こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
僕はミニマリスト寄りの考え方であり、できる限りモノを持たない主義でもあります。
理由は様々あり、
- そもそもモノに執着がない。
- 車や家には興味がない。
- 家にモノがあふれてしまうのが嫌い。
- 思考の妨げになる。
- シンプルが好き。
などです。
一方で、「服」については結構多いほうだと思っていまして、クローゼット1つが丸々埋まります。
もちろん、ファッショナブルな人に比べれば地味ですし、少ないほうに分類されるのかもしれません。
一応最低限しか持っていないとは思っていますが、もっと削ろうと思えば削れます笑。
ふと家の中を見渡してみますと、僕の身の回りのモノが異常な長さで使われていることに気づきました笑。
8〜10年、高校から使っているモノだと15年近く使っています。
SDGs(Sustainable Development Goals)が騒がれている時代ですので、それに対する考え方も含めて書いていきたいと思います。
SDGsは意識せずとも実践していた
日本でSDGsが認知されていくスピードは、あまりにも遅いです。
- 持続可能な地球や環境
- スローガンに沿って期限までに行動すること
は当然のことなのに「何を今さら」という遅さで、やっと取り沙汰されています。
調べてみますと、この言葉や取り組みが始まったのは「2012年の国連持続可能な開発会議」(リオデジャネイロ)だそうです。
その後、2015年に国連にてSDGsが採択されました。
環境に限らず、
- ジェンダー
- 貧困
- 不平等
- 健康
- 教育
など、ゴールには幅広いテーマが含まれています。
これらを含む17個のゴールを、「2030年までに達成する」というものですね。
こうして明文化したり、わかりやすくしたりして「取り組む姿勢を持たせる」ことはとても良いことです。
「持続可能な地球/世界にしていこう!」というゴールを認知するには、もってこいのスローガンですしね。
しかし一方で、僕はこの言葉が一人歩きしているのではないかと懸念しています。
6〜7年も前にこの取り組みが始まっているのに、日本ではここ2〜3年でやっと取り沙汰されている状況です。
「日本でのSDGsに対する認知度は低い」というデータも出ていますしね。
そもそも僕は、SDGsなんてものを意識したことがありません。
実はその言葉を認知したのは最近であり、「お前だって遅いじゃないか!」と言われてしまいそうですが笑、僕はずっと持続可能な生活や環境を「無意識に」目指していました。
特に「モノ」に関しましては、
- モノを大切にする。
- 意味のないものはたくさん買わない。
- 使えるものは長く使い、要らないものは持たない。
といった信念を貫いてきました。(ストイック笑)
消耗品など、持っている「モノ」がボロボロになれば、さすがに捨てたり買い換えたりすることは仕方のないことだと思っています。
それでも、できる限り自分が持っているモノは大切にして、長く使うように心がけてきました。
「国」レベルと違って「個人」ができることは限られていますが、「SDGs!SDGs!」と叫ぶよりも、常に「持続可能を意識した生活」が実践できているかのほうが、よっぽど大切だと感じています。
そんなことを意識しなくても言われなくても、何が大切かを考えて行動しているほうがいいと思うのです。
僕は大量消費社会に逆行する、いわば「反抗期を迎えた30代」なのかもしれませんね笑。
モノを大切にする理由とは?
「すずきさんがモノを大切にする理由はなんですか?」
「はい。それはSDGsを意識しているからです」
と言うことは絶対にありません笑。
そんなこと、意識したことなんてないからです。
SDGsのゴール内容を聞かされたときは、
「当たり前だよね。みんなで頑張って続けていこうか」
と思ったほどでした。
僕はモノに対して執着はありませんが、若干の「愛着」みたいな感情はあります。
少なくとも4〜5年は使うつもりでいますので、
「さすがにクタクタになって使えないよ〜」
とならない限りは、使い続け、使い倒すことにしています笑。
だから人よりも「買い替え」のサイクル、あるいはスパンは非常に長いほうです。
では、なぜ僕がそこまで「モノを大切にするか」と言いますと、
- そもそも「新しいモノ」に興味がない。
- 一度買ったものはできる限り長く使いたい。
- モノを買う行為自体に思考・判断・時間を使いたくない。
などがあげられます。
一番は「目新しいものには飛びつかない」という性格が、大きな理由でしょうか。
時代の流れを掴むこと/流れに乗ることも大切ではありますが、みんながこぞって注目しているものよりも、
- 自分がこれだと思えるものを買いたい。
- 今の生活が豊かになるものを買いたい。
というマインドが強いため、「買って試してみる」こともほぼありません。
またミニマリストの性格が出ていることもあって、むやみやたらとモノを買うことには抵抗すら感じてしまうのです。
さらにルーティンを愛してやまないため、短いスパン(1年のうち)で頻繁に買い替えが発生することは、なんとなくリズムが崩れているような感覚を覚えてしまいます。
もちろん世の中には様々な考え方がありまして、
- スマホは最新にすべき
- いろいろ試してレビューしてみるべき
- 体験にお金を使うと思って、モノも買ってみるべき
という意見もあります。
実際、僕も以前より買い物はしているほうでして、
- コアラマットレス(シングルで72,000円)
- 洗顔用の泡だてネット(無印の99円のやつ)
- サウナ用の水着(6,000円)
- ユニクロのハーフパンツ(2,000円)
- ユニクロのヒートテック(数枚)
などは僕の生活の「誇れる新入り」たちです。(たったこれだけ…)
今のところ「新しいモノ」を買う予定はありませんが、
- iPhone8s(4年以上使用)
- イス(使用して2年経つが質が悪い)
は、買い替え時かなとも思っています。
僕にとって「モノを大切にする理由」は実際は特になくて、それは「モノを買う理由」がないからでもあるかもしれません。
自然とモノを長く大切に使っており、意識して「節約のために長く使わなきゃ…」と思ったことはありませんね。
結論:特にモノを大切にする理由がそもそもない。
すみません、参考にならなかったかもしれません笑。
モノを大切にしてきたことのメリット
モノと長く付き合っていますと、愛着が湧いてくることも1つのメリットです。
使い込んでいると「渋み」や「味わい」も出てきますよね。
それは自然とその人の「アイデンティティ」の一部にもなります。
人はそれほど他人に興味はないので、例えば服装に関して言えば、
「またあの服着てるよ…」
と言われることはなく、むしろ、
「え?それ買ったばかりスーツじゃないんですか?!」
と言われることのほうが僕は多いです笑。
- 自分になじんでおり、
- 安心できるモノ
ですので、体の一部としても「フィット感」がありますね。
また当然のことですが、モノを大切にしていますと出費が抑えられます。
人より長いスパンで買い替えのサイクルを回していますので、単純計算で2倍、3倍の節約ができていることになるのですね。
そして一番は、精神的に安定するということです。
- 衝動に任せて新しいモノに飛びついたり、
- 乱暴に扱ってモノを破壊したり、
- 人と比べてより見栄の良いものを購入したり。
これらは、感情に支配されて行なっていることだと思っています。
- 「自分にとって本当の幸せとは何か?」
- 「幸せはモノにあるのか?」
と突き詰めていけば、自ずと「最低限のものでいいかな」という気持ちに落ち着きます。
するとだんだん精神的に落ち着くようになり、「何買おうかな?ワクワク!」という気持ちになることも少なくなってきます。
もしその感情がみなさんにとって、
- 自分の生活を豊かにする趣味であったり、
- 個人的に結論づけた幸せであったり
するのであれば、そこにはお金をかけてもいいのではないかとは思っています。
とはいえそれでも、僕にとっては「モノと長く付き合っていくこと」のほうが心や感情を豊かにしてくれます。
「自分のモノ以外」も大切に扱うようになりますし、周りのモノに感謝するようになります。
「今できる暮らしが当たり前ではないのだ」と気づかされたら、よりいっそう「モノを大切に使い続けていこう」と思えるのです。
モノを大切に使うことは、偉いとか自慢とかではなくて、シンプルに自分のためになります。
「消費→買い替え」が頻繁に行われているのであれば、もしかすると、
- モノの本当の価値をわかっていなかったり、
- 感情に左右されていたり
するのかもしれません。
SDGsもトレンドですし笑、今一度モノとの付き合い方を見直してみませんか?
おわりに
モノを買い替えることは時に大切なことであり、それによって、
- 生産性
- 生活の豊かさ
- 幸福度
などが上がることもあります。
しかし、買い替えや買い増しを頻繁に行なっている人は、
- 「どこか雑な印象」
- 「モノを大切にしなさそう」
- 「浪費家なのかな?」
- 「精神的に不安定」
- 「即時的な快楽好き」
を連想させますし、実際にそうであることがあります。
趣味や浪費として割り切れていない限りは、どこかで見直す必要がありそうです。
僕自身も、モノよりも「もっと楽しいこと」や「人生の豊かさにつながること」にお金を使えるよう、日々奮闘中です笑。
「モノを大切にする」というマインドは昔からありますので、これからも続けていこうと思います。
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それではまた!
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