差別的な考え方をしている人は基本的に視野が狭い【知見を広めよう】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、生徒さんと話していますと、

中国人はどうのこうの…韓国人はどうのこうの…

と言いながら、日本人の良さを説いていました。

ご高齢の方でしたし、まぁ別にいいのですけれど、ずっと僕は、

別にそんなことは話していない

と言っていました。

そのおじさんは、ずっとそんなくだらない話ばかりしていました。

こうした凝り固まった人を見ますと、いつも辟易します。

はぁ…視野せまっ

と。

もちろん、その人を変える必要もないですし、一生変わらないことでしょう。

基本的に「こうだ」と思っている人は差別的な人であり、視野の狭い人です。

今日は「差別と視野」について書いていきます。

基本的に視野の狭い人ほど、排他的で視野を広げようとしない。柔軟になるためには、どんどん知見を広げていかなければならないのだ。

視野が狭いと人を差別するようになる

基本的にこの “おっちゃん” は悪い人ではないのですが、

日本人こそいい民族だ!

と言い切っている感があって、

はぁ…視野が狭いなぁ

と思って聞いていました。

日本は島国であり、独自の文化を築いてきた素晴らしい民族です。

それは僕もわかっていることですし、日本人であることを誇りに思っています。

ただし、それが「他の民族より優れていること」を意味しているわけではありません。

視野が狭い人とは基本的に、

  1. 保守的で変わらない
  2. 他人を受け入れようとしない
  3. 自分の生きてきた世界が全て

であり、それ以上成長することはありません。

僕も人のことを言えるわけでもなく、

  • 大学院
  • 公務員
  • 世界一周
  • 個人事業主

くらいしか経験しておらず、

だから俺のほうが視野が広いんだ!

と、威張れるほどの経験をしているわけでもありません。

逆に言えば、”視野の狭い人ほど” 偉そうに「自分が正しい」と言い張ります笑。

自分はまだまだ知らないことが多い

と思っている人は、積極的に新しい情報を取り入れる努力をし、常に学ぶ姿勢を持っています。

差別とは無知から始まるものであり、知識や経験のない人はずっと人を差別し続けます。

それは自分が生きやすいからです。

自分が否定されたら、自分のポジションがなくなってしまいますからね。

その場所を必死で守りたいがために、その反動として差別するのですね。

これほど悲しくて、惨めな生き物はいません。

その人自身が「変わろう」と思わない限り、ずっと変わることはありません。

みなさんの中にも、外見で人を判断している人はいませんか。

タトゥーをしているから危ない
タバコを吸っているから頭が悪い

など。

では、逆に言われたらどうですか。

ピアスをしているからダメ
地味な服装だから消極的な人

こんなこと言われたら、腹が立ちますよね。

「普通にしているだけなのに」、と。

目立つところを拾い上げて批判することは、簡単なことですし誰にだってできます。

そうではなく、視野を広げて柔軟に生きていきましょう。

視野の狭い人ほど人を差別しようとする。それはひとえに、自分が弱い立場であり、自分のポジションを取られたくないからだ。

柔軟な人ほど残ってゆく

多様性(=diversity)が謳われるこの現代で、硬い考えだけに囚(とら)われている人からは、人はどんどん離れていきます。

かく言う僕も昔はそうでしたし、

  1. 人の努力を認められず
  2. 自分の生きてきた世界が全て

だと勘違いしていたものでした。

そういう人たちがこの世の中で残っていけないのは、この社会が一人で成り立っているわけではないからです。

差別や偏見に満ちている人とは、裏を返せば、

俺は/私は一人で生きてきたんだ

といった「勘違い野郎」たちだからです笑。

そんな人、誰が助けたいと思うでしょうか。

そうした「柔軟性に欠けた人」からは、人は離れていきますし、この激動の時代を生き抜くことなんて出来やしません。

日本ですと、なんだかんだで生きていくことができますが、国によっては無理でしょう。

僕もいろんな人と出会ってきましたが、

  1. 視野が狭く
  2. 排他的な人

とは、縁を切ってきました。

別にそんな生き方もあっていいと思いますが、話していても何も面白くないからです。

  1. 変わろうとしないから
  2. 未来の話をすることができない
  3. 「〜たら、〜れば」の仮定で話せない

と、一緒にいても生産的ではありません。

これは決して、「経験があるかどうか」に限ることではないのです。

若い世代でも、ちゃんと自分の意思を持ち、広い視野で話せる子たちはいます。

逆に年配の方でも、ITやSNSに精通し、いろんな国と接点を持っている人もいます。

大事なのは、考え方や姿勢です。

知見を広げるためには、

  • たくさんの本を読んだり
  • いろんな人と出会ったり

するだけでも十分です。

常に、

そんな考え方もあるんだなぁ

と、いつも学ぼうとする姿勢があるかどうか。

ここがポイントですよね。

柔軟な発想を持てない人は、ずっと変わることができない。すると人は離れていき、豊かな生活を送れなくなってゆく。

偏見を壊していこう

ただし、僕がこういう人と会ったとしても、特に「その人を変えてやろう」と思うことはありません。

人は変わらないからです。

いえ、僕が人生を変えようとしているように、人は「自分で変わること」それ自体はできます。

でもそれは、自分で気づかない限り「不可能」なのです。

逆に言えば、「自分で気づくこと」ができれば、そこから人生は一気に好転し始めます。

当然、

  • 差別
  • 偏見
  • 固定観念

こうしたものは、誰にだってありますし、僕だって全知全能ではありませんから、

そういうもんだよね?

と思っていることなんて、まだまだたくさんあります。

大切なことは、

なるほどね。そういう考え方もあるのか

と思い、他の意見を受容しながらも、自分の視野を広げてゆくことです。

とても極端な話ですが、

差別したっていいじゃないか!

という人が、この場に来たとしましょう笑。

そうしたら、

  • なぜそう思うのか
  • その根拠となるものは何か
  • その人のバックグラウンドとは何か

を考えるようにしています。

英検の討論の試験の時に学んだことでもあるのですが、基本的に「逆の立場」をしっかりと考えておくことが必要です。

なぜそう思うのか?なぜ自分と意見が違うのか?

を問うた上で、自分なりの意見をぶつけます。

もちろん、相手を叩きのめすことが目的ではありません。

先日の「差別主義者」の方と話をしていても、

あぁ、たぶんこの人は何も経験してきていないんだろうし、凝り固まった考え方なんだろうな

と思いつつ、その方の知識や経験も参考にさせてもらいました。

感情的に話すこととは、実は「簡単」です。

だから僕も、ただただ否定することに終始しているわけではありません。

強い意見を持つ人、激しい意見を言う人はSNSで目立ちます。

僕もそんな動画を拝見したりもしますが、

そうなのかぁ〜

と思いつつ、しれっと反対の意見がないか探しています笑。

ずっと自分がニュートラルでいたいからです。

もちろん、これだけブログを書いているわけですから、ある程度「偏り」もあります。

でも、その考え方をアップデートさせながら生きていくこと。

これを意識しています。

現代ではいろんなリソースが溢れています。

飲まれることなく、一方でいろんな情報をとるようにすること。

バランスを保ちながら、少しずつ視野を広げていきたいですね。

大抵の人は自分の考えの中だけで生きている。だから常に自分の考えを疑い、学ぶ姿勢を忘れないようにしておこう。

おわりに

視野の狭い人とは、一定数います。

僕はそんな人たちを変える気もありませんし、自分が「視野の広い人間」だなんて思ってもいません。

ただ、

いろんな意見を取り入れよう

とする、そんな姿勢だけは大事にしています。

これからも視野を広げていきましょう。

それではまた!

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