自分と向き合う時間をとってみよう【内省/内観のすヽめ】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

みなさんはマインドフルネスをご存知でしょうか。

僕は1年前に始めて、忙しくない日であればほぼ毎日、寝る前に3分間だけ「自分に集中する時間」を取るようにしています。

マインドフルネスといえば、簡単にいうと「瞑想」です。

僕がやっているものは部屋を暗くして座って、そのまま「3分間呼吸に集中する」というものです。

形はいろいろあるのですが、ここ1年でマインドフルネスが効いてきたことが何度かありました。

今日はそんな「マインドフルネスや内観/内省のすヽめ」をお伝えしていきます。

自分と向き合う時間をとってみよう。自分と対話することで世界が変わって見えてくる。

自分との時間を取るメリット

毎日が光の速さで進んでいくようなこの多忙な社会では、一人一人「ゆっくりと自分と向き合う時間」が取れていないのではないかと思います。

僕も教員を始めたての頃は、とにかく覚えることが多くて、

  1. 授業準備
  2. 部活動顧問
  3. プライベート

など「良くも悪くも」充実して忙しい毎日を送っていました。

友人や同僚との時間は楽しく、「刹那主義」(=その瞬間を生きることを楽しむ人)とも取れるような生き方をしていました。(ネガティブな言い方で使われます)

でも今は、多忙な中でもしっかりと「自分と向き合う時間」をとるようになりました。

「マインドフルネス」とは、このネガティブな「刹那主義」とは少し違うのかなと感じています。

それは、

  • じっくりと自分と向き合う時間
  • 自分の人生について考える時間

だと思うからです。

僕なりに感じているメリットを挙げていきます。

自分の人生を常に修正できる

僕は寝る前のマインドフルネスを続けていることも1つですが、

  • サウナでととのっている時
  • 静かな街中で道を歩いている時

などでも、その音や風、匂いを感じて、自分の「生」について考える(感じる)ことがあります。

また鏡で自分を見つめて、

今、自分の思い通りの人生を歩めているのか

と、自分に問いかけることもあります。スティーブ・ジョブズですね。

小学生あたりから「死」については考えていたはずなのに、

「大学生 ▶︎ 社会人」

と、人との時間が楽しいことをいいことに、自分の人生について考える時間を疎(おろそ)かにするようになっていました。

今ではマインドフルネス(呼吸や「生」に注目)をすることで、自分と向き合う時間(内観/内省と言う)を数分でもいいから確保するようになりました。

今の自分は正しい方向に進んでいるのだろうか?

と自問自答する時間ですね。

これは以前の「刹那主義」とは違い、一歩一歩踏みしめるような感覚に近いと思っています。

もちろん、人生に「正しい」や「間違っている」といった答えがあるわけではありません。

しかし1つ1つ確認もせず、何も考えずに人生を生きていたら、僕の人生はあっという間に終わってしまいます。

やり切った人生だったな

と思うことのないまま、いつのまにか終わってしまうことでしょう。

そうならないためにも、普段から「ポイント」を設置しておき、自分の「今」について考える。

少しずつ修正しながら、前に進むことができるのですね。

落ち着いて優しくなれる

マインドフルネスを始めた当初は、

これ、本当に意味があるのかな?

と、ちょっとした「疑いの気持ち」すらありました。

しかし、

勉強やスポーツと一緒で、続けるほど効果があるものだ

という言葉を信じ、続けること1年。

一見すると「目に見えるような大きな効果」はありませんが、自分の「心」はかなり安定するようになっていました。

  • 常に落ち着いていて、
  • 人に優しくなれている。

そんな自分がいたのです。

特にマインドフルネスは「呼吸に集中する方法」が多いからでしょう。

自分の呼吸を「感じる/観察する」ということは、自分の感情と向き合うこととほぼ一致します。

僕も人間(ゴリラ)ですので、主に仕事でイラッとすることが(たまに)あります。

そんな時、普段から自分の呼吸を観察していますと、

  • 鼓動が早くなり
  • 呼吸が乱れてきた

とすぐに気づくようになります。

うん、これはまずいぞ。イライラしているな

と客観的になり、瞬時に冷静さを取り戻せるようになりました。

毎日の生活の中でも、深く呼吸してリラックスすることを意識していれば、落ち着いた1日を過ごせるようになります。

僕はずっと、

幸せってなんだろう?

と思って、この1年を過ごしてきました。

そして、

  1. 深呼吸をして
  2. 街中の音や匂いに意識を向けて
  3. 自分が生きていることを実感をすること

この時間が、忙しい毎日を過ごす僕らにとって必要なのだという結論に至りました。

  • 仕事
  • 運動
  • 人との時間

を大切にしながらも、自分の心を休める時間もまた、大切にしていきたいですね。

マインドフルネス(瞑想)は、積み上げることで人生を豊かにする要素となる。自分の人生や感情をニュートラルに戻す方法として、もっておくとよい。

自分と対話すること = 自分を客観視すること

自身との対話は、どうも「主観的なもの」だと見られがちですが、僕は違うと思っています。

呼吸に集中している時は「何も考えない時間」となりますが、ふと自分の「生」を客観視するようになります。

  • 今、自分は「生きて」いる
  • 今後の自分はどうありたいのか
  • 限りある残りの命をどのように使いたいのか

普段の生活の中では考える暇もない自分の人生、すなわち「」。

最期を迎えるまでに、今自分がやりたいことは何なのか。今自分にできることは何だろうか

これについて考える時間もまた、人生にとっては貴重な時間なのです。

一歩離れて自分と向き合う。

今の自分はどう見えていて、これから社会にどう役に立って、どう命を燃やしていくのか。

哲学的なようで敬遠されるかもしれませんが、実はとてもシンプルですし、それを考えているか考えていないかで、人生の歩み方が大きく異なってきます。

呼吸に集中している時は、

  • 自分の「今」
  • まだ続いている「生」

を感じている瞬間です。

それは同時に「死を感じる」ということでもあります。

すると、自分が「刹那的に楽しんでいた時間」をなくすようになり、今後の展望や未来について、はっきりとした目標を持つようになります。

毎日が活気に満ち溢れ、忙しい中でも「自分の受けた生の意味」を感じる瞬間が多くなります。

マインドフルネスや瞑想は訓練だ

と言われた意味が、今ならわかるような気がします。

今を、そしてその先を見つめることのできるマインドフルネス。

「内省/内観」と合わせて続けていき、自分の人生を豊かにしていきたいですね。

自分の「生」について考えることは、同時に「死」について考えることだ。呼吸を感じ、自分の人生を客観視しよう。これからの一瞬一瞬が、まるで輝く火花のように思えるはずだ。

おわりに

マインドフルネスや内省/内観という言葉を聞くと、

宗教的だ!スピリチュアルだ!

と言われることがありますが、部分的に合っていて、部分的に違うのかなと思っています。

自分の人生について考えることは、

  • 誰かに頼ったり
  • 誰かに決めてもらったり

して歩むことではないからです。

「何かにすがって生きていくこと」が必要な人もいるかもしれませんが、自分で自分の人生について考えることは、誰にでもできますし誰もがしてよいことです。

人生について考えるべきだ

このように強制はしませんし、仏教的な発想だと「この世に生まれた意味なんてない」という考え方もあります。

どう考えるのもその人の勝手ですが、自分で考えて行き着いた結果である必要があります。

少なくとも内観や内省をしてきた人は、

軸のある、芯の強い人生

を歩んでいるように見えます。

僕はこれからも、自分の人生について向き合い、自問自答していくつもりです。

そうやって生きていくことが、「与えられた僕と言う存在」に対しての礼儀だと思うからです。

ぜひみなさんもマインドフルネスや瞑想を始めてみてはいかがでしょうか。

何かを掴むきっかけになるかもしれません。

それではまた!

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