきます。
初めての旅立ち
旅立ちとは、決して「遠いところに行くこと」だけではありません。
長く勤めた職場を離れることだってありますし、国内の住み慣れた街から少し離れたところに引っ越すだけのこともあります。
ただ今回の僕の旅は、一味違ったと思います。
- 精神的にも
- 物理的にも
家族や友人たちと、かなり離れることになったからです。
それも長期的に。
漫画ワンピースでは、
- 連絡など取れない中
- 一生再会することがないかもしれない中
彼らは若いながらも、志を持って海へと旅立ちます。
その心意気に胸打たれ、僕も旅を始めたと言っても過言ではありません。(ホント?笑)
僕にとっても、海外に一人で出ることは「大きな冒険」のようでした。
しかし多くの日本人がすでに海外に飛び出して(あるいは生活までして)いるように、僕が今さら海外に飛び出したところで、別段何も不思議なことはありません。
僕もなかなかの歳ですが笑、それでもドキドキしましたし、次の都市に向かうたびにワクワクしています。
初めての旅立ちに緊張や不安も覚えましたが、
と思っていましたので後悔もありませんし、必ず一生モノになると思っています。
僕の旅立ちの場合は、
と言って、少しだけ滞在していた実家を飛び出しただけでした笑。
ただその前には、大切な仲間や同僚、友人たちから送別会を開いていただき、涙を流しながら別れたものです。
僕にとっては、大きな大きな旅立ち。
今ですら、日本に帰る日を想像するだけでも胸が熱くなるくらい、すでに貴重な経験と、そして今まで経験したことのない寂しさや勇気、仲間との思い出を得ることができています。
それぞれの大切なものを置いてくること
漫画ワンピースでは、主人公のルフィの仲間になるキャラクターたちが、自分たちが長く暮らしていた村や町から旅立っていきます。
毎回感動もあったり笑いもあったりなのですが、実際に自分が旅立ちますと、より一層彼らと自分を重ね合わせるようになります。
彼らにとって家族や仲間は大切なものであり、それを置いてきてまでも冒険に出ていく姿に「男のロマン」を感じます笑。(全員が全員ではないですが)
僕にも、日本に大切な家族や友人がたくさんいます。
彼らと毎日を過ごせたからこそ、僕の日本のイメージはとびきりいいものであり、毎日のように日本を思い出しながら旅をしています。
それゆえに、逆にあまり遠くに感じていないのですけれどね笑。
さて、そんな大切なものを置いてでも旅に出ること。
その道を選んだのは、
と、僕が思ったからでした。
それと同時に、
ということにも気づきました。
僕自身もそうであったように、身近にある慣れ親しんだ「大切なもの」は、誰もが手放したくないものです。
しかし今回それを手放したことで、新たな環境に飛び込むことができたこと。
これがまず大きな経験となりました。
そして、海外に出なければ会うことのできなかった人々と出会えたこと。
この奇跡を経験できたことで、僕は日本を飛び出したことを、全くと言っていいほど後悔しなくなりました。
人間誰しも「リスクを取るべきタイミング」が必ずあります。
大切なものを置いて、冒険に飛び出して行ったルフィ率いる麦わらの一味も、冒険を進めていく中で泣き、笑い、時にツラい経験をしながらも前に進んでいました。
それは大切なものを置いてきたからこそ。
僕の船出は「出る前」こそ不安でしたが、飛び出してしまえばもっと素晴らしい人や景色が広がっていたことに気づかされました。
と、今改めて肌で感じている毎日です。
長い年月をかけてみよう
「僕の旅」なんて高が知れていまして、一年というスパンも大体の長さであり、このままいけばもしかしたら早く世界を回り切ってしまうかもしれません。
とはいえそれでもすでに2ヶ月が経過して、感じたことのない気持ちを感じている毎日となりました。
それだけでも、なかなか貴重な経験ですよね。
時と場合によりますが、僕の場合は初の長期海外滞在ですので、
そう感じてはいました。
僕にとっては数ヶ月単位で回ることができれば、自分の中で「長期滞在」の認定が降りると思っています笑。
長期間をかけて回ることがなぜ目的となるのか。
ワンピースでは、彼ら仲間同士が散り散りなってしまう期間があります。
彼らは、
と言って約束の地に舞い戻ってきます。
その後彼らは、それぞれが「ものすごい力」をつけて集合するのです。
去年、僕が長い時間をかけて文法の指導をしたり、いろんな人に会いに行ったりしたように、何かを積み上げてゆくには、回数や時間、要は「量」が必要な時があります。
だからこそ感慨深くなるのであり、時間をかければ得られるものは全く異なります。
僕にとっては、
「日本から海外に行って、帰って来てはまた行く」
という選択をすることはできませんでした。
そう思ったからです。
そのほうが経験がより濃厚なものとなり、自分が出航した場所に戻るときに大きなものを引っ提げて帰ってくることができますからね。
だから多少なりとも「長い時間をかけたい」と思ったのです。
これは正解だったと思います。
- 大切な人たちを思いながらも
- 新たな環境や人たちと出会っていく
この経験ができていますからね。
寂しい気持ちもありますが、一方で同時に新たなものを感じることができるからこそ、長く旅を続けるのだと思います。
おわりに
旅立ってから2ヶ月が経ちました。
旅立つ前は、こんな旅になるなんて想像できませんでした。
何があるかわからない旅。
貴重な経験を多くしてゆくためにも、僕は長く旅を続けていきますね。
それではまた!
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