こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、夜行バスでギリシャからアルバニアへと向かった時に、11歳の男の子と話すことになりました。
と僕の動画編集に食いついてきた男の子は、頑張って英語を話してくれました。
他にも何ヶ国語か話せる彼と意気投合し、
と伝えました。
今日は、いつまで経ってもどこに行っても「先生」が抜けない僕について笑、書いていきます。
教え子からの電話
クアラルンプールにいた時も、ダンス部で教えていた教え子たちから電話がきましたし、オーストラリアのメルボルンでも電話をしました笑。
先日もアルバニアのバスの中で彼女たちとLINEで話していますと、本当に元気が出たものです。
教師をやっていた時もそうでしたが、どうしても、
と思ってしまうのです。
それは何より、彼らからエネルギーをもらいたいという気持ちもがあったからでした。
一方で、彼ら生徒たちも「先生たちの力」を欲してくれており、僕ら大人たちから学んでいることもたくさんあると思っています。
そういった意味では、お互いに欲しているものがあって、僕は彼らから元気をもらっているだけではなく、彼らに夢や希望も与えているということに気がつくことができました。
電話をしただけでもかなり力をもらえましたし、彼女たちの顔や懐かしの学校の風景を見て、僕も頑張らなければと思いました。
彼女たちも、
と言ってくれましたので、これほど嬉しいことはありませんよね。
「電話」というたった数分だけのやり取り。
それでも彼らの、
- 若い力
- 頑張る姿
に僕はいつも感動させられています。
旅の途中でも、あるいは旅から帰ってきても、僕はこうしてずっと教育から離れることはなく、いつまでも彼らの未来を願っては、歩き続けていくのだと思っています。
大人たちができること
僕ら大人たちができることと言えば、子どもたちの未来を信じてあげることだと思っています。
子どもたちはレールの上を歩かされることに安心感を覚えますが、一方で自分たちで道を切り拓いていかなければならない時もあります。
大人たちのやるべきこととは、彼らを「おんぶに抱っこ」してあげることではなくて、
- 彼らが間違えそうになった時
- 彼らがツラくなってしまった時
に、そばにいて見守ってやることです。
今の僕には、物理的にそれができていません。
だからこそ電話で話した時は、少しでも力になれればなと感じました。
先日、バスで会った男の子に対しても、僕のできたことと言えば、
- 英語で話したり
- 翻訳機を使ってコミュニケーションをしたり
することくらいしかありませんでした。
しかし彼が興味を持ってくれたことに対して、一切バカにすることはなく、丁寧に対応するようにしました。
大人たちは、どこかで若い世代や小さな子どもたちを過小評価してしまう部分があります。
僕ら大人たちにも若かりし頃があったように、彼らにも彼らなりの「苦悩」や「時間の流れ」があります。
僕は教員として現場の最前線にいましたから、彼らの悩みや考えていることが、人よりは多少なりともわかっているつもりです笑。
そう思うものの、「僕ら大人にできること」なんて本当にこれっぽっちもありません。
彼らは彼らの「足」で立ち上がり、一所懸命前に進んでいきます。
彼らに肩を貸してあげたり時にアドバイスをしてあげたりと、「ちょっとしたサポート」をすることができれば、それだけでいいのです。
僕ら大人たちにもそれぞれの悩みがありますし、同じように時間が流れていますからね。
大切なことは、少し経験があるからと言って傲慢にならないこと。
いつでも彼らの目線に合わせて、かつ彼らが一所懸命前に進む姿を見守ってやることです。
海外にいていろんな「若い人たち」と会うことができるそれだけのことで、僕は心が揺さぶられて自分の活力を満たすことができている。
そう思っています。
でも自分が一番頑張る
僕は先生でもありますし、10代や20代の子たちを目の前にすれば、「大人」としてちょっとだけ偉そうにすることができます笑。
先生になりたての時はまだ若かったこともあって、
- 自分はそんなに頑張らない割に
- 一丁前に意見だけはベラベラとしゃべる
という「典型的なイヤなやつ」でした笑。
謙虚になることもできていませんでしたし、何かと若い人たちの頑張りを認めることができていませんでした。
それは何より、
と勘違いしていたからだと思っています。
大人になったって、頑張っているからこそ彼ら若い世代の頑張りが理解できるものなのです。
だから今僕ができる最大限のことは、
そう思っています。
僕が先生をどうしてもやめられなかったのは、君たちが成長していく姿を最後まで見ていたかったからだ。
君たちはこれから苦しいことも辛いことも経験していくだろう。でも僕が信じていることは、君たちの未来は明るいということ。
僕は君たちの前を走っていく。その姿が君たちへの答えになるように。 pic.twitter.com/VgkOB8U1gd— せいじ@世界一周中 (@seiz_suzuki) March 2, 2023
僕が前を走るからこそ(本当に前なのかどうかはわかりませんが笑)、彼らも頑張ろうと思ってくれている。
僕が若い世代よりどんなに年上でも、模索してもがきながら進んでいる姿に、彼らは共感して応援してくれるのです。
僕は僕で、「必死に今を生きること」が僕なりの「応援」の仕方なのですね。
と笑。
若かった頃の「イキリ方」もまた僕らしいと言いますか笑、当時はまだ未熟でしたので仕方のないことです。
それから「自分の頑張る姿勢」こそが、彼らにとっても励みになるのだとわかりました。
そうしますと、彼らも僕のことを応援してくれるという「良い循環」が流れて始めまして、僕自身もまた頑張ろうと思うようになります。
若い人と出会うたびに、
- 彼らに敬意を払いながらも
- 同じ立場として一番に頑張る
このことを忘れずに、これからも一所懸命、若い子たちに負けないように進んでいこうと思っています。
おわりに
以前の教え子や、旅の中で出会う新たな若い子たち。
彼らの将来は明るく、本当に輝いています。
いつか彼らが大人になった時にも、胸を張っていられるように、僕も前に進み続けなければなりませんよね。
こうして歩き続けている自分こそが誇らしいですし、そのおかげで自信を持って彼らと話すことができます。
いつになっても立場は一緒です。
まだまだ走り続けていきましょう。
それではまた!
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