こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
現在「静かな人の戦略書」を読んでいます。
周りからは、
とよく言われるのですが、もとはといえばガリ勉でしたので笑、内向的なほうだったと思います。
本書はとても興味深く、
と思い、いつもよりかなり速いスピードで読み進めています。
今日は人の性格の1つである「内向型と外向型」について書いていきます。
そもそも分けることなんてできない
先述した通り、僕は「外向的な人間」だと思われることが多いです。
以前はいわゆる「ガリ勉」でしたし、女の子と話そうと思えば、ものすごい緊張して大量の汗をかいていたものでした笑。
また、ダンスサークルに所属していた時、あるいは大学院に在籍していた時も、逆にトガっていたこともあってか笑、人間関係でツラい思いをしたこともありました。
様々なことを加味してみますと、僕自身も、
「どちらかといえば外向的になったほう」
という、とても曖昧な「型」の部類(=両向型)に入るほうだと思います。
つまり、
- 内向型
- 外向型
と、「白黒ハッキリと分けられるものではない」ということは、本書にも書いてある事実なのです。
多くの人と会ったり、発信をたくさんしていたりしている僕だとしても、「一人の時間」を大切にしていますし、人と会わずに、
- 読書したり
- 美術館に行ったり
- サウナに行ったり
する時間も必要な時があります。
逆に、一見「人付き合いが悪そうな人」だとしても、
- 一対一だと密に話すことができたり
- 他人への配慮や気遣いが細かくできたり
と、意外にも「対人」の点において得意な面もあります。
誰もがどちらの要素も持っており、一概に「こちら側」と決めることはできないのです。
どこかで線引きをしようとすることは、あまり賢明とは言えません。
人間の心や性格は十人十色であり、内向性も外向性も、誰しもがある程度は持っています。
まずはその前提に立つことが大切であり、その上で、
と考え、戦略を立てていくと良いでしょう。
内向型の戦略とは?
本書には結論として、
「内向型もコミュニケーション能力は必要」
と書いてあり、安心しました笑。
と言われたら、どうしようと思ったからです笑。
残念ながら、著者のジル・チャンは、コミュニケーションなくして成功したとは、一言も言っていませんでした。
例えば「電話ではなくチャットで事務連絡をする」など、自分のできる方法や得意な方法で(かつ苦手な方法は避けて)、意思疎通をしていくことが大切なのだと書いてありました。
と、ある程度「型」がわかりましたら、
ではなく、そこからどうやって対人コミュケーションを進めていくかを考えなければならないということです。
つまり「自分が内向型の人間だ」と気づいたら、次の行動に移してみること。
そして自分なりに戦略を立てて、仕事に向き合っていくこと。
逃げたり言い訳をしたり、「内向型だからダメ」と自分でレッテルを貼ったりしては、そもそも何も始まらないのです。
僕の性格や行動に「内向型/外向型」の2つの要素があるように、人はそれぞれ必ずと言っていいほど「両方の要素」を持ち合わせています。
だからこそ、各々の「強み」は違いますし、その「強みを活かすこと」が、大切なことなのです。
生かそうとしないまま、
と思うこと自体が、自分を生きにくくしてしまうのです。
このことを分かっていなければなりませんね。
自分らしくあること
僕が「真理だな」と思ったのは、
「自分らしくあることが大切だ」
ということでした。
人にはいろんな「型」があります。
僕は少し「外向型」が強く出ているかもしれませんが、時に「内向的な思考」をしますし、こうして一人でブログを書くことができるのも、内向性があるがゆえにできることだと思っています。
それぞれの場面で、自分がありのままでいられるほうに寄せていけばいい。
その点に僕は納得しました。
特に「仕事選び」となりますと、
と、著者はよく聞かれたそうです。
結論、そんなものは存在しませんので、
- 自分が型を変えてゆくこと
- 自分に合う職業を見つけること
しか解決方法はないのだ、と書いてありました。
確かに、仮に「内向型の人に合った職業」があったとしても、全ての内向型の人にピッタリ合うとは限りません。
これは「多様性が認められてきた時代」だからこそ、誰もが納得できることだと思います。
例えば、どんなに事務仕事が得意であったとしても、その中で苦手なことや、やらなければならないことはいくらでも出てきます。
その中で自分に合った職業を選び、さらに努力をすること。
冷たく聞こえるかもしれませんが、これは真実だと思っていますし、何も間違っていないとも思っています。
ただ、その「方法」についてはいくらでもあるわけですから、自分なりに心地よい方法を探し出して、生き延びていくことが良いのでしょう。
本書は「内向型の人」を支持しているのかと思っていましたが、実際はそうではありませんでした。
- コミュニケーションは必須だし、
- 周りに仲間は多くいたほうがいい。
と、まるで逆のことが書いてあると感じたからです。
でもそれは「事実」であり、別段ヘンなことは言っていないのです。
その現実を受け止めた上で、内向型の人は、
- どのように振る舞い、
- どのように戦略を立てていくのか。
を、決めていきましょう。
一方で自分の「あり方」を見失うことなく、窮屈に生きていかないようにすること。
それぞれの「型」にも、それぞれの悩みはあります。
自分が生きにくいと思ったら、何かを変えること。
これはどんな状況においても、必要なアクションなのです。
おわりに
と思って手に取った本書でしたが、実は僕自身も内向型の特性を持っていると気づきました。
また「型」自体が、もっと抽象的なものだと書いてあったことにも驚きました。
それぞれにあった、それぞれの戦略を立てて生きていくこと。
当たり前のことなのかもしれませんが、改めてそうだなと思わされた内容でした。
まだまだ興味が尽きませんので、楽しく読んでいきたいと思います。
何かの参考になれば嬉しいです。
それではまた!
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