こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
僕は今インドにいますが、なんだかんだで都心部である街や都会にも降り立ってきました。
- 韓国
- 台湾
- シンガポール
- オーストラリア
などは日本と遜色なく、とても清潔で発展している印象がありました。
ただ、なぜかそういった中心都市には興味が沸かないという「謎の現象」が幾度となく起こりました笑。
こうしてインドに身を置いていれば、
なんて思うものですが笑、いざ「文明化した場所」に戻ってみますと、
と思って、すぐに別の場所に移動してしまいます笑。
今日はそんな「街を離れる良さ」について書いていきます。
僕の求めているもの
結論から言えば「バランス」なのだと思います。
日本のような「超文明化された場所」にいますと笑、どうしても田舎の暮らしや発展途上国の暮らしに拒否反応が出てきます。
一方で、そんなゆったりとした暮らしが好きな日本人もいますし、そこには一長一短があり、それぞれの好みに分かれると思っています。
僕もインドの過酷な旅に疲れましたが笑、一方でまた都心部に行ってしまったら、すぐに別の「自然あふれる場所」を求めてしまうと思います。
不便な場所にずっといると疲れますが、ある程度の期間は身を置いてみないとわからないこともあります。
その場からちょっとしか経っていないのにすぐに出てしまいますと、その土地の魅力にも気づけませんからね。
しかし、体が慣れていないと疲れも出てきます。
旅は「体/体力が命」ですので、僕にとっては時に焦らずにゆったりとする時間も必要でした。
いろんな場所に行くことが第一の目的ですが、「暮らし」に着目するようになってからは、
と思うようにもなりました。
例えば「世界遺産を巡る旅」にしても、毎回遺産ばかり巡っていては疲れてしまいます。
「宿から歩いて世界遺産」なんてところばかりではありませんしね。
そんな「バランス」を考えながら生活していくこと。
この旅ではその重要さに改めて気付かされたのでした。
都市と自然
日本にいた時も、連休さえあればふと思い立って、
と思ったものでした。
僕がいた神奈川は、田舎と言われている場所ですらすぐに駅にたどり着けますし、何不自由ない生活を送ることができていました。
そう思っては、
- 知床だの
- 出雲大社だの
- 那智の滝だの
本当にまぁよく行ったものです笑。
人が求めるものとは面白くて、都心部に慣れ切っている人ほど森林浴をしたり、海に行ったりします。
それは元来、人間が大自然の中で生きてきたからなのでしょう。
緑の中に身を投じれば、なぜかリラックスしたり感動したりしますよね。
それは、僕らが「本来あるべきところ」に還るからなのかもしれません。
僕が盆暮れに、
と思うのは、「田舎に帰りたい」という気持ちがあるからなのかもしれませんね。
この旅でも、まさにその繰り返しの連続でした。
- 東南アジア
- オーストラリア
- インド
そして今度は中東、ヨーロッパと、まるでジェットコースターのように荒波の中進んでいます笑。
人によって都市か田舎かは好みがあるのでしょうけれど、やはりどちらもバランスよく生活に取り込んでおくことに越したことはありません。
ずっと都市で生活することを否定するつもりはありませんが、
「ただ働き続けてずっと同じような生活を送ること」
には、僕は耐えられなくなってしまったのでした。
そこには「ワクワク」がなかったからです。
ワクワクしない生活なんて、冒険ではありません。
僕の旅も「旅ガチ勢」からすれば生ぬるいものなのかもしれませんが笑、それぞれのスタンスでやればいいと思っていますので、僕はこの形の旅を続けていきます。
十分ワクワクしていますし、時にハードな試練もあります笑。
僕は一例に過ぎませんが、やはり一度都市を抜け出して、思いっきり自然に飛び込むことをオススメします。
きっと本来の自分に気づけるはずですから。
いろんな場所を経験しよう
日本にいれば、
と言ってしまえば、「全く経験のない人」になってしまいます笑。
そんな気持ちから僕は、千葉の「ホキ美術館」に行ったことがきっかけとなり、
- 関東圏内を攻め始め
- 関西を第二の拠点とし始め
- 北海道と鹿児島に足を運び
結果、海外まで進出するにいたったというわけです笑。
自分の暮らしていた場所が都市であっても田舎であっても、
「一旦外に出てみること」
は、とてもいいことだと思っています。
そうすることで、本来知らなかった土地や人々にも興味を持てるようにもなりますし、単純に知見が広がります。
インドに来ますとすごくしんどいこともありますが、それと同時に「郷愁感」のような気持ちも感じることがありました。
懐かしむような感覚ですね。
僕ら30代が幼少期の頃の日本は、まだネットもなくて「平成」になったばかりで、多少なりとも「昭和の面影」がありました。
「昔はよかった」という言葉はあまり好きではありませんが、昔には昔の良さがあるように、
と思うことはよくあります。
東南アジアやインドでは、いまだ「発展中」の感じがあるからこそ、
「日本が急成長していった姿」
と重ね合わせているのかもしれませんね。
日本を離れているのにも関わらず、こうして「懐かしい」と思えるのは不思議な感覚でした。
それは、
- 日本でも
- 世界でも
いろんなところを回っているからこそだと思います。
一点にとどまっていますと、やはりその世界での考え方しかできません。
そうではなく、一度外に踏み出してみること。
そしてツラくなったら、また戻ってくればいい。
バランスを保ちながらも、自分の見たことのない景色や人々に会うことは、僕の人生にとって大きな意味を持つようになりました。
街は住みやすいことに越したことはありません。
ご家庭を持たれている方は子育てが最優先ですしね。
ただ一度街を離れれば、それはそれで素晴らしい世界が広がっています。
怖がらずに、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
きっとどこか懐かしい気持ちや、新鮮な気持ちが持てるようになるはずです。
おわりに
街に生きることは、僕にとっては(悪く言えば)「ルーティン」のようなものとなっていました。
何か新しい体験をしたい
そう考え始めてから、日本各地を回るようになりました。
この気持ちはいつになっても変わらないのだと思います。
世界のどこにいても、やはり都市にずっと長くいることはないでしょう。
それは「暮らし慣れた」場所だからですね。
たまに「休憩」と称して笑、都市に身を置くこともありますがすぐに世界を回り始めることでしょう。
そこは「バランスを考えて」ですね笑。
それではまた!
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