30代教員が経済的自立を目指して豊かになった【プロセスを楽しむ】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

投資を始めて約1年ちょっとが経過し、順調に資産が増えてきました。

「資産額は公表するべきではない」ということで、あまりその具体については触れませんが、今は1000万円を目指しており、もう目の前(は言い過ぎかな?)のところまで来ています。

さて12月になりますと、投資をしていました各日本企業より「配当金」が証券口座に振り込まれていました。

米国株の配当金のほうは、また年末あたりに入るので待っているところですが、四半期で約8,000円〜9,000円でしたので、1年で8,000円 × 4=約32,000円の配当となりました。

証券口座に入金された日本株の配当金のほうは、年末より前にも振り込まれていたものを合わせて今のところ約10,000円です。

試算すると本来であれば40,000円くらいもらえるはずだったのですが、米国株ETF(株のお弁当パックみたいなもの)と違って企業によって時期が違いますので、気長に待っていようと思います。

今日はそんな投資や配当金で豊かになりつつある僕の暮らしをお伝えしていきます。

よろしければ以下もどうぞ。

「FIRE」を考えてみよう

FIRE(経済的自立、早期退職)は欧米で一大ブームとなり、今は日本でも認知度が高まりつつある言葉ですよね。

僕もその言葉を見かけた1年前、「なに?!それならFIREを目指したい!」と飛びついたものでした。

しかし現実はそこまで甘くなく、「資本による収益」が「年間で出て行くお金」を上回らなければならないという事実に愕然としました。

簡単に言いますと、上述したような「働かなくてももらえる収益(配当金や資本の運用益など)」が、今の給与所得を超えなければいけないということです。

感覚が少し似ている考え方としては、トマ・ピケティの著書で出てくる「r>g」という公式です。

ざっくり言いますと、「資産収入>給与所得」ですね。

右辺の「給与所得」が僕ら被雇用者の数字ですから、「このお給料によって生活している」と考えてみますと、資産収入がその数字を超えたときにFIREとなるわけですね。

例えば、

  1. 僕の給料が20万円だったとする。
  2. 株の配当金や運用益がその所得を超えてしまう。
  3. あれ?働かなくてよくない?

となるわけですね。

ただし、そこまでの道のりはかなりハードで、5,000万〜6,000万の投資額が必要となってきます。

年利4%だと仮定して「6,000万円 × 0.04=240万」(年間で泣)。

これを12ヶ月で割って初めて「月に20万円」となりますね。

ここを目指すとかなり長い道のりになり、結果的に退職するまで時間もかかれば節約もしていかなければなりません。

そこで僕は「うーん…これは違うな」と思ったのです。

「月10万を運用益としてもらえるところを目指す=つまり投資額3,000万円を目指す」

ことにしました。

これが俗に言う「サイドFIRE」。少しだけ働いて、今以上の自由を得る方法ですね。

まずは自分の現状確認と目標設定をしてみよう。「いくら投資額が必要なのか」「どれだけの資産があれば満足のいく暮らしになるのか」を考えてみることだ。

FIREまでの過程がおもしろい

「3,000万?!そんなの無理だよ!」と、僕は再び思っていました…

  1. そもそもFIREとか超富裕層の極み。
  2. サイドFIREと言っても簡単なことではない。

と、半ばあきらめモードになっていたことも否めません。

しかしこうして1年の投資生活を続けていますと、あることに気づき始めました。

それは、気持ち的に「もうすでにFIREしたようなものだ」と思い始めてきたことです笑。

なんともおかしな話なのではありますが、「要は支出が収入を超えなきゃいいんでしょ?」という感覚になってきたのです。

  • いやいやその収入がなくなったら、資本からの収益しか得られないんだから生きていけないでしょ?
  • だから働くんでしょ?
  • 投資するためにお金を稼いでいるんでしょ?
  • それは現実から目を逸らした男の発言だ。

など、内なるすずき「リトルゴリラ」から非難の嵐が飛んできます。

違うのです。

僕が言いたいこととは、FIREを目指す過程がとてもおもしろく、人生が豊かになってきたということなのです。

  1. 無駄な貯蓄型保険や掛け捨て保険を全て解約して、60万返ってきた。(全額投資にブチ込みました。ちなみに20万円は手数料として消えました…勉強代ですね)
  2. 家計簿をつけ始めた。
  3. 格安SIMに変えた。
  4. 自分に不要だと思うものにはお金を使わなくなった。(お菓子、清涼飲料水、見栄のために身に付けるもの)
  5. モノやサービスの「価値」を判断するようになった。
  6. 浪費をする場所に全振りできるようになった。
  7. 副業にはなっていないが、新しくブログを始めてみた。
  8. 簿記3級をとってみた。

…などです。

特に6番の「浪費」に関してできるようになったのは、散々書き散らかしている「幸せ」に関する記事でもあるのですが、

それ以上に、投資による資産拡大の影響もあったのかと思います。

積立NISAやiDeCoによる運用益、米国株と日本株の配当金は確かに微々たるものでしかありません。

1年で30万〜40万円ほど増えた程度です。

しかし「その分、今まで以上にちゃんとお金を使おう!」と思えたのです。

そもそも僕の生活は、支出が圧倒的に低い「優良家計」と言われるもので、その貯蓄率は20%を超えています笑。(年によっては25%)

しかし仙人のような暮らしをしたり、ドケチのキリちゃんになってもしかたない…いや、普段はもはや仙人のような暮らしになっている気もしますが笑。

そこで浪費を始めることで、「今を生きること」と「将来のために貯蓄・投資すること」のバランスを取ることを心がけるようになりました。

そうやって突き詰めて行きますと、自分の人生に必要なお金はそこまで必要ではないのだなとわかるようになってきました。

もちろん旅行やプレゼント、外食などの浪費にも充てたいですから、今は給与所得を投資に回しながら、次へのステップへと向かっているような形をとっています。

ある程度満足の行く浪費生活を始めてみましたが、「だいぶ自由な生活ができてるな」と思えているため「これはFIREしたようなものだな笑」と思ったわけです。

FIREはあくまでゴール(目標)ではなく、プロセス(手段とも言える)に目を向けるほうが、より人生を楽しく生きていけるような気がします。

突発的ではありましたが、「FIREを目指してみる!」と意気込んだ頃の昔の自分がいて、今は本当によかったなと思えています。

「FIRE」は流行っているムーブメントであるのとは裏腹に、理想としては高く程遠く、届かないように見えてしまう。しかしその過程を楽しんで人生を豊かにしていくことのほうが、より大切なことである。

おわりに

年末になって配当金が入ってきたこともあり、改めて自分の「投資に対する思い」を書いてみました。

投資を始めたことで、資産が順調に増え続け、配当金をもらうことで浪費に不安もなくなってきました。

そもそも「貯蓄の鬼」「倹約の権化」と揶揄されてきた男ですので、貯蓄したお金を投資に回すのは朝飯前でした笑。(「貯蓄→投資」とスライドしただけと言ってもいいです)

一方で貯蓄をしていた時代の自分は、減らさないことに必死だったことは間違いありません。

そのマインド1つのおかげで、

  • 浪費はしたくない。
  • 節約というよりケチになる。
  • 他人のためにお金を使いたくない。
  • 家計簿を切り詰めるようになる。

など本当に良いことは何一つなく、精神的にもシンプルに嫌なやつになっていました笑。

今は投資によって余裕も生まれてきたことで、多くの学びを吸収したいと思えるようになりました。

資本主義社会においてお金の勉強は幸せに直結することが明らかになっています。(※すずきの実体験による)

みなさんもぜひ、FIREを目指すその過程を楽しんでみてはいかがですか?

それではまた!

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