こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、生徒と一緒に「持久走」の授業に参加してきました。
そういえば、こうしてランニングに目覚めたのも、この体育の授業に参加したことがきっかけでした。
学生時代に苦手だったランニングを、まさかここまで伸ばせるようになるとは思いもしませんでした。
これも毎週、毎月走り続けた結果だと思います。
僕が走り続けたことで得られたことをお伝えしていきます。
1年間でどれだけ速く走れるようになったのか?
1年前に生徒に交じって体育の持久走に参加した時は、以下の写真のタイムが限界でした。
【2021年2月19日】3㎞走 12分47秒 4分16秒/㎞
「Garmin」というスマートウォッチを買う前は、このように腕時計で測っていました笑。
そのため正確なものではありませんが、これが当時の最速のスピードだったと思います。
ランニングを始めた当初は「3㎞走」が基本だったため、すぐにある程度は速くなりましたが、なかなかタイムは伸びませんでした。
以上がランニングを始めて1ヶ月くらいの時です。
「長い距離を走った方が、結果的には短い距離でも速くなりますよ」と同僚からアドバイスをいただき、長い距離を走ることにしました。
今では基本10㎞を4分45秒/㎞ 前後のペースで走っています。
さて1年が経ち、生徒たちに交じって走った結果はどうなったのでしょうか。
以下が先日の持久走の結果です。
【2022年1月13日】3㎞走 12分16秒 4分5秒/㎞
なんと31秒も速くなっていました!(3㎞:12分47秒→12分16秒)
画像が分かりづらくて申し訳ありません。
表記は3.34㎞ですが3㎞地点で12分16秒でしたので、「4分5秒/㎞」くらいのペースで走ることができたということになります。
普段10㎞を走っている僕からしますと、3㎞走はちょっとしたダッシュのような気分でした笑。
加えて久しぶりのタイム走でしたので、実際のところは「軽い気持ち」での参加でした。
つまりそれが意味することとは、「まだ本気を出していない」ということです。(たぶんタイムは伸びないと思いますが笑)
それでも、
- 走った後に筋肉痛にならなかった。
- 最後の1㎞は少し追い込んでみたものの、そこまでしんどくはなかった。
- 「3㎞走にしてはちょっと遅いペースなのかな?」と思って走っていた。
という伸びしろが見込める体感でしたので、また参加してみようかなと思います。
去年では「4分10秒/㎞を目標に!」と躍起になっていましたが、実際は「4分15秒/㎞」を狙うのがやっとでして、息も絶え絶えであり、しんどい中でのランニング練習を繰り返していました。
それがここまで進化することができ、あっさりと「4分10秒/㎞」の壁を超えたどころか「4分5秒/㎞」というタイムを叩き出したのです。
人間、やればできるものですね。
自分の成長を実感した、そんな体験となりました。
続けていることを可視化すること
ブログやダイエットもそうですが、僕は目に見えて変化していることが好きです。
例えばランニングに関しては、
というように、Nike Run Clubというアプリとスマートウォッチを連動させて、記録をとっていました。
記録をあまり気にしたことはないのですが、たまに見ると自分が積み上げてきたものが可視化されていることに気づきます。
「積み上げること」を目的にすることは本末転倒かもしれませんが、ほどよい刺激となっていたことは間違いありません。
ブログも「毎日更新」をしていますと、過去の記事数が積み上がっていく心地よさがありますし、食生活の改善では体がモロに、素直に反応しますので笑、目に見えて分かりやすいですよね。
記録が目に見えることで、
- 自分が結果を出せたと思えること
- 自分の継続の証拠となること
- 自分に嘘がつけなくなること
- 自分の成長を実感できること
- それらによって自信がつくこと
などがメリットとしてついてきました。
もし「継続することが苦手だ」という人は、こうして記録をつけてみることを試しに始めてみてもいいと思います。
さらに僕はSNSで、
- カフェや食事の写真
- 美術館の写真
- サウナの写真
- ダンスの動画
- 読んだ本の写真
などを記録用にアップして発信しています。(いいか悪いかは別にして笑)
もちろん「人にさらすこと」で自分に言い訳をできなくさせることもありますが、記録と同時に友人・知人からレスポンスも返ってきますので、また新たな発見やコミュニケーションが生まれて有意義なものとなるのです。
過去のものを誇る必要はなくて、過去の自分からいかに変わることができたかが大切です。
誰かと競うのも楽しいですが、自分の中で「確実に成長し続けていること」を感じられますと、
「俺、まだまだイケるじゃん!」
と思えるようになるものです笑。
変化していく自分が手に取るようにわかるというのも、「記録の可視化」のメリットなのですね。
成長している自分をどう思うか
僕は30代ですが、まだまだ自分の成長を見てみたいですし、自分の知らない新しいことに立ち向かっていくことで、本当に今が楽しいと思えています。
もちろん、
- 独り身であること
- 土日に予定を詰め込めること
- フットワークが軽いこと
など、他の人からすると「自由度が高いからこそできている」部分もあることは認めています。
しかし今後どんな状況になったとしても、このような成長や継続をテーマにして人生を生き抜いてみたいなとは思っています。
僕が続けられているものには、共通点があります。
- 楽しい
- 好き
- 成長している
- ワクワクする
- 心地よい
などでしょうか。
「無理やり」「イヤイヤ」「仕方なく」などの気持ちはもちろんありません。
それで続けていたらただの苦行ですから。
とは言いつつも確かに、
- ダンスをしたくない時
- 走りたくない時
- 仕事に行きたくない時
- ブログを書きたくない時
- 甘いものをドカ食いしたい時
など、あらゆる誘惑に駆られることが幾度となくあります。
それでも「それらの誘惑」と「自分のやろうとしていること」を天秤にかけてみますと、やっぱり続けたいという気持ちのほうが優ってしまうんですよね。
きっとみなさんの中にも、「無意識のうちにずっと続けているもの」があると思います。
とても小さなことでも構いません。
- 掃除をしている。
- 募金をしている。
- 自炊をしている。
- ウォーキングをしている。
- 仕事を数年間継続している。
- 日記をつけている。
など、必ず継続していて誇れるものが見つかるはずなのです。
「ランニングできないマン」だった僕がここまで成長することができたのですから、すでに何かを継続しているみなさんであれば、きっとそれらを伸ばすことは容易なはずです。
そうして何年も何年も続けていますと、いつか成功に導かれたり、夢が成就したりと、必ず報われる日がきます。
何より続けたからこそ見えてくる自分の成長が、僕は好きですし何よりの報いだと思っていますしね。
それを楽しいと思えれば、もはや無敵になれるのです。
おわりに
ふと「持久走の季節だな…1年ぶりの自分はどれだけ速くなっただろうか?」と思って参加した持久走。
1年前に感じた、
- 初めて長距離を走る緊張感
- ランニング後の節々の痛み
- 速く走ることができなかった悔しさ
は、全くと言っていいほどありませんでした。
むしろ気持ちが高ぶり、「成長した結果を叩き出したい」という気持ちのほうが強かったです。
やはり続けてきたものに対しては、必ずと言っていいほど「自信」がついてきます。
「成長するために続けてきた」あるいは「続けてきたから成長した」のですからね。
頻度は人それぞれですが、試行錯誤して成長できるレベルで続けていかなければなりません。
自分への戒めとしても胸に刻み、無理のない程度に頻度や強度を上げるなどして、さらなる成長を目指していきたいと思います。
みなさんもともに継続、成長していきましょう。
それではまた!
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