こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
2023年の4月末から急遽始めた、この世界の旅。
今日を持っていよいよ成田空港に戻ってきました。
もっと感慨深いものがあるのかなと思っていたのですが、意外とあっさりとしていて、
と思っています。
何はともあれ、「無事に帰国できた」ということが何よりのお土産であり、命あって帰ってきたことには心底驚いています笑。(おい)
今日はそんな僕の「旅の終わり」について書いていきます。
長いかどうかではなく満足できたかどうか
僕が旅を始めた当初は、何の目的もプランもなくて、
という程度でした。
1年というのもなんとなくの期間であり、早ければそれはそれでいいと思っていました。
結果的には、240日間(8ヶ月)という歳月をかけて41ヶ国を周遊することができました。
数にはこだわっていませんので、「結果的にそうなった」というだけのことでした。
終わったから言えることですが、
というのが印象です笑。
ここまでの8ヶ月が怒涛すぎたこともあってか、なぜかそう思ったのです。
また、
と思っている自分がいることにも驚きました。
日本が恋しかったはずなのに、いざ帰ってきてみるとこれだから呆れたものですよね笑。
ただ、短いとは感じたものの、それと同時に、
とも感じていました。
自分の中で、ある程度世界を見て回ったと感じましたし、十分(いやそれ以上に)見たいものが見られたからです。
使った額も200万円以上ですから、一生に一度の贅沢だと言っても過言ではないでしょう。
旅に限らず、自分の本心に従わない形でやることほど、ムダな時間はありませんよね。
学校の先生(公務員)を辞めてこうして旅を始めたことは、僕の人生を大きく変えることとなりました。
不満を抱えながらやっていた学校の先生よりも、自由に自分の見たい景色を見て回っていた時間のほうが、
と感じました。
僕はこの旅を通して、十分満足しました。
また世界を周遊したくなったら、するのだろうと思っています。
もう、僕を縛るものはないのですから。
日本に違和感を覚えるようになったこと
先に言いますが、決して悪い意味で「日本に違和感がある」と思っているわけではありません。
ただ、ずっと英語をしゃべりつつ、うまく意思疎通ができなかったこともあったこの旅を終えて、まずホノルルから日本に飛んだ時、
と感動しました笑。
お分かりの通り、ひとたび日本を離れてしまいますと、日本語の通じるところなんて一切ありません。
いかに日本が小さい島国なのかを、実感する日々でした。
つまり、
- 日本人だけで
- 日本語が通じて
- お互いに行間が読める
ということが、本当に奇跡なのです。
だからこそ、
と思ったことは否めませんでした。
もちろん、
と言うつもりなんてサラサラありませんが、やはり日本にいるだけでは視野が狭いままになってしまうとは感じましたね。
日本はあくまで、世界中の国々の一国でしかないということ。
これは外に出て初めてわかることであり、他国の人とコミュニケーションをとって初めて、
と、唐突に理解できたのです。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、そうなってくると視野が広がり、
と、グッと世界を近くに感じるようになります。
今後、僕が日本の生活に戻ってどのように感じるのかもまた見ものですが笑、少なくとも帰ってきた直後は、
「日本とはどこかの国(=ただコミュニケーションが一番取れる)」
という変な感覚が続くことでしょう。
留学をした人は同じような感覚を持ったことがあるのかもしれません。
帰ってきてまた違うように見える世界。
この感覚は、外に出たからこそ感じられるものなのですね。
僕がみんなに伝えたいこと
もったいぶらずに言えば、
- 世界は美しく
- 人々は美しく
- 人生は美しい
という、抽象的ながらもシンプルなことでした。
日本を出る前は、やたらと引き止めにあったり笑、海外の危険度ばかりを伝えられたものでしたが、僕にとってはあまり危険度を感じることのない旅となりました。
ラッキーだったこともありますけれど、意図的に危ない地域には行きませんでしたし、それだけで十分旅を楽しむことができました。
その中で感じたこと。
それが世界の美しさであり、人々の美しさでした。
と、誇りを持ってお伝えすることができますが、世界にも美しい場所はたくさんありました。
日本人も極めて優秀な民族だと思っていながらも、日本人にはない気質を持ち合わせた、魅力的な人々ともたくさん出会えました。
何の目的もなく飛び出たはずなのに、目に入ってくる世界は鮮やかで、今まで自分がいかに無知なのかを知りました。
「世界を怖がり過ぎだ」という記事も書きましたが、世界に出たことがなければ、一生「世界とは何か」を知ることもないままなのだなと感じましたね。
そうです。
以前の僕ですね笑。
本当は世界って美しくて、人々って温かい。
そして何より、本当の意味での「自由」を得て世界を回っていた時間が、かけがえのない時間であり、美しい瞬間でした。
何も日本人の働き方を否定しているわけではありませんが、
そう思うのです。
寝て起きて、街を散策したり大自然の中をトレッキングしたり。
ホステルで他愛のない会話から真剣な話まで、いろんな背景を持つ人々と話したり。
こんな時間、今まで取れたことなんてありませんでした。
別にただのんびりしていたわけではなくて、
- 自分で行き先を決めて
- その場でいろんな手続きをして
そうやって見たこともない世界や景色を見に行っている自分の人生、つまりこの8ヶ月が、いかに僕の人生の中で美しい瞬間だったのかということを、実感したのでした。
僕らが思っている以上に、世界は広く美しくて、人は温かくて優しい。
人生はもっと輝いたものにできるし、本当はもっと透き通っていて美しい。
そんな「美しさ」を感じたこの旅。
いろんな人が世界一周の旅をしてきたと思いますが、やはり自分自身でやってみることが、一番の経験となります。
今まで知ろうともしなかった世界の美しさ。
僕はこの旅をして、本当に良かったと思っています。
おわりに
長かった旅も、みなさんのおかげでこうして終わらせることができました。
難しいことや大変なこともありましたけれど、結果的にやって良かったと思っています。
自分の気持ちや感じたことを、ブログや動画でお伝えできたこともまた、良い経験となりました。
さて、日本に来てからもやることは盛りだくさん。
今まで応援していただきありがとうございました。
また今後も精一杯生きて、人生を美しいものにしていきたいと思います。
それではまた!
コメント