大切なのは信頼であり話はそこから【自分のサービスを売るために】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

個人事業主として一年間、細々とやってきましたが、

ビジネスって難しいなぁ

と思っていた僕も、

やっぱり最終的には「心」なんだよなぁ

と実感している毎日です。

あまりにも「自分のビジネス」を押しすぎますと、人は遠のいて行ってしまいます。

だって、その人への信頼があるかわからないですし、お試しのサービスもなければ、口コミもないからです。

せいじ、まずはお試しで人を集めて、授業をしてみるといいよ

と、若い社長の友達から言われました。

するとそこから口コミが広がり、

この先生に教わったほうがいい

と言われるようになるわけですね。

今日は「信頼の話」をしていこうと思います。

まずは信頼を貯めることだ。それがなければ、自分のビジネスなんて売れっこない。

手当たり次第に広報すべき?

先日、僕の友人が、手当たり次第に「買ってくれ!」と叫んでいるのを見て、

ちょっと待ってくれ

と思いました。

当然、それがインフルエンサーが出しているもので超有名な商品なら、多くの人がこぞって買います。

しかし逆の立場になって考えてみた時に、

見ず知らずの人の商品なんて、買わないでしょ

と思うのが、普通なのではないでしょうか。

とても信頼のできる友達から、

この人のサービス(商品)はめっちゃいいよ!

と言われたら、買う気がなくても気にはなりますけどね。

僕はバリバリの経営者ではありませんが、多くのビジネス本を読んだ時に、「ニーズに応えろ」という言葉を目にしました。

それと同時に、

お客さんの信頼があれば、必ずそれがお金になる

という言葉も、キングコング西野さんの書籍に書いてあったのを目にし「なるほど」と思いました。

ビジネス(営業や広告)にいろんな手法はあっても、

  1. ニーズのある人の役に立って
  2. それを普段から積み上げておくこと 

が大事なのだとわかりました。

特に僕は一人でやっていますので、僕自身への信頼も必要になってくるわけです。

これがなければ、僕がどんなに広報したって、

お前誰やねん?ってかどんな評価ついとんねん?

ってなりますよね。(エセ関西弁)

広報に力を入れて、そこから入るお客さんももちろんいます。

だからこそ僕も、インスタやXをしているわけですからね。

ただ、大前提として「広告をバラマキまくればいい」というわけではなさそうです。

広報すること自体は悪いことではない。しかしそこに信頼や実績がなければ、誰だってそのサービスを買いたいとは思わないのだ。

ニーズに合わせてサービスを渡す

僕が個人事業を始めた当初は、この友人のように、

とにかくいいから買ってもらいたい

という気持ちが全面に出ていました。

確かに9年も公務員(高校の先生)をやっていて、英検1級とTOEICを持っているのですから、そりゃウケがいいように聞こえますよね。

しかし、その人が「本当に欲しいもの」でなければ、こちら側から売ることはできません。

逆に考えれば当然のことでして、僕がフェラーリやポルシェがどんなにすごい車だとわかっていて、仮に買える財力を持っていたとしても、

いや、要らんです

となるに決まっているからです。

だって、そこに「ニーズがないから」ですよね。

僕の英語の事業もそうですが、別に「レベルの高い英語を教えてほしい」という人が僕のプロフィールを見たところで、実は来ることなんてほとんどありません。

  1. もっと基本的なことを
  2. 学校の授業のように丁寧に教えて欲しい

というのが(あるいは伴走してほしい)、多くの生徒さんたちが求めていたものでした。

当然、高いレベルのことも教えはしますが、いずれにせよ「そこにあるニーズ」の穴を埋めていくことが大事なことであって、そこに対して訴求(=働きかけ)していくことが求められています。

押し売りをしていた友人に対して言えたことと言えば、

そこにニーズがなければ、人は集まらないよ

ということ。

ニッチなところも大事といえば大事ですが、ニッチな部分であってもちゃんとニーズがあるかどうかという点が大事なんですよね。

そして当然、その人への信頼も大事になってくるわけです。

広告を打ち出し、自分のサービスを求めている人にサービスを届けることも大事ですが、誰も求めていないもの、あるいはあまり求められていないものを売りに出しても仕方ありません。

  1. その人が何に困っていて
  2. それに合うサービスをどう提供できるのか

これが一致して初めて、サービスを売ることができるのですよね。

そこにニーズがあるのであれば、商品は売れる。これは当然のことだが、押し売りが先行するとなかなかそのニーズに気づけないのだ。

信頼があるから買いたくなる

僕はバリバリの営業マンや経営者ではないので笑、偉そうなことは言えません。

ただこの一年で特に感じていたのは、「信頼」でした。

どんなに無名な人であっても、友人から、

この人は信頼に足るひとだ

と思われれば、

なるほど。じゃあその人から何かを買ってみよう

となるものです。

特に一個人でやっている身としては、まず信頼がなければならないと感じていますし、

  • 英検1級
  • TOEIC 900

ちょっとした飾り程度だと思っています。

そんなことよりも、

どれだけのニーズに、どれだけ応えられてきたのか?

ということを自分自身にいつも問うていますので、そういう意味では毎日が「信頼貯金の日々」となっています。

僕が信頼を貯めるにあたって大事にしていることは、

できる限り身を削って与えること

でした笑。

おいおい、それって結構、今の時代にはそぐわないんじゃないか?

と言われそうですし、効率化を求めている現代ではなんだか胡散臭(うさんくさ)い気もします。

でもやはり、こうした地道な活動が実を結ぶということを、僕は誰よりも感じていました。

一方でこうした信頼も、ちょっとした発言や無責任な行動で、一瞬で地に落ちてしまうこともまた然りです。

それは誰にでも起こり得ることであり、

気をつけろ

と言い聞かせたところで、その時が来てしまったら「仕方ない」と思うしかありません。

意図的にやらなくても、そうした「流れ」みたいなものはあって、その時は素直に誤りを正せばいいのです。

いずれにせよ、信頼のない人からは何も買おうとは思いませんし、そもそも話も聞きたくありませんよね。

だから僕は、

説得力のある発言をする!

という考え方ではなく、単純に「人として」、

こいつマジでやばい。どんだけ人のために尽くしてんだよ…

と思わせるくらい、頑張っている姿を見せることが大事だと思ったのです。

信頼があれば、お金なんてなくても大丈夫

という言葉を聞いた時は心底疑いましたが、今となっては、

そう。まさにそう

だと思っています。

僕は今日もまた、みなさんからの信頼を集め、人の役に立てるように頑張るのです。

信頼のある人からは、商品を買おうと思える。何よりその人の話を聞きたくなるのだ。騙してくる人には注意。自分も信頼を落とさないように意識していこう。

おわりに

押し売りをしているところを見ますと、いつも北風と太陽の童話を思い出します。

確かに、イノベーションを起こすような画期的なアイテムやサービスを作ることは素晴らしいことです。

しかしそれが広まっていくのは、実際にそのサービスを買ったり試したりした人たちが、

これは間違いない

と友人に紹介することが、一番大きな「広報」だと思うのです。

バリバリのビジネスマンではない、僕なりの意見笑。

みなさんはどう思いますか。

それではまた!

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