EQは生きる上で大切なことなのか?【人としての高みへ】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日読んでいた書籍の中に、「EQ」という言葉が出てきました。

EQとは、「Emotional Intelligence Quotient」のことであり、要は「心の/感情の知能指数」のことです。

詳しい書籍は読んでいませんが、

これは大切な考え方だ

と思い「生きる力」について書いてみようと思いました。

今日はEQを取り上げて、僕なりの「生きていく力」をお伝えしていこうと思います。

生きる力とは知能指数で測れるものではない。心の豊かさを伸ばしていこう。

感情をコントロールする人になろう

僕自身、この2年間で自分の感情とも向き合ってきました。

人間とは感情的な生き物ですから、ときに怒ったり悲しんだりと、ネガティブな気持ちになってしまうことは多々あります。

むしろそうならないことのほうが不自然であり、イラっとしたり落ち込んだりするからこそ「人間」なのです。

ちなみに僕は「マシーン」と呼ばれるほど、感情の起伏がないと言われていました笑。

あまり怒ることもなければ、思いっきりテンションが上がることもありませんでした。

ただ多くの人と出会う中で、その両方の気質が見え隠れするようになりました。

そこで自分の性格を考えるポイントとなったのは、「怒ること」についてです。

これについてはたくさん考え抜きました。

僕自身、イライラする場面が多かったからです。

もちろん、平均よりは怒らないほうだったと思いますが、結構な頻度でむしゃくしゃしていた記憶があります。

それは、自分の感情をコントロールすることができていなかったからでした。

しかし、本を読んだり内省したりすることで、少しずつ「負のエネルギー」がなくなっていきました。

現代社会は「個人で戦える時代」になりつつあります。

ただ、

  • 会社においても
  • 自分一人で何かをやっていくにしても

誰ともいっさい関わらないということはありえません。

この世界に生きている限り、人との接触は避けられないのです。

そう考えてみますと、IQももちろん大切なことはわかるのですが、それ以上にEQもまた特別視されている意味がわかりました。

単に、

  • 社会性が高い
  • 人当たりがいい
  • 人付き合いがうまい

といった、表面上のことだけでは、現代を戦い抜いていくには十分ではありません。

「自分の感情と向き合い、自分自身と向き合える力」

が大切なのです。

「個」を意識するはずの現代社会が、実は「人との関わり」を求めているということなのです。

心の知能指数とは、単なる社会性にとどまらない。自分の感情をうまく統制して人と付き合うことのできる指標なのだ。

EQは生きていく上での総力

様々な書籍を読んでいて感じたことは、

EQって、いわゆる「生きていく上での力」だな

ということでした。

  1. 感情のコントロール
  2. ソーシャル・スキル(対人スキル)
  3. 対話や関わりにおける客観性(モニタリング/空気を読む)

確かにどれをとっても、なるほど生きていく上では大切なことだと思いました。

では「生きていく」とはどういうことなのか。

これがまさに、「人と関わっていくこと」だと思っています。

人はどうやったって、一人で生きていくことはできないからです。

そう考えれば考えるほど、いわゆる「知性」を代表するような、

  • スキル
  • 頭の良さ
  • 効率の良さ

といった能力だけでは、生きていくことが難しい世の中なのだと理解しました。

もちろん、IQが高く「スキル的な部分」に長けていることで、重宝される人材もいます。

それを否定しているわけではないですし、何か武器になるものがあることはとても大切なことです。

さらにそれに加えて、僕らは「EQ」を磨いていかなければなりません。

心や感情が豊かであれば、

  • 自分自身も満たされていくし、
  • 一緒にいる人も豊かにすることができる。

そう思うからです。

僭越ながら、僕も英検1級とTOEIC 900点を獲ることができました。

しかしこの努力ができたのは、間違いなく仲間や友人、家族や同僚といったかけがえのない周りの人々のおかげでした。

もしこうした「スキル」を持っている僕が、

  • 傲慢で
  • 卑屈で
  • 人を見下すような

人間だったら、誰も寄ってくることはないでしょう。

スキルを持つことは大切なことです。

その一方で、「EQ」は周りの人を惹きつけるための大切な「力」でもあり、上記の3つを合わせて初めて「生きていく強い力」となるのですね。

IQも大切だが、この世の中を渡っていくにはEQは必須だ。自分という人間の人格を磨くことも忘れないようにしておこう。

個人的なEQの磨き方

EQという言葉を聞いたのはここ数年の間でしたが、今考えてみますと僕はずっとその力を磨こうとしていたのかもしれません。

手始めにまず、「自分の幸せ」について考えるようになりましたからね。

自分の人生を変えることができるのは、自分自身しかいないと思ったからです。

自分の人生を豊かにするにはどうすればいいのかな?

自己中心的に聞こえそうな考え方ですが、実はこれが功を奏しました。

自分の人生の豊かさを求めていく際に、やはり「人とのつながり」を切っても切ることができなかったからです。

これは真理であり、「人との関わり」を同時に考えることで、そもそも自分の幸せについて自己中心的に考えることができなかったのです。

またEQの中には、「自分の感情の統制」が含まれています。

自分と他人、どちらに先にフォーカスを絞るかは難しいところですが、僕個人としては「同時」が良いと思っています。

むしろそうしないと、なかなか「幸せ」や「豊かさ」の定義ができなくなってしまうからです。

  • 自分の幸せを考える。
  • 心が豊かになっていく。
  • 他人にも優しくなれる。
  • 他人からまた愛を受け取る。

と、仮に自分発信にしてみても、自然と「他人」が絡んできます。

また他人から優しくされることで、自分の愚かさや未熟さ、不足している部分に気づくことができ、さらにまた内省をするようになります。

どちらが先でも良いですが、必ず「自分 ⇄ 他人」の構図は切れることがありません。

この構図を考えれば考えるほど、EQという力がこの世の中を生きていく上でいかに大切かがわかります。

いきなりEQを爆上げすることは難しいので、少しずつで構わないでしょう。

  • 自分の人生と向き合い、
  • 人との付き合い方と向き合うこと。

どちらが欠けても、EQは上がらないと思っています。

時間を取れるタイミングで、深く考えてみたり読書をしたりと生活の中に「考える時間」を取り入れることで、EQが上昇していくのだと思います。

自分の人生、他人との関わり方について深くじっくりと熟考してみよう。その時間があるだけでも、EQは少しずつ上がっていくと思う。

おわりに

EQといっても、あくまで「数字」でしかありません。

人と正面から向き合う時は、お互いの話し方や物腰、ジェスチャーや思考など、一気に情報を受け取ることで、

この人はなんかいい

と思わせられる。

そう信じています。

そのようになるには、一夜漬けでは難しいですよね。

すべてが毎日の積み重ねであり、

  • 自分との対話
  • 人との対話

を大切にしておく必要があります。

僕自身もEQを伸ばせるよう、積極的に熟考する時間を取っていきたいと思います。

それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました