30代教員が自身の人生に使命を感じた理由とは?【人との繋がり】

人間関係

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

先日、大富豪アニキの教えを読み終わりました。

本書に載っている内容から話を引用しては、何本か記事を書きましたが、最後のほうの章で「人の生きる目的とは何なのか?」という話があったので、飛びついて貪るように読みました笑。

(僕はそうした哲学的な話が好きだからです)

本書では「少しでも今の社会を良くして、次の世代に渡すため」に、僕らは生きているという内容が書かれていました。

この話を読んで僕がどう感じ、与えられた「すずき」という命に何を思っているのか。

抽象的な内容になりますが、書いていこうと思います。

自分には使命があると思え

僕が教師になったのは、少しでも多くの生徒と関わり、自分の教えを伝えたかったからでした。

僕はどこまでいっても一般人ではありますが、だからこそ、

  • 何かに悩んでいる人
  • 超えられない壁にぶち当たっている人

に、一般人である僕が様々な課題に体当たりしていき、その経験を通してヒントやアドバイスを伝えていくことができればなと思ったのです。

ただ一方で「教員」という職にひとたび就いてしまえば、そこからできる経験は限られており、教壇に立って偉そうに、

  • 「世界の構造はこうなっているのだ」
  • 「これが一番の生き方だ」
  • 「君たちはこうあるべきだ」

と言っても、全く説得力がないのです。

「生きた経験を伝えたい」はずなのに、自分は何も経験してきていない。

「このままではいけない。僕には、もっと何かできることがあるんじゃないか?

という思いが、日々積み重なっていきました。

それから「自分の生きる意味」について考え始めました。

以前は「夢をかなえるゾウ」という本を参考にして、「生きる意味」についての記事を書きました。

この記事では「生きる意味=経験をすること」でしたが、今回読んだ本で書かれていたことは、「次の世代へとバトンを繋ぐこと」という新しい視点でした。

動物たちが命を燃やして子孫を残すように、僕ら人間の本能も次世代により良い社会をつないでいくことが命を与えられた理由であると考えた時に、

「僕はこの与えられた命を、最後の瞬間まで燃やし続けなければならないのだ」

と使命感に燃えたのでした。

  • お金
  • 人生
  • モノ
  • 人間関係
  • 幸せ

など様々なテーマについて考え、行動してきたつもりでしたが、こうした自己啓発系の本を読んでいく中で、

「もうお金のことは大体わかったから、とにかく何か人の役に立つことをしたい

という思いが募ってきました。

先生という職業も素晴らしいと思っていますし、やりがいはあります。

ただ、どうしても僕の力不足で、本当にやりたいことがやり切れていないのが現状です。

それを打破するには、もっと大きなリスクをとって、人生を変えていかなければなりません。

僕にはやらねばならない「使命」があると思うからです。

人の生きる意味は、後世によりよい社会を残していくことだ。自分に今できることは何か。使命感を持って生きてみよう。

自己中心型から、使命感・責任感へ。

以前も「GIVE」に関しては記事にしました。

僕が他人のことを考えるようになったのも、実はここ最近の話です。

このブログを書き始めた時は、

「一度しかない人生、幸せに生きよう!」

という考えが強く、どちらかといえば「自己中心的な考え方」に寄っていました。

今僕にできることはせいぜい、

  1. 節約して無駄な支出をなくし、
  2. お金を稼いで、
  3. 投資に回し、
  4. 配当金でFIREだ!

という流れくらいのものだ、とも思っていました。

  • 小さく始め、
  • リスクを取らず、
  • 小さな幸福から感じてみる

という考えですね。

安定や安全が好きな僕にとっても、

「特に不満のない教員を続けて資産形成を頑張り、少し早めにFIREを達成する」

というような考え方に、何も悪いことはないじゃないかと思っていました。

しかし、だんだんと「今とは違うことをしなければならない」という考えにシフトし、結果「来年には一度、教員をやめてみよう」という発想につながったのでした。

それは何も、

  • 「他とは違った新しいことをする」
  • 「何かドデカいことをしてみる」
  • 「大きなリスクをとって成功を築き上げる」
  • 「億万長者になる」

といった意味ではないということにも気づきました。

生きていく上では、確かに「お金も大切」なのですけれど、後世によりよい生き方を示していくためには、

  • 自分の強み
  • 自分にしかできないこと

を活かして、「社会貢献していくこと」もまた大切なことなのだと悟ったのです。

今は、

  1. 自分の使命とは何であって、
  2. どうしたらその使命を果たすことができるだろうか?

といった使命感や責任感のほうが、強く意識されるようになりました。

教員とは責任感が強いものでして、自分のために富や財産を築いていくよりも、「自分には使命と責任がある」という考えで人のために何かするほうが、俄然やる気が出てくるものなのです笑。

すると、一周回ってお金についてもあまり考えなくなってしまい、「今の自分にできること」に意識を向けるようになりました。

  • 自分の資産について考えるとか
  • 成功した人と比べるとか
  • どれだけ失敗せずに事業を始められるか

といったことは、もはや考える必要がないとすら思っているくらいです笑。

こうして自分の思考が少しずつ変わっていくこともまた、日々成長して何かを感じているからなのかなと思っています。

人生は一度しかないが、自分がいかに幸せになるかと同時に、人の幸せも考えてみよう。そこに使命感や責任感があると、より幸せを感じることができる。

小さなことから始めて、多くの人と繋がろう。

小さく始めることは悪いことではありません。

僕も教師をやめたら、

  • サウナ
  • 英語
  • コーヒー
  • ダンス
  • ランニング
  • トレーニング
  • ブログ
  • 美術館

など、ありとあらゆることに手をつけてみたいと思っています。

一個人の僕にできることは限られており、本当に小さな世界が出発点となることでしょう。

それまでに人と人との繋がりを築き上げ、大切にし、大きな輪としていきたいと思っています。

繰り返しになりますが、だからと言って、

  • 「事業規模を拡大したい」
  • 「富を築きたい」

というわけではありません。

限られた命が続く中で、ただ多くの人と繋がりたいのです。

使命感に加えて、この「人とのつながり」も意識するようになってきたのには、理由があります。

1つは、「後世により良い社会を残す」ために、今の時点で多くの仲間や支援者、ともに働ける人を増やすことで、自分のやりたいこと(社会に貢献できるもの)により多くの力が集まるからです。

すると自分のやりたいことが実現しやすくなり、仕事もどんどんやりやすくなってきます。

教員を続けている間にも、できる限り「自分の足」で人に会いに行き、人間関係を豊かにしていこうと思っています。

もう1つは、単純に周りの人たちと幸せな時間を持ちたいという理由です。

最近は、

  • 同僚とサウナに行ったり、
  • 同僚と走ったり、
  • ダンスの練習会に行ってみたり、
  • サウナ友達(サフレ)とサウナに行ったり、
  • 後輩や教え子と飲んだり、
  • リアルオフ会をしてみたり

と、以前友人の輪を広げまくっていた時代の自分が、だんだんと復活してきております笑。

その時間は本当に幸せな時間であり、こんな時間が続けばいいなと思う毎日です。

後世によりよい環境を残していくためには、

  1. 今を生きている人たちからの協力
  2. 自分を含めた周りの人たちの幸せ

も必須なのです。

1人では事を成すことはできませんし、楽しくもありませんからね。

現在の人との繋がりを大切にして、与え、感謝し、この命が尽きるまで使命をまっとうしようと思っています。

現在も未来も、「人との繋がり」があることで大きな作用が働く。自分の周りにどれだけの人が集まるのかは、自分の考え方と行動次第だ。

おわりに

教職員も「生徒を育てる」という意味では社会貢献ですし、卒業生と再会して、感謝されることは「教員冥利に尽きる」というものです。

しかし一方で、こうして、

  1. 「自分の職」以上に「自分の人生」について考え、
  2. 「自分の使命とは何か?」を絞っていくこと

は、人生を豊かにしていくプロセスとなり得ます。

それは、職や資産についての考え方を「いい意味で」改めてくれるものだからです。

人生を俯瞰して見れば、もしかしたら今の職業やお金のことは、考えすぎても仕方のないことなのかもしれません。

「僕は自分の周りの人のために、後世のために、やらなければならないことがある」

と思うだけで、胸が熱くなってきます。

それが何かはわからないですし、やってみないとわかりません。

それでも、自分の人生に使命感や責任感を持って仕事をするほうが楽しいですし、生きている心地がすると思っています。

「大きなこと」や「大変革」を目指すことは、本末転倒です。

そうではなく、少しずつ周りの人を幸せにして社会貢献をしていけるように、1年後の自分を想像して、行動していきたいと思います。

今の課題は、とにかくたくさんの人と出会うことですね。

それではまた!

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