自分のいい按配で仕事できるかどうかがカギ【利益度外視で生きる?】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、生徒さん何人かとお話ししました。

これからのビジネスは?
どういう気持ちで仕事をしているの?

と聞かれましたが、僕の気持ちはブレることなく、

淡々と「人のためになること」をやっていくことだ

と思っています。

自分が生きていくために稼ぐことは大事ですし、家族を養っている方はお金が必要になるのは当然のことでしょう。

では、今の僕はどんな気持ちで働いているのか。

改めて書いていきます。

誰かのために生きること。そして自分がやりたいこと、必要とされていることを見極めて仕事をしていこう。

自分がやりたいことか?

僕がやりたかったことといえば、「教育」。

これにつきます。

教えるのが元々好きでしたし、

難解なものを、自分の言葉を使って丁寧に伝え、理解させること

これをずっとしてみたいと思っていました。

人間、誰かに頼られるということはとても嬉しいことですしね。

一時期、

とにかくいろんな仕事を経験してみたい

と思い、「子ども向けの英会話」にも挑戦したことがありました。

この「子ども向けの事業」とはとても人気があり、現在住んでいる場所でやれば、いろんなお母さん方にもヒットするのではないかと思っています。

一方で、

あれ?僕がやりたいのってキッズ向けの英会話だったっけ?

と思ってしまったのです。

僕自身、中高の英語教師の免許は持っていても、

  • 小学校教育免許
  • 幼児や保育の知識や経験

があるわけではありません。

教育学部でしたので、人よりは精通しているほうかもしれませんが、

だからと言って、他人の要求を無理に飲んでまで、やることでもないよなぁ

そう結論づけました。

みなさんが日々行なっている仕事というのもまた、僕の考え方と同じと言ってよいでしょう。

  • 強み
  • できること
  • やりたいこと

は仕事の前提にあって、あとは自分の裁量権があるかどうかということ。

誰かに言われてやる仕事なんて、仕事ではありません。

自分が本当にやりたいことで、かつやっていて満足度が高いことなのかどうか。

ここを突き詰めておくことですね。

自分の仕事は、自分のやりたいものだろうか。ここがブレたまま仕事をしていると、ストレスは溜まるしいいパフォーマンスもできない。

人から必要とされていることか?

さて、自分がやりたいことであっても、「それが求められているかどうか」もまた大事なことです。

先ほど述べた通り、

子ども向けの英語はニーズがある

というのは、市場主義的な発想に立てばやるに越したことはありません。

ただ、僕にはそのノウハウもなければ、それが「やりたいこと」というわけでもありません。(子どもを応援したい気持ちはあるが)

去年、個人事業を始めた当初の僕は、

とにかくお金を稼がなければ!

と思い、

  • 多くの人を呼んで
  • 自分のやりたいようにやる

という気持ちが、先行しすぎていました。

そうしますと、

せいじ、それは求めていないよ

と言われるのは明らかなことでして、「やりたいこと」に次いで「需要があるかどうか」もポイントだということを知りました。

もちろん、このご時世では「いろんなニーズ」があって、

  • 横にいてくれるだけでいい
  • 話を聞いてくれるだけでもいい

といった、

それ、本当に仕事になるの?!

というものまで、仕事は多種多様に溢れています。

僕の場合は「教育」というところにフォーカスが当てられてはいますが、”需要があるからこそ” 英語で教えたり、一緒になって学んだりしています。

「お金」とは、

これをしてほしい

というニーズに応えた結果、ついてくるものだということです。

当然、もっとマーケティングを知り尽くしている人からすれば、

せいじの考え方は甘い

と言われることでしょう。

でも多くのお店が、できては潰れているじゃないですか。

それは「ニーズがない」からです。

あるいは立地だったり、時代だったりの影響もあるのかもしれません。

僕らも飲食店を探すときに、毎度同じところに行くことはありませんよね。

そうした好みや気持ちの「違い」などもありますから、

その中でも続いているということは、それだけまだニーズがある

と言えるのだということ。

それをどうしても広げたいのであれば、僕も会社を作ったりチームでやったりするなどすると思いますが、一年間やってみて分かったことは、

利益を求めてやっているわけではない

ということでした。

生きていくためにお金は必要ですが、そこを見誤りますと、初年度の僕のような状態になってしまいます。

ニーズがあるかどうかはその都度判断でいいですが、ないものが自然と消えてゆくこともまた事実。

しっかりと、他者の問題解決に寄り添えるようにするのです。

ニーズがなければ稼げない。かと言って稼ぐことを念頭に置いてしまうと空回りする。この絶妙なバランス感覚の中で、人のために生きていこう。

人のために生きられているか

先述した「お金の話」は、僕にとって大きなポイントでした。

この事業を始めた当初は、本当に「稼ぐこと」だけにフォーカスしていたからです。

これらの意見には賛否がありますし、僕自身の中でも、

稼がなくてもいいということにはならないし、かと言ってお金を意識しすぎてもよろしくない

と、なんとも悩ましいことだということは、理解しているつもりです。

しかし先日、生徒さんと話していますと、

先生のように「他者貢献する」という発想は、今まで持ってこなかった

と言われたことが、また僕に何かを気づかさせてくれました。

なるほど。

僕も「自分本位」でしたからね。

いかに自分の幸せを掴むために、誰にもお金を渡さずに生きていけるか

このことばかりを考えていましたから。

これが逆に、僕を不幸にしてしまうんですけどね。

人のために生きていますと、自然とお金も入るようになってきます。

今の僕は億万長者じゃありませんので、説得力に欠けますけど笑。

それでも、

また自分がいただいたお金を、誰かの何かのために使えたらなぁ

と考えていますと、自分が幸せになるだけでなく、人からまた感謝されるようになります。

「現金/報酬」という形ではなくても、お土産や食べ物をいただくこともあります。

いやいや要らんよ笑

というスタンスを持っていますと、さらにまた周りも放っておかなくなるのです。

こうした好循環が、僕の人生にとって大事なことだということがわかりました。

  1. 利益も大事だけれど
  2. そもそも誰かの役に立とうとしているか

ここの「軸」をいつも忘れずにいること。

そうやって続けている自分の事業が、2年目ともなると安定してくるのですから不思議なものです。

生きていくのに大金は必要ありません。

家族ができたらまた考え方は変わりますが、やることは変わらないのかなとも思っています。

いずれにせよ、いつでも「軸」に立ち返ることですね。

人のために生きていると、何かとバックがもらえるようになる。それをまた誰かのために使えるようにしていこう。

おわりに

自分の仕事について考えることは、とても大事なことです。

僕も先生をやっていた時は、

本当にこれでいいのだろうか?

と自問自答したものでした。

今でも学校の先生という職業は素晴らしいと思っていますし、続けて良かったなと思っています。(でなければ9年続けませんしね)

ただ、変化をしていくこともまた大切なことです。

自分が納得できるよう、そして人のために生きていきましょう。

それではまた!

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