若い頃に投資はしておいたほうがいいのだろうか【やれることは早めに】

投資

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、こんな動画を見ました。

この番組のいいところは、それぞれがそれぞれの価値観をただ話すだけであり、相手を貶(けな)したりバカにしたりしないところです。

僕もこうしてブログを書いていますと、「自分の価値観」を押し付けてくる人もいます。

やはりこの番組からも分かるように、

  1. ちゃんと人の話を聞いて
  2. ちゃんと自分なりの価値観を持つこと

が大事なのだなとわかりました。

さて、今日のお題は「若い頃の投資」についてです。

みなさんは「若い頃に投資すること」について、どう思いますか。

若い頃から投資はしておくこと。歳を取ったらできなくなることもどんどん出てくるからだ。

若い頃の1万円

僕は34歳になってから世界一周をしましたが、決して早くないとは言え、

やってよかったな

とそう思っています。

いくつになっても挑戦とはできますから、決して、

若い時にできる経験をしておかないと、あとはやったって意味がない

と言っているわけではありません。

それぞれのタイミングでいいのですが、

やりたいけど、いいかな…

と踏みとどまっている人ほど、もう一度考えて欲しいのです。

確かに、投資を続けるために安定した企業に勤めたり、少し我慢しなければならない時もあるかもしれません。

でも僕らには「今」しかないということもまた、事実なのです。

僕が20代の時なんて、バイトで稼いだ数万円で、本当にいろんなことができました。

  • サークルの合宿
  • 友人たちとの飲み会

など、今思えば「ムダ」だと思えたあのお金も、

そこにお金を使っておいてよかったな

と思うのです。(浪費なのかもしれません)

一方、これからどんなにお金を稼ごうとも、年齢を重ねれば必ず「できなくなってくること」が出てきます。

その時にある「100万円」なんて、価値がないに等しいの「かも」しれません。

お金はお金ですから、

年寄りになったらお金なんて持っていても意味はない

ということではなくて、 “大体そういうもの” だと思っています。

感覚的にも、僕は若い頃にかけた数万円のほうが、今持っている数万円よりも圧倒的に価値を感じていました。

稼げていなかった「学生時代のバイト」と比べているからとはいえ、やはり若い時にできる経験は計り知れません。

だから、若い時には投資をしておくこと。

動画では様々な意見がありましたが、僕も「若いうちにいろいろやっておけ」派ですかね。

若いうちからできることにお金をかけてみよう。若い時にできることと、歳をとってからできることでは全く違う。

その経験が自分を作る

若い頃に色々とやっておきますと、それが「自分」を形成します。

僕の生徒さんたちには、小さい(若い)のにも関わらず、

親の仕事の関係で今アメリカにいる
自分の選択でフランスまできてバレエの練習をしている

という子たちもいました。

僕はこのような子たちを見るだけで、

いろんな経験をしているのだなぁ

と感心してしまいます。

中には「自分の選択」ではない子もいるのかもしれませんが、それでも「経験をしている」という事実それだけで、他の人とは全く違った価値観の広がりを見せることができます。

僕が若い頃に培った経験はほとんどなかったといえばそれまでですが、先述したように、

お金がなくても友人と飲みに行こう

と言っては、なけなしのバイト代をはたいてでも飲みに参加していました。

社会人になってからは、お金の心配なんてすることもなくなりましたから、

貯金がカツカツの中、行っていてよかったなぁ

としみじみ感じています。

2023年に世界一周をした時も、2年経った今(2025年)でも語れるくらい、世界の話を引き合いに出すことができます。

経験を積めば積むほど、その人の人生は豊かさを増してきます。

こういうことを言いますと、

海外に行っていない人は、まるで経験がない人みたいじゃないか

と思う人もいるかもしれません。

僕もそれには賛成と言いますか、

いろんなところに行った者勝ちだ

と言いたいわけではないのは確かです。

大切なことは、

こういうことをしてみたい

と思うのならば、早い段階でやろうと思うことです。

それがもしかしたら家業を継ぐことかもしれないですし、会社に所属することかもしれない。

そうした一つの世界かもしれません。

ただ、その中でも自分の心に従って、「やりたい」と思えることをできているかどうかだと思っています。

  • 新しい経験
  • なかなかできない経験

をしようとすること。

様々な経験があるほど視野も広がりますから、どこか一つだけに囚われることなく、若いうちからいろんな “経験” をすることをオススメしますね。

海外に行くことや、稀有(けう)な経験をした者勝ちではない。ただ、自分が今してみたいと思う新しい経験をしようとすることで、その人の人生は深みを増すのだ。

複利が効いてずっと語れる

若いうちから「投資」をしていますと、いろんなところで「語り続けること」ができます。

僕の世界一周なんて最たるものですが、別に「経験を語ること」だけではなく、当然のことながら金銭的な「投資」も大切です。

そこには「複利」が効いてくることもあって、時間をかければかけるほど、その価値が大きくなってゆくというものです。

当然、

世界の話に複利が効いて…

…なんてことは言えませんが笑、若い頃にやっていた分、「今」から遡れば遡るほど、その間にできる「話の数」は増えていきます。

世界一周をしてから出会う人たちが多くなっていくわけですから、

  • 若い人
  • 世界を見ている人

と会うたびに、僕の経験を惜しみなく伝えることができるのです。

本当の意味での「複利」とは多少なりとも意味が違うかもしれませんが、「早めに経験したこと」はそれだけ長い時間をかけて、「他のこと」へと投資ができるようになります。

以前僕は、とても単純な話を書いたこともあります。

死ぬ直前に世界一周をしても、それ自体が “効いてくる” のが数年後だと考えるならば、あまり意味はないというようなことです。

何度も申し上げますが、

タイミング遅すぎだろ。もっと早くやれよ

と言っているわけではありません。

高齢になっても挑戦することは素晴らしいことですし、いつでもそうやって「新しいこと」を求めることはいいことです。

ただ、若ければ若いほど、その経験に投資すれば、それが数年後に生きてくるというのは僕自身も感じていることですし、みなさんも薄々わかっていることなのではないでしょうか。

数年前に始めた投資の知識や税金の知識があるおかげで、僕は今、個人事業主としてやれていますし、昔勉強していた英語が、今の僕の仕事になっています。

だからこそ、「早いほうがいい」というのは真実なのです。

リターンが得られない、いわゆる投資にならない経験もあるかもしれません。

でも、それらが後から繋がることもあり得ます。

だから若い頃からも恐れずに、多少なりともリスクをとってほしい

僕はそう思いますね。

投資は早ければ早いほどいい。人生には限りがあるからだ。それが複利となって効いてくるかどうかは定かではないが、長い年月を経て影響が出るものもあるのだ。

おわりに

この「投資論争」に正解はないとはいえ、

若い頃に散財すべきでしょ!

という人もまた、それはそれで(浪費かもしれませんが笑)形の違った投資とも言えます。

いずれにせよ、若い頃に積んでいる経験とはそれだけ「価値のあるもの」だと言っても、誰も批判はしないでしょう。

だからすぐに飛び込み、いろんなことに挑戦してくださいね。

それではまた!

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