こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
週末にサ活がなければ、大体は旅をする計画を立てており、今週末もいつも通り早々に遠出する予定でした。
しかし再びコロナが流行ってしまい、残念ながら、
- 新幹線
- 宿泊先
が、ともにキャンセルとなりました。
非常に残念ではありましたが、そこは好転術を心得ている男、すずき。
早速「メンタルの安定」を保てるように、軌道修正をしました。
今日はそんな「急にキャンセル」することから学んだことをお伝えしていきます。
先の楽しみにとっておく
急遽、コロナによって遠出するという選択肢が断たれたわけですが、意外にも「くそぅっ!」とは思いませんでした。
またいつかくるであろう土日や連休のために、この楽しみを取っておけばよいと思ったからです。
以前も千葉の鋸山に行った際に、同じような気持ちになったことを覚えています。
今回は泣く泣く予定をキャンセルしたとはいえ、「いいや。また次回の楽しみに取っておこう!」と思うことができました。
行きたいところに行く機会は、今後もまだまだたくさんありますからね。
ここであまりに急ぎすぎて、
「コロナ禍に行くんじゃなかった。心から楽しめなかったな…」
と変に後悔するよりは、今回はキャンセルして延期することによって、また次行く機会に思う存分楽しめればいいのかなとも思いました。
振り返ってみますと、やはり自分の意志に反する行動というものは、なかなか気が向かないものです。
- 「感染状況がこんな中、遠出するのはよくないかな…」
- 「先生という立場上、何かあった時に後ろめたいな…」
- 「みんなに話をする時に、引かれながら聞かれてもイヤだな…」
と、とにかくあまり気乗りはしませんでした笑。
こういう時は、やめておいたほうがよいです。
なぜなら、本当の意味で楽しむことができないからです。
何事においても、後ろめたさがある中でやることほど、全力でできないものはありません。
やるなら正々堂々と。
「また次にできる機会が増えた」と思うことができれば、無理に本心に反することをしなくてもよいのです。
すぐに計画を立て直す
ここ数年のコロナ禍によって、
- 計画を立てる。
- ダメになる。
- 仕方がないと諦めて、
- 次の機会をうかがう。
という変化に対する「耐性」がつきました。
確かに今までであれば、立てた計画はよっぽどのことがない限りは倒れませんでした。
それが当たり前であった分、
- 緊急事態宣言
- まん延防止等重点措置
が政府によって発令されるたびに、
- 「なんだよ。またかよ」
- 「もういいよ」
- 「どれだけ自粛させるんだよ」
と不平不満をぶちまけていたものでした。
今は「変化」が当たり前になってきたこともあり、様々な業界で大変な思いをしている方々もいるとは思いますが、僕自身はなんとか我慢して「また次に!」と思えるようになりました。
以前の僕であれば、
- そもそも「旅や旅行」のために重い腰が上がらない。
- 行くとしてもワクワクよりもドキドキ(緊張)が勝る。
- 一大イベント感が否めない。
- もしそれがキャンセルとなってしまったら、「え?!じゃあ次は、いつに行けばいいんだ…」と嘆く。
など、とにかく予定を崩されたことに柔軟に対応することができませんでした。
もう「一世一代の大博打」みたいですよね笑。
しかしこの1年で培ってきた「多動力」を味方に、
- 「感染状況もあれだし、キャンセルも間に合うからやめておこう」
- 「次に行くとしたら『まん防』明けかな」
- 「その分、土日が空いたし、違うことでもしようかな」
とすぐに方向転換することができるようになっていたのです。
しかも「さぁ遠出しよう!」と温めていた、この「熱」というものは、そんなすぐに冷めるものではありません。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますし、1ヶ月後あるいは半年後になろうとも、また「行ける時期」が近づけば、その時に気持ちを再燃させて、心から楽しめばいいのです。
「キャンセルしたらすぐリスケ」
この行動が身についた男に、もう怖いものなんてないのです。
引きずらずに、次へ。
「また次の楽しみに!」と思えるようになったおかげで、様々な面でも効果が現れました。
特に「引きずらなくなったこと」は、ここ最近で大きな収穫だったと思います。
- 感情的になってしまった。
- 人間関係でうまくいかなかった。
- 仕事で失敗をした。
- 予定が狂った。
- 期待以下だった。
と、生きていれば必ず「失敗」や「ダメだったこと」はつきものです。
今回の「予定キャンセル」は自分のミスではなかったからこそ、本来であれば「むしゃくしゃするはず」でした。
「外的要因」によって自分の予定が狂わされたわけですからね。
このやるせなさと言ったら半端ではないはずです。
しかし「柔軟性」が身について怖いものがなくなった僕は、
「あぁ。そういうパターンね。はいはい」
と、軽く流せるようになりました。
一晩でも寝てしまえば、次の日にケロッと忘れていることも多いです笑。
それは「過去」にとらわれず、「今」や「未来」に意識が向いているからでもあると思います。
- 「次はどうしようかな?」
- 「来週は〇〇しよう」
- 「明日の予定は…」
と、キャンセルしたことで悶々とする時間よりも、もっと大切で有意義な時間があると気づいたのです。
このマインドを持っておくだけで、何かが頓挫したときにも、平然と「はい、次!」と思えるようになります。
人生は短いのだから、後悔している暇はないのです。
「先に」「またの機会に」は、ものごとを先延ばしにしているわけではなく、その選択肢を一旦脇に置き、また新たな選択肢を見つける動作をしているのです。
もし手札にカードがなければ、山札からまた新しいカードを引けばいい。
この対処法を覚えてしまうと、ゼロから何かを見つけ出す力が自然と養われていきます。
キャンセルもまた思い出
コロナ禍になって、結婚式が延期に次ぐ延期となった友人も、僕の周りにはたくさんいました。
一方で、それを武勇伝(?)のように語る口調は、どこか「面白い経験をした」と思わせるようなものでもありました。
もちろん、
- そのまま開催に至らなかったり
- 結果的に縮小せざるを得なかったり
と、不本意に終わったと思っている人もいることでしょう。
しかし「それもまたいい思い出」とするように、僕は努めています。
比べることではありませんが、一生に一度の大イベントとは違い、僕個人のちょっとした予定のキャンセルなど、大したことではありません。
- それを話のネタにしてみたり、
- 空いた時間のおかげでできたことに感謝してみたり、
- 次の楽しみまで熱を温め直してあげたり。
自分の都合のいいように解釈することは、いくらでもできます。
いつかまたその予定をこなせるのだと思えるのであれば、それまでゆっくりと別のことに時間を費やせばいいですし、「この前立てた予定が崩れてさ。もう大変だったんだよ」と笑い話にしてしまえばいいのです。
何ごとも経験になりますから。
- みなさんが頑張って予定を空けて、
- 友人や家族と相談して、
- 予定を埋めて、
- その日を楽しみにする。
この過程があったからこそ、計画が倒れた時に感じることがあるはずです。
そもそもその計画自体をしていなければ、残念がることもできなかったでしょう。
「なにその禅問答みたいな屁理屈。結局うまくいかなかったことに変わりはないじゃないか!」
と思う人もいるでしょうが、ダラダラと生きていた僕からすれば、この気持ちはとても新鮮なのです。
うまくいかなかった時に、再び熱くなって「次こそは!」と思えるなんて、スポーツや勉強以外であまり感じたことのない気持ちでしたので笑。
その気持ちもまた、「1つの体験」です。
ぜひ次に繋げていきましょう。
おわりに
この「柔軟性」についての記事は、「行動」を始めてからたくさん書くようになったと感じています。
それくらい「うまくいかないこと」や「失敗」が、立て続けに起こったからです。
ただ徐々にではありますが、
- 耐性
- 忍耐力
- 柔軟性
- ポジティブ
といった能力を、失敗という経験によって得るようになりました。
皮肉にもコロナが、人を柔軟に生きるように仕向けたことも事実です。
こうして1人の男が、「ま、いっか。次、次!」と思えるようになったのですから。
まずは小さくても行動したり、少し先の予定を立ててみたりしましょう。
きっと失敗し、崩れるはずです笑。
ここでの感情はとても大切ですので、大事にして「次に来るその日」まで温めておきましょう。
それではまた!
コメント