この旅でもらうことに慣れていきたい理由【誰かに与えるために】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、オーストラリアはメルボルンで、The Couch International Student Centreに行ってきました。

ここでは、メルボルンにある大学の学生たちが集まり、英語の勉強をするというものでして、国際色豊かな場所でした。

僕が友人に教えてもらって興味を持ったのは、

  1. 夕飯が出る
  2. 次の日のご飯をもらえる

というお金の節約ができるという理由からでした笑。

一方で、僕は英語の先生ということもあり、そういう意味ではお役に立てたのかなと思っています。

ただそこで感じたのは「さらなるGIVE」でした。

今日は「なぜ受け取ることに慣れる必要があるのか」について書いていきます。

何かの見返りとして受け取ったのなら、それは素晴らしいことだ。その受け取ったものを次に繋げていこう。

受け取るプロセス

僕は以前から「人から受け取ること」に抵抗がありました。

だって何か返さなきゃいけないし…

最初はこんなしょうもないマインドでした笑。

徐々に自分が豊かであることに気づき始めてから、

あぁ、もう十分だし要らないなぁ

と思えるようになりました。

ただし、どちらにせよ「受け取ること」には抵抗があることは変わりませんでした。

この旅をしていますと、どうしても「資金面」で難しい局面に出くわしますから、そのままではなかなかうまくいきません。

もちろん、どうにかなるくらい資産はありますが、

まぁ資産もあるし?余裕だぜ!

という感じでもありません。

それでは発信している意味がないからです。

資産に余裕があるからといってダラダラと旅を続けていても、見ている側はちっとも面白くありませんからね。

さて、ではどうやって資金を工面していくのか。

これはもう「受け取る」しかないですよね。

ではどうやって受け取るのか。

それは僕が「何かしら行動すること」が必要になってきます。

当然のことですよね。

以前は「貧困」について記事を書きましたが、僕はそのように「何もせずにいただくこと」は違うと思っています。

今回、僕がこの留学生たちの交流会に行くまでは、

  1. 人に聞いて
  2. その場所に行ってみて
  3. 主催者と話をさせてもらって

という段階がありました。

どれも「ご縁」のおかげではありましたが、僕の、

そこにいきたい

という強い気持ちが、その会に参加することを実現させてくれました。

その場においては、意外にも英語が苦手な留学生(アジアから南アメリカまで)が多く、元英語教師としては、「相手の英語を聞いてあげること」に専念して手助けすることができました。

つまり、受け取るまでには「行動」があり、その場においてもアクションをし続けていたのです。

それなら、もらっても構わない

自分の中で、納得することができたのでした。

何か行動や発信があれば、受け取ることを厭(いと)わなくてもいい。そこに確かにGIVEがあるからだ。

それでも与えたいと思うようになれた

ここで僕は、

ん?このもらった弁当を誰かにあげられないかな?

と思いました。

結論から言いますと「ありがたくいただいて」しまったのですが、日本にいた時も「もらいすぎた」ことで、

  • 友人にあげたり
  • 職場の同僚に配ったり

していたものでした。

また今回、この留学生の会に出る当初の目的は、毎週火曜日にある「ダンス会」に参加させてもらうことで、

何かお手伝いできないかな

という気持ちがあったからでした。

なんということでしょう。

僕は最初から「GIVEを意識して」この会に臨んでいたのでした。

これは以前の僕とは違って、とても大きな変化でした。

なぜなら、海外生活のスタート時点では「自分がしんどい状況」のほうが多かったからです。

それでも去年(2022年)日本で培ってきたことが、こうしてまだ僕の心の中に残り続けていました。

大切なことは、

受け取るからこそ与えることができる

という公式です。

もちろん、スタートは「与えること」なのですが、今回それによってたくさんお弁当をもらうことができました。

すると、

じゃあこのお弁当を誰かに与えられないか?

と考えることができたのです。

不思議なことに「何かを与えたい」と思って起こした行動は、結果的に次の「与えたい」に繋がっていたのでした。

これほど素晴らしい循環はありませんよね。

なるほど。それなら「受け取ること」を受け入れていこう

受け取る行為によってまた次繋がるのであれば、積極的にもらってもいいのです。

それがエネルギーとなり、また僕のことを動かしてくれるのですから。

もともと与えたいと思って始めた行動は、結果的に次のGIVEに繋がる。その途中にある「受け取る」という行為も大切にしていこう。

受け取ることを覚えること

海外にて初の「無料で何かをいただくこと」を覚えた僕は、そこにとても大きな「感謝」を覚えました。

留学生たちと話している時間は純粋に楽しく、英語を教えている感じでもありませんでしたし、彼らのためになったかどうかはわかりませんでした。

そもそもそこで出される食べ物も、「英語で話をしてくれたから」という意味合いで与えられるものではありません。

それでも、

  1. 自分が行動し
  2. そこに行くことができて
  3. その場でアクティブに活動した

という事実は、僕の中で「食べ物をもらうには十分な理由」となっていたのでした。

場合によっては、そんな理由づけなんてしなくてもいいのかもしれませんし、

もらってやるんだ!

という人もいるかもしれません。

ただ僕は、

受け取ることで次に繋げること

を意識することができるようになりました。

海外旅を始めた当初は、「資産の減り」に(違う意味で)不安を感じましたけど笑、人のために生きながら進んでいく旅ですと、僕にとってすごく合っているような気がしますし、どこか不安が消されるような感覚もありました。

いつも僕は「何かの変化」が起こった時に悟ることがあります。

  • 日本にいたときは豊かになった時
  • 海外にいるときは貧しくなった時

でした。

しかし面白いことに、どちらにおいても「与えること」が必ずきていたのです。

すると「受け取ること」にも抵抗がなくなってきます。

受け取ったものをまた与えること」ができるからですね。

この感覚を覚えたことは、僕にとって大きな一歩となりました。

それと同時に「足るを知っていた」ことで、受け取ったものが十二分だと感じ、

さらに与えたい

と思うことができたのでした。

全ては過去の自分が学んできたことから繋がってきており、今もまだ僕は学び続けています。

いろんなことを吸収して、受け取ることを覚えながら、「豊かな心」を育んでいきたいと思っています。

受け取ることでまた次に与えることができる。自分が足るを知っていれば、受け取る行為は次の与える行為へのステップとなるのだ。

おわりに

どうしても苦手だった「受け取る」ということ。

しかしまた次を意識して受け取ることができた時、僕の心はとても温かくなりました。

日本にいた時も、そのように「豊かで穏やかな気持ち」でいましたから、それが戻ってきたような感覚です。

面白いことに、

  1. 何かを得ようと思って行動したのちに
  2. 受け取ったものを誰かに与えられないかと考える

ことができました。

だから「何かを受け取ろうとすること」は、その先を意識していれば何の問題もありません。

ここが僕のターニングポイントです。

より「与える」旅を意識していこうと思います。

それではまた!

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