こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
日本を飛び出してから208日が経ち、旅の目的であったウユニ塩湖を見ることができました。
乾季から雨季にかけての絶妙な時期だったのにも関わらず、とても美しく綺麗な景色を見ることができました。
ここまでずっと旅を続けてきましたが、ようやくこの旅のリストである、
- ドゥブロブニク
- フィンランド
- ウユニ塩湖
の3つをクリアしたこととなります。
それまでもいくつも絶景を見てきましたが、今日は念願叶ったということで「夢を叶えること」について書いていきます。
一度しかない人生をどう生きるか
僕がこの旅を始めた時、ぶっちゃけていえば特に目的なんてありませんでした。
人間、どうしても目的や意味を見出しがちですが、別に目的なんてなくてもよくて、
そう思っただけでした。
少しずつ気持ちに変化が訪れ、
- 稼いだり
- 寄り道したり
- 人に会いに行ったり
- ルーティンを戻したり
と、自分では思いもしなかったハプニング(いい意味で)が、次々と起こりました。
おかげさまで紆余曲折ありながらも、こうして旅をすることができています。
一応「ウユニ塩湖」を仮のゴールとし、そこが一番日本から遠いことから、
となりました。
その都度ルートは変わり、
と言われれば、すぐに軌道修正して向かったものでした笑。
- 目的はなくとも
- やりたかったからやってみた
これだけに尽きます。
一生という短い命の中で、いちいち目的なんて考えていたら、いつの間にか人生なんて終わってしまいます。
こんなシンプルで浅い考え方だけで、僕は十分なのだと思います。
確かにゴール設定をすることも大切なことであり、
と言っているわけではありません。
ただ、一度しかない人生で「何かをしたい」と思ったのならば、すぐにやってみることです。
今までの僕は、それができていませんでした。
- 失敗を恐れ
- 人の目を気にしていた
からだったと思います。
今は誰から何を言われようとも、自分のやりたいことについて芯を貫いて、やり切ることにしています。
そのリスクを取ることで、自分の見たかったもの、手に入れたかったものを得ることができました。
- お金は減り
- イヤなことも経験
しましたが、今までの生活では絶対にできなかったことを、今こうして実行することができています。
そう思ったのならば「今」です。
「今」以外、あり得ないのです。
人間、いつ死ぬかわからないのですから。
夢は叶えるもの
夢を叶えるためにできること。
僕に必要なことは、実はもう1つだけしか残っていませんでした。
そうです。
「行動に移すこと」
この1つの動作だけでした。
そのためには、
- 学校教員を辞め
- 旅の準備をして
- 旅に出発すること
でした。
準備には多少時間がかかりましたが、実質1ヶ月もかかっていないと思います。(退職するためには時間をかけましたが)
それよりも、「飛び出してしまうこと」のほうが、僕にとって必要なことだったからです。
たぶん、多くの人がそう言うことでしょう。
でも僕は、たった34年しか生きていませんが、
「とにかく始めてしまうこと」
が一番の経験であり、一番の教訓だと思っています。
僕の夢は、
という、シンプルなもの。
それを今やりたいのか、後回しにしたいのか。
人にはそれぞれ優先順位がありますから、別に「後回し=悪いこと」ではありません。
ただし、
と思っていますと、必ず後悔する日が来ます。
僕は34年しか生きていないはずなのに、すでに「やらなかった後悔」がとてもたくさんありました。
自分にウソをつかないために、僕は旅を始めました。
待っていたって、ウユニ塩湖がはるばる南アメリカからやってくるわけではありません笑。
夢は叶えるものであり、待っていても叶うものではありません。
その道中は荒れているオフロードであり、決して楽なことばかりではありません。
しかしその道に飛び込んでいかない限り、僕らは自分の追い求める「夢」には到達することができないこともまた事実です。
同時に捨てなければならないこともたくさんあり、それゆえに厳しい道のりでした。
でも1つ言えることは、その道中はとても楽しく、ワクワクするものだということ。
ツラいこともきっとあるでしょうけれど、その道に飛び込みさえしてみれば、人間なんとかして走り方を覚えようとするものです。
とりあえずゴールであった、ウユニ塩湖に行くことができました。
でも別にこれは、旅の一環でしかありません。
夢を叶えるために、行動しただけのこと。
自慢ではありません。
シンプルに、夢を叶えるためにその道に乗り、走り続けた。
ただそれだけのことだったのです。
でも一人では達成できないもの
偉そうに「夢」について語っていますが笑、この旅は決して一人でできるものではありませんでした。
僕が発信を続けていたのは、
からでした。
しかし、
- その中で励まされたこと
- 一緒に盛り上がってくれた仲間がいたこと
には、感謝してもしきれませんでした。
以前の僕なら、
と、今までの道のりを「自分一人の力で成し遂げた」と勘違いしていたと思います。
確かに行動に移したのは自分自身であり、その行動力があったからこそ、この旅ができていることもあるかもしれません。
一方で、心が折れそうになったこともまた、幾度となくありました。
そんな時に、
- 仲間の頑張り
- 応援してくれる声
- 現地で助けてくれた人
など、どう考えたって、
と思うことばかりでした。
よく、
と言ってくれる人もいます。
以前と比べれば、僕は人が変わったように「与える人」になることができたからかもしれません。
でも僕は、
そう思っています。
僕はとにかく運が良くて、この旅も8〜9割くらいは、「運が良くて旅を続けられた」と言っても過言ではありませんでした。
僕がどれだけありがとうと言ったって聞きやしない。どれだけ幸せだったかが伝わってないんだ。
いつだってそうだ。僕は運がよかっただけだった。尊敬できる人たちと出会い、ただ受け取ってきただけだった。
だからもう一度伝えなきゃいけない。
おおきにって。
あなたの涙と笑顔に、おおきにって。 pic.twitter.com/bhH3e5wJFa— せいじ@世界一周中でもストイック (@seiz_suzuki) March 31, 2023
「ただただ運が良かった」
実はこれ以外に、何もないのです。
夢を叶えるために行動に移したのは、確かに僕自身なのかもしれません。
ただしそれを続けていくためには、多くの人の力が必要であることもまた、知っておかなければならないことでした。
タイミング的にも、たくさんの人たちに送り出されたように、僕自身が社会資本(=人との繋がり)を本当に大切にするようになっていましたからね。
それが相まって、こうした「旅の形」になったのだと思っています。
- 人生で
- この旅で
しんどいこともたくさんあったけれど、多くの人の力添えによって僕はここまで来ることができました。
いつでも、
と、決して思わないこと。
夢を叶えることは、一人の力でなんとかできると思わないこと。
常にその気持ちを胸に、僕はまた旅を続けていきます。
おわりに
ウユニ塩湖を見ることは、僕の「夢」の1つでもありました。
もしかしたら、大したことはないのかもしれません。
でも「夢」とは、人それぞれスケールが違っていてよくて、僕の夢は僕のものであり、誰にも侵されるものではありません。
そして何より、そこには必ず、
- 仲間
- 友人
- 家族
がいることを忘れてはいけませんよね。
僕の夢は1つ、叶いました。
まだまだやることは盛りだくさん。
さぁ、今日も一日、前に進んでいきましょう。
それではまた!
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