こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
僕の自宅には、どなたかの結婚式の引き出物で頂いた「体重計」が1つあります。
ほぼ毎日、朝晩に体重を計っています。
しかし、やみくもに体重を計っては、
「体重が増えた⬆︎ or 減った⬇︎」
と、一喜一憂してしまっているようでは意味がありません。
また「年に一度の一大イベント」として期間をおいて体重計に乗るのも、ちょっと違うような気がします。
僕は2021年から、
- 生活習慣改善
- 食生活改善
を地道に続けてきました。
「カラダづくり」もするようになり、今は納豆や卵といったタンパク質が大好物となってしまいました笑。
ではなぜ、僕は毎日のように体重計に乗るのか。
精神的な部分のメリットも交えて、書いていきます。
毎日体重を計るメリット
現在、アースホールディングス取締役である山下誠司さんの「年収1億円になる人の習慣」という本を読んでいます。
有名な成功者たちには、共通点があります。
彼らのほとんどは、「健康が最大の資産である」と考えているというものです。
- 旅をするのにも、
- 幸せを感じるのにも、
- 激しい運動をするのにも、
自分の体という「乗り物」を、大切にしなければなりませんよね。
なんと彼らは、ほぼ毎日体重計に乗り、
- 自分の現在の体重
- 今後の理想の体重
を常に頭に入れています。
僕はサウナに行ったら必ず、
- サウナ前
- サウナ後
の体重を計るようにしていますので、人よりは自分の体重(=体の変化)は分かっているほうだと思っています。
これによって得られるメリットは2つです。
- 日々の変化に即対応できる。
- 現実を直視することができる。
以下見ていきましょう。
日々の変化に即対応できる
一度、年末年始に体重が増えたことがありました。
そこでも、すぐに「修正すること」ができました。
それは普段から体重を計り、自分に訪れた変化をすぐに察知することができたからです。
また、
- 体重が増えた原因を理解し、
- それに対処する方法も持っていた
ことで、すぐに体重を戻すことも可能でした。
体を維持していくことは、「=自分についてしっかりと知ること」であり、自分のカラダのことを知ることは、自分の長い人生に責任を負っていることを意味します。
- 食べているもの
- 運動の習慣
- 生活のリズム
など毎日の積み重ねが、その人をカタチづくります。
自分に対して「ズボラ」であった僕は笑、この小さな習慣を繰り返しただけでも、視界がひらけてきた実感がありました。
なんと、メンタルにおいても修正ができるようになりました。
「体と心は表裏一体」とはよく言ったものですが、外側にある「器(うつわ)」のカラダが、まず健康体でなければお話になりません。
その「体」に気を使えるようになってからというもの、僕は精神的にも強くなれたと思っています。
「心と体は同じである」とは言えませんが、「メンタル的に」自分について知ろうとすることも、
- フィジカルを鍛える過程と同じような過程をたどり、
- 時間をかけて育てていく
ものだからです。
例えば、
- マインドフルネス(瞑想)
- 内省や内観
- 1日の振り返り
などですね。
こうして「日々の変化」(心身ともに)を感じ取っておくことで、様々な面において自制が働くようになり、修正ができるようになるのです。
日々の観察が大切なのですね。
現実を直視することができる
特に本書で書かれていたことは、
「毎日体重を計っている人は、現実をちゃんと直視している」
というものでした。
おおげさに聞こえるかもしれませんが、とても大切なことです。
実は僕自身も、体重計に乗る時には少しドキッとします笑。
これは冗談ではなく、
- あまり運動できてない週
- 友人たちと飲んだ後
などは、明らかに1〜2㎏ほど体重が増えていると、自分でわかっているからです。
しかしもしこの「体重計に乗る」という動作がないと、現在の自分の体重がなんとなくでしか把握できず、行動に移すことができません。
長い目で見れば、むしろそっちのほうがマイナス要因になってしまうのです。
そこで、僕はサウナや自宅で必ず体重を計るようになりました。
また逆も然りで、
- ランニング
- サウナ
から戻ってきた時に体重を計るときは、少しワクワクします笑。
たいていの場合、「それぞれ1㎏ずつ落ちる」ということがわかりました。
だから「ランニング➡︎サウナ」の動線をたどった日は「2㎏減」は確実で、実際に62㎏台になっています。
ここで「体重」の話から、一般化してみます。
僕に限らず多くの人が、「今の自分の力を知ること」に抵抗があると思います。
それは高い理想があるために、起こってしまうことです。
成長できる人というのは、淡々と、
- 自分の現状
- 成長
- 衰退
などの変化を、追うことのできる人なのかもしれません。
たかだか体重を計ることかもしれませんが、意外にも大きな視点でとらえてみると、大切なことなのですね。
自分の「数字」は変えることができる
ブログを1年間書いてみて、先日こんな記事を出しました。
この記事では「数は問題ではない」と書きました。
ここでいう「数」には、若干のニュアンスの違いがあります。
それは「他人のコントロール下にある数」です。
- フォロワー
- PV数
- 報酬
など、他人が僕の仕事を「良い」と判断するかどうかは、僕の努力によって出た数字なので大切といえば大切ですが笑、最終的には僕がコントロールできることではありません。
確かに上にあげたものの「数」は大切な資産ですし、「信頼の証」でもあります。
しかし、そこにばかり目を向けて一喜一憂することは、僕は「本質ではない」と思ったのです。
一方で自分自身の、
- 体重
- 時間配分
- 家計簿
- 投資や浪費の対象
などは、自分の管理下に置くことができ、柔軟に変えることができます。
それらを直視して観察しておくほうが、
- 何か変化があったり、
- トラブルがあったり
した時に、即対処できます。
自分でコントロールすることができる範囲だからですね。
むしろこれらの数字については、より「注意深く」見てあげることです。
「数は大事じゃないから」と勘違いして自分の「変化」に気がつかないまま(あるいは知ろうとしないまま)でいますと、スタートが遅れ、取り返しのつかないことにもなりかねません。
ちなみにそれは、「以前の僕」でした笑。
体重を計らないのはもちろんのこと、何にいくら使っているか全く把握しておらず、自分自身のことを知ったかぶりしていました。
自分が幸せを感じるものについては、自分が一番知っているはずなのに、です。
それを知ろうとしない限りは、自分でさえも何が幸せなのかいつまでもわからず、自分に嘘をつき続けてしまうのです。
「体重」はあくまで1つの例ですが、こうして自分自身の数字を直視して、修正を加えていくことは、実は人生においての出発点です。
僕は数字こそ毎日つけているわけではありませんが、
- 体重を計ったり、
- ランニングの記録を見たり、
- インスタのダンスの投稿の頻度を考えたり、
- 毎日ブログを書いて自身の思うことを整理したり、
し始めたおかげで、人生で一番自分自身を知ることとなりました。
だからこそ、去年の1年間は「新しい人生のスタート」とでも言えるような、そんな1年間となったのです。
それらの「数字」については、コントロールが効きます。
自分のテリトリー内にある「数字」には敏感になっておき、時代の変化や自分の感じ方に合わせて、柔軟に変化させていきましょう。
おわりに
本書で「体重」という章があったことには驚きました。
しかしこの「体重を計る」ということは、意外にも人生の本質をついています。
- 自分の恥ずかしい点
- 能力の足りていない点
- 隠したい点
を、まずは直視することが大切だと言われているように思えたからです。
そこから初めて見えてくるのが、人生の全体図。
僕はブログを始めて1年が経ってもなお、どこか小さなプライドが見え隠れしてしまう時があります。
失敗はしてもいいはずなのに笑、やっぱり得意なことや自信をもってやっていること(英語やダンス)には、できなかった時の恥ずかしさを感じてしまうのです。
最近では、そのあたりの恥ずかしさやプライドも、やっとなくなってきました笑。
「当たって砕けていく様」をつづるブログとしては、そんなミジンコプライドは要りませんよね。
どんどん醜態を晒すことで、
「すずきは失敗してばかりじゃないか!爆」
と、みなさんの自信向上に一役買うことが、僕の仕事なのです。(どんな手法?笑)
最速で失敗して、駆け上がっていきましょう。
それではまた!
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