どうやったらすぐに人と打ち解けることができるのか【オープンマインド】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、エストニアからラトビアにかけてバスに乗っていた時に、ポーランド人の若い男の子と話す機会がありました。

バスの隣の席だったので、話をしていますと、

ポーランドにあるウッチ(ウッジ)という都市があるから、ぜひ来てくれ

と言われましたので、

それなら通り道だし行くっしょ

ということで連絡しました。

彼は快く返事をくれて、結果2〜3日後に再会を果たしました。

今日は「人から好かれるマインド」について書いていきます。

まずは自分がオープンにし、笑顔で素直にリアクションすることだ。それらは大きな強みとなり、僕らの人柄を形成していく。

ポーランドでガイドしてもらうことに

ポーランドはウッチ、

ここはどこだ?

と思った僕は、彼と駅で再会することとなります。

まだ21歳の彼は、僕よりもずっと背が高く、知的な匂いがしていました。

英語も堪能で、とても聞き取りやすい英語をしゃべってくれました。

駅を出た僕らは、そのまま市街を歩きます。

彼なりにこの街にはものすごく愛着があるようで、

  • 街の歴史
  • 重要な人物の銅像
  • 観光客向けではないスポット

など、本当に様々な名スポットを案内してもらうこととなりました。

コトの発端といえば、「バスで隣の席になっただけ」でしたが、

別れ際に挨拶ができなくてごめん

とまでメッセージが来ていたものですから、ポーランド人と日本人はやはりどこか似ているところがあるのかもしれません。

以前から僕が「人に会いに行くこと」を大事にしていたからなのか、彼にも何か響くものがあったのかもしれませんね。

時に事情があって寄れないこともありますし、オススメされた場所に行けないこともしばしばです。

それでもタイミングが合う時は、できる限り人に会いに行くように心がけてきました。

当然ですが「日本人だから」といった括りは一切なく、自分の気持ちの向くままに、人に会いに行くようにしました。

彼も地元を知ってもらえたおかげでとても嬉しかったようで、そういった意味では、

何か力になれたのかな?

とも感じることができました。

歩いて話していますと、相手のいろんなことを知ることもできましたし、本当に話題の尽きない時間でした。

特に僕は、彼が説明している間はずっと「聴いていた」ような気がします。

「しゃべれ」と言われれば一生しゃべれますが笑、「聴いてほしい」と言われれば聴くこともできます。

僕のその姿勢が、彼にとって嬉しかったのかもしれませんね。

人に会いに行くことで、その人の地元を知ることになる。それと同時に、その土地に愛着が持てるようになるのだ。

人に好かれるためのマインド

人に会いに行くことや、故郷を訪れることは記事にしましたので、切り口を変えましょう。

前回、僕は「X」でラジオをしたところ、

人に好かれるのはせいじさんの人柄だ

と言われたことがありました。

確かにそれは一理あるのかもしれませんが、僕が何か特別なことをしたかといえば、当然のことながらそんな自覚はこれっぽっちもありません笑。

ただ先ほど述べた「傾聴力」に関しては、教員時代に培ってきたものがありますので、それが功を奏しているとは思っています。

また自分の意見を述べることも、散々「ここ(=ブログ)」でやってきていますので、

  • 過去に何をしてきたのか
  • 自分がどう思っているのか
  • これからどうしていきたいのか

を、人よりはある程度クリアに伝えることができると思っています。

ここから考えてみますと、僕はいろんなことにおいて「ハイブリッド」なのだと思いました。

つまりどんなテーマやシチュエーションでも、「両者の立場に立つことができる」ということです。

今でも頑張って視野を広げているつもりではいますが、

「いろんな人のいろんな立場を知り、そこに共感すること」

が少しずつできるようになってから、関わる人の範囲が劇的に広がってきたような気がしています。

「大切なのは愛嬌」という言い回しもありますが、

人柄だけでは、人は僕のことを好きにならない

と思っています。

もし人柄が原因だとすれば、それはたまたま「僕の人柄」が相手に合っていただけに過ぎないからです。

そうではなく、「人柄」とはいろんな経験や考え方の上に乗ってくるもの。

人に好かれるためには、まず人を好きになること

相手の話を聞き、ただ聞くだけではなくこちらの意見も適切に伝えること。

いろんな立場の生徒やご家庭と触れ合ってきたからこそ、生まれた「ハイブリッド」な性格(人柄)。

これがなぜか、多くの人から好かれる理由なのかもしれません。

いろんな立場でものごとを見られるようにしよう。そうすると共感力も上がり、人から好かれるようになる。

本心を伝えること

僕が昔から大切にしていることは、「オープンであること」です。

オープンであることは、ある程度のリスクを伴います。

日本人が好んでいる「表面上の付き合い方」をしていれば、自分のことは知られることなく、プライベートを守り抜くことができます。

ただ僕はこれがあまり得意ではなくて笑、

  • 隠し通したり
  • ウソをついたり
  • 表面上で付き合ったり

することが苦手です。

プライベートを守っている人のことを悪くは言いたくありませんので、「ある程度出さないこと」も僕には必要なのかもしれません。

それでも僕は、

「自分がオープンでいたことで、何か特別イヤなことがあった」

という経験はありませんでした。

むしろありのままの僕を知ってもらうことで、

この人は信頼に足る人物だ

と思ってもらえることが多くなりました。

ポーランド人の彼と知り合った時も、自分の趣味や考え方をすぐに述べました。

特に包み隠すこともなく、聞かれたことであればできる限り伝えるようにしました。

ただ一方でいつも意識していることは、

自分の意見を押し付けないようにすること

です。

僕の周りには、

せいじはこうしたほうがいい

と言ってくる人が、必ず現れます笑。

時と場合によりますので、アドバイスとしてありがたく受け止めることもありますから、全てのことをイヤがっているわけではありません。

そのおかげで変われたこともありましたから。

こればかりは「その場その場の肌感覚」ですが、実際本当に「押し付けてくる人」はいます。(イヤーな感じで)

そうされてしまいますと、

この人は自分の人生を生きようとせずに、人をコントロールしたがっているのだな

という印象を与えてしまいます。

僕は自分の人生で精一杯だからなのか笑、そうした価値観の押し付けをすることがありません。(先生をしていたこともありますしね)

世界で会う人たちとは議論をすることがあっても、いがみ合いをすることなんてありませんでした。

人と会う時はいつでも自分の「本心」を素直に伝え、一方でハイブリッドにいろんな意見の間を行ったり来たりすること。

オープンでありながらも、「傾聴/共感」することで相手と議論を重ねていくこと。

自分の過去の経験から今まで、いろんなところをくぐり抜けてきたおかげで、様々な立場に立って物事を考えられるようになったのかもしれませんね。

本心を伝えることは、相手を言い負かしたりコントロールすることではない。様々な立場に立った上で、自分の意見や信念を伝えることなのだ。

おわりに

人と打ち解けるには様々な手法があるかと思いますが、「一朝一夕で身につくもの」ではないと断言することができます。

僕自身の過去が影響していることもありますし、先生というキャリアの中で身につけたものもあります。

「人柄」という一言は、ざっくりとまとめるには適切な言葉かもしれません。

しかし、実際その「人柄」とは多くの経験や失敗、試行錯誤の中で身につくものです。

僕も人から「自然と」好かれるようになるために、たくさんの失敗を重ねてきました。

これが、

人から好かれたい

と思っていた時のほうが人から好かれないのですから、人間関係とは本当に面白いものです笑。

自分の人生に集中して、「人柄」を築き上げていきましょう。

僕もまだまだこれから。

信頼の積み重ねですね。

それではまた!

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