こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
職場では、
- どうしても気の合わない人
- できるなら顔を合わせたくない人
がいますよね。
僕の職場も楽しいですが、残念ながらパワーでなんとかしようという人たちが数人います笑。
その対処法の答えはすでに出ていて、「他人は変えることができない」という考え方を持つことです。
以前から、「嫌われる勇気」は参考にさせてもらっていました。
かの有名な「課題の分離」ですね。
「人に嫌われること」は僕ら自身の課題ではなく、その人が決めることですから、僕らに何かできるというわけではない、というものです。
逆に考えれば、「人を嫌うこと」は僕ら自身の課題であり、どうとでもできるというものです。
ただ頭ではわかっていても、なかなかできないのが人間です笑。
今日は僕なりの「イラっとした時の対処法」をお伝えしていきます。
イライラするのは他人に期待しているから
先日、職場の年上のおじさんに朝の挨拶をしたところ、
- いつも通り声は小さく、
- 全然返事が返ってきませんでした。
それでいて横柄で高圧的なのですから、なかなか接しにくいものです笑。
するといろんな感情が湧いてきてしまいます。
- 「先生なら挨拶くらいしようよ…」
- 「だからいつまで経ってもダメなんだよなぁ…」
と、その人の行動を批判してしまっていた自分がいました。
その時に感じたことは、意外にも自分嫌悪の感情でした。
「イライラする感情」はできる限り避けていきたいものですが、人間ですので「イラっ」とする瞬間は誰にだってあります。
だからこそ、そのイライラをどうコントロールできるかが勝負です。
そこで、
と考え直してみました。
つまり「変わってほしい」と思っていただけなのです。
でも、人を変えることは本当に難しい。
だから、
- 普段から挨拶が小さくて
- 誰に対しても横柄な態度のおじさん
これは、彼からすれば平常運転なのだと思うようにしたのです笑。
と、相手に期待する必要はありません。
そもそものハードルを下げておきましょう。
それでいて、
と少しでも聞こえれば大したものです笑。
イライラするきっかけは、基本的に相手に期待しているからです。
いい意味で、他人に期待することはやめにしましょう。
もっと自分に集中する時間をとっていきましょう。
他人ではなく自分を変えること
他人を変えようとしてもなかなか変わらないことは、いくつかの記事で書きました。
それよりも大切なことは、自分を変えていくことです。
人が変わることを待っていたら、何年もかかってしまいます。
僕が教師をやめることを決断したのも、
- 自分が他校へ異動するのを待つ時間
- 学校という組織が変わるのを待つ時間
- 変わらないであろう同僚が変わるのを待つ時間
が、ムダだと感じてしまったからです。
そう思ってからは、ものすごく気がラクになりました。
それは、自分の人生を自分でコントロールしている感覚になれたからです。
この感覚は「実際に教員を辞めてから感じること」のように思えますが、実は日常でもすでに活きています。
今回の件で多少は「イラっ」としましたが、自分の考え方を変えるだけでそのイライラはものの数分で消えました。
- 人は変わらない
- 期待する必要はない
いい意味で「自己中心的な考え方」になってみることです。
- 自分はしっかりと挨拶をすればよく、
- 自分は先生としての模範を示せばいい。
他の先生がきちんと挨拶をできなかったとしても、それを変えることに躍起になる必要はありません。
「僕がどうありたいか」のほうが大切であり、普段から「人が変わること」よりも「自分が変わっていくこと」のほうに焦点を当てるべきなのです。
そのほうがスピーディかつ、効果が大きいからですね。
- 他人を変えようとしていた時
- 変わらない他人にイライラした時
は、自分が変わるチャンスです。
こう考え始めれば、自然とイライラはおさまり、次の行動へと体が動いているはずです。
いつでも自分を人生の中心に据えること
イライラしている時とは、言うなれば「他人にコントロールされてしまっている時」だと思っています。
- 他人に期待しすぎている
- 他人を変えようとしている
今まで書いた上の2つの発想がある限りは、「自分の人生を生きていないこと」を意味します。
先日イラッとしてしまった時は、
と思いました。
そんなことを考えている時間が、人生の貴重な時間をどれだけ奪っていることかと思い知ったからです。
自分の人生の主人公は、最後まで「自分」です。
「怒り」の感情が湧いているということは、「自分の人生」から外れてしまっているということ。
だから、僕は「イライラしている」という感情が出た瞬間に、
と、意識が働くようになりました。
相手にイライラしていること自体も「負のエネルギー」ですし、怒っている自分も幼く感じてしまいます。
結果的に自己嫌悪に陥るため、何も得るものがないとわかりました。
それならば、自分の人生について考えている時間のほうがずっと有益です。
むしゃくしゃしてやりきれなくなったら、すぐに自分の人生について考えることです。
相手にどうなってほしいかではなく、
- 自分はどうありたいのか。
- 自分はどうなりたいのか。
このように考え、
- もっと楽しいこと
- もっと幸せなこと
に時間を割き、人生を笑顔や幸福で満たしていくほうが、豊かな人生になるに決まっています。
という人は、イラっとした瞬間に意識的に反応する習慣を作るといいと思います。
と思えれば、冷静になれるだけでなく、怒りの感情を分析して次に活かせます。
特に「小さなイライラ」については効果覿面(てきめん)です。
毎日即反応していけば、どんどん改善されること間違いなしです。
自分の人生をムダにしないためにも、ぜひやってみてください。
まとめ
- 他人に期待しない。
- 自分を変えることに重きをおく。
- 自分の人生について常に考えるようにする。
書いていてわかったのですが、イライラする人ほど他人のことを気にしている傾向があるのではないでしょうか。
残念なお知らせですが、「以前の僕」ですね笑。
これは僕自身が、コロナ禍で自分と向き合う時間をとったおかげで、行き着くことのできた考え方でした。
限られた時間の中で人生を最大限に楽しむには、他人のことは「いい意味で」気にしないことです。
もっと自分のことを考えていい。
自分という人間について考えれば考えるほど、怒りの感情が入ってくる余地はなくなってきます。
他人に支配されずに、自分で自分の人生を支配していきましょう。
それではまた!
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