運動するとなぜスカッとするのか【原始時代からの教えを守る】

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こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日から「運動脳」を読み始めました。

めちゃめちゃ面白すぎて、一気に半分くらい読みました笑。

結論から言いますと、

運動で全てが解決する

という主旨の書籍です。

以前、「筋トレが全てを解決する」なんて書籍も流行りましたが、そこらへんはどうやら間違っていないようですね。

今日は僕の「運動する理由」や効果などを書いていきます。

原始時代から人間はほとんど変わっていない。生存本能を呼び覚まそう。

原始時代を見返そう

現代は情報社会だのインフラが整っているだのと、

明日生き残れるかわからない

という状態は、経済的な困窮を除けばほとんどありません。

一方で原始時代では、「明日のメシ」を確保するために、

  • 常に死と隣り合わせ
  • 瞬時の判断を迫られる
  • 走り回らなければいけない

など、現代人とは到底かけ離れた環境に身をおいていました。

その環境を思い出してみること。

これが「現代人が健康に過ごすためのポイント」となってきます。

そこでまず僕が注目したのは、「原始時代の食生活」でした。

医者が教える食事術」をきっかけに、間食として「ミックスナッツ」を摂取するようになってから、体重が激減。

他の書籍や健康オタクの友人に聞いても、

ナッツ類は間違いない

ということでした。

原始時代では、木の実からタンパク質・脂質・炭水化物を摂取していたことや、咀嚼による顎(あご)の発達などから見ても分かる通り、とても体にいいのです。

え?でも原始時代と現代じゃカラダが違うのでは…

何冊か本を読む前、僕はそう思っていました。

しかし実際のところ、「環境」は変わっているものの、人間の体(構造)そのものは原始時代から変わっていないということです。

何冊か健康に関する本を読んで学んだことは、まさに「原始時代に戻れ」という教えでした。

  • 朝は起きて夜は寝ろ
  • 狩猟するために走れ
  • 肉やナッツ類を食べろ

僕は今、これらを真似しつつあります笑。

現代は真逆で、

  • 夜も起きていられる
  • 走り回らなくても生きられる
  • 添加物や加工食品、糖質を容易に摂取できる

と、体それ自体は変わっていないはずなのに、残念ながら原始時代の生活とは真逆の生活をしてしまっているのです。

それだけ文明が発達し、「楽(ラク)」になったのです。

その分ストレスにさらされている時間は半端ではなく、どうも精神的に追い込まれている人が多い印象を受けます。

そうならないためには、原始時代から代々受け継がれてきた遺伝子に従うことです。

逆を行けば行くほど、体には負担もストレスもかかります。

僕はダンスが好きでしたので、「運動」についてはクリアしていましたが、

  1. 睡眠
  2. 食生活

はダメダメでした。

原始時代を見返すことで、徐々に最高のパフォーマンスに近づけるようになったのです。

現代は環境が変わりすぎているが、人間の本能や欲求、体の構造は原始時代からほとんど変わっていない。その時代の「生存本能」に素直になってみよう。最高の体を手に入れられる。

ランニングの意味

本書では特に「ランニング」にフォーカスが当てられていました。

先ほども書いたとおり、原始時代は「走ること」=「生存本能」だったのです。

  • 狩猟
  • 闘争
  • 逃走

どの点においても、「走ることで生きてきた」ということです。

僕は昔から「走ること」(特に長距離)はとてもキライでした。

なぜやるのかもイマイチ理解できていませんでしたし、スポーツの種目として、

  • 体操
  • ダンス

に「長距離用の筋肉」は不要だったこともありました。

しかし、体育の授業で生徒と一緒に持久走を走ったことが引き金となり、速く走ることができなかった悔しさから、ランニングを始めることとなります。

始めてみますと、どこか気持ちがよくなる快感がありました。

この感覚はなんだ?

疑問に思っていたものですが、「人間の本能」として走ることはマストだった時代があったため、実は当然の「快感」だったのです。

なるほど。なんとなく続けてきたけれど、幸せに直結する行為だったのか

また運動することによって脳の、

  • 海馬
  • 前頭葉

が活性化し、ストレスに対してブレーキを踏んでくれる効果もあるのだそうです。

現代は環境や人間関係がストレスフル

それも事実かもしれませんが、昔ほど「走っていない」ということも、ストレスを溜め込んで消化(昇華)しきれなくなってしまう大きな要因だったのです。

原始時代、人間は走り回っていた。ランニングはストレスを抑制するだけでなく、本能的な快感も伴うのは、生存本能と一致するからだ。

運動は全てを解決する

確かにランニングや筋トレを定期的にするようになってから、僕はあまりストレスを感じることがなくなりました。

いや、マインドが変わったから…

僕はてっきりそう思っていましたが、運動が脳と密接に関わっているように、間接的にではなく、実は「直接的に」ストレスがたまらない方法をとっていたのです。

特に「有酸素運動」はとても効果的だそうなのですが、ランニングを始めた当初は、

  • 思考の整理
  • すっきり感
  • マインドフルネス

などというように、科学的なエビデンスのことはあまりわかっておらず、知識もありませんでした。

本書を読めば読むほど、

  • 自分がなぜこんなに幸福度が高いのか
  • なぜこんなにもストレスが減ったのか

が理解できました。

単純にスッキリするから

という感覚も間違っていなかったのですが、運動によるストレスが「気持ちいいもの」として感じられることで、普段のストレスへの耐性がついていたのです。

どんな場面でも、ストレスを心地よく感じれるようになっていたというわけですね。

また「有酸素運動」や「筋トレ」は、直接的にストレス物質を減らしたり、ストレス耐性を強化する効果があることも知られており、

  • 多動性

に対しても効果があることが、多くの実験によって明らかになっていました。

科学的な根拠があること

これは何においても、とても大切なことだと思います。

いろんな本を読んで来ましたが、統計やデータといった客観的な事実の大切さを再認識しました。

  • 感覚的な爽快感
  • 筋肉や健康への影響

これらは肌感覚でわかるものですが、さらにそれを裏付けるデータがあれば「もはややらない理由がない」のです。

まずはウォーキングからでもいいですし、徐々に負荷(ストレス)をかけることで、本来の自分(=原始時代の生活)を取り戻すことができます。

やはり人間はどこまで行っても、

  • 本能的な部分
  • アナログ的な部分

は変わりません。

「運動」は人間の本能的な部分に訴えかける、最高の手段。

それによってストレスも減り、「人間として」活き活きと生きていけるのですね。

科学的に運動は脳に良いと証明されている。明日からでもいい。ウォーキングからでもいい。何かしら運動を始めてみよう。

おわりに

  • 精神

このどちらともかけ離れているような、それでいてなんとなく良い影響があるような、そんな「運動」でしたが、僕は本書を読んで確信に変わりました。

運動は人として必要なんだ

と。

  • 睡眠
  • 食生活

と、生活習慣をガラリと変えた僕は、それまでしてきた運動の強度を上げたり、有酸素運動を取り入れたりすることでさらに幸福度が増しました。

見た目だけでなく「内面」にも良い影響があるので、これはなおさら続けていく価値がありそうです。

  • 運動不足の人
  • 不安で仕方ない人
  • ストレスが溜まっている人

ぜひ運動を始めてみてはいかがですか。

それではまた!

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