こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
旅を続けていますと、必ず各都市に停泊することがあります。
もちろん、「連続深夜バス」も経験したほどの人間ですから笑、全く停泊しなかった街もありました。
それでも、最低一泊はしたものでして、街を歩いているだけで、
と感じるようになりました。
いつでも去る時とは寂しいものでして、少しでも滞在すれば「懐かしい場所」となります。
こうして停泊を繰り返して旅をしていくことは、僕にとっては当然のことながら初めての経験でした。
まるで旅人みたいですよね笑。
今日はそんな「アニメやゲームの主人公のような旅」について書いていきます。
こんな旅がしたかった
僕が旅を始める前は、ずっと「旅人」に憧れていました。
これは日本のアニメやゲーム様様でして笑、僕の大好きな「ワンピース」から始まり、
- ナルト
- ポケモン
- デジモン
- ドラゴンクエスト
などなど、少年少女向けのアニメやゲームでは、必ずと言っていいほど主人公たちは「旅」をします。
現実世界ですので、アニメのようなドラマが起こるばかりではありませんが、この「宿を転々とする」流れは、僕にとっては夢のカタチでした。
主人公たちは自然と宿に泊まったり、テント泊をしたりしては旅を進めますが、そのように彼らには「どこかに一生滞在する」という概念がありません。
彼らの旅には目的があり、当たり前のようにその「目的/目標」に向かって村や街を飛び出していきます。
以前の僕には、それがなかなかできませんでした。
ただ違った意味では、
- 引越し
- 一人暮らし
- 結婚・離婚
- フッ軽による遠征
など、いろんなところに足を伸ばしては、その「理想のカタチ」を追い求めていたのだとは思います。
いよいよ教員を辞めるまでにいたり笑、こうして各国に入国しては街をめぐり、出国してはまた次の国へと、まるで「旅人」のような日々を過ごすことができました。(まごうことなき旅人)
大きなバックパックを背負って移動している人をみては、
と、どこか他人事だったのに、まさか自分がそうなってしまうとは笑。
「どこかに停泊する」ことは、僕自身慣れていたものですが、それは国内においてであり、海外ではほぼほぼ経験がありませんでした。
だから今こうして海外の宿に泊まることができている自分が、なんだかアニメやゲームの主人公みたいに思えてきまして笑、少しばかり嬉しいのです。
各地を転々としながら働く「ノマド」とはちょっと違うイメージですが、やってみて本当に良かったと思っています。
旅人になろう
さて、こうして始めた旅のおかげで、僕は34歳にして「一回りも二回りも」大きくなりました笑。
かわいい子には旅をさせよ
とはよく言ったものですが(僕は全然かわいくない笑)、僕も「旅を始めたこと」で、
と思いました。
アニメやゲームの主人公たちが、「なぜ旅をするのだろう?」と思ったものですが、先述した通り「目的/目標」があるのが大前提ですよね。
でも一番の理由は、作者が主人公たちに「旅をさせること」が、子どもたちの心(あるいは大人たちの童心)に、最も訴えると感じているからだと思っています。
ある意味、現在の日本の暮らしに対する「アンチテーゼ」のようなものなのかもしれません。
それをリアルでやろうとするとなかなか大変ではありますが、
と感じました。
各国、都市、街を回っては、人と出会い、その国の文化に触れていくこと。
アニメやゲームのようなバトルはありませんが笑、知らなかった風景を見ては感動していますので、彼ら主人公のような旅をしている実感はあります。
彼らが町や村を転々としていく時に、必ず出会いと別れがあり、その土地を発つ描写があります。
僕も街を転々とすることで、その土地の人々の普段生活や、道端やスーパーで売っているものを目にするようになりました。
各土地に愛着も湧いてきますし、「自分ごと」として認識できるようにもなってきました。
旅人は、街に住んでいる人からすれば、一過性の外的要因でしかありません。
今までの僕は、そんな旅人たちを遠目から見ていただけでした。
そして今は、満を持して「旅人」となることができました。(おめでとう!)
たくさんの苦労があるからこそ、
と心から思えています。
主人公たちが「旅人」である理由が、今ならよくわかる気がしますね。
大変だからこそ感じる自らの成長
そう思われるのは当然のことであり、実際「大変」でした笑。
ということを実感する毎日です。
- ルート取り
- ホテル・ホステルの予約
- 交通機関のチケット予約
と、ただただ旅を進めていけばいいわけではなく、長い旅となりますと、その都度その都度「次にやること」を決めていかなければなりません。
一方で、大変だからこそ成長することができますし、何より「動かないままじっとしている人生」よりも、僕にとっては有意義さを感じる毎日となりました。
例えばゲームの主人公になりきった僕らも、
と、町の人に情報を聞いたり、ネットで調べたりしながら、ゲーム世界で歩を進めていきますよね。
現実世界でも一緒です。
1つ1つの動作は、RPGのように地味ではあるものの、
- 見たい景色
- 行きたい場所
に向かって少しずつ進んでいくのです。
SNSではその「地味な作業」がカットされがちですが、旅の醍醐味はその地味な作業であることが多いものです。
特に僕は、各土地に停泊することに慣れてきてからは、
と感じるようになりました。
それまでの過程は大変ですが、おかげさまで各都市に行くたびにレベルアップしているような、そんな気がしています笑。
バトルはありませんが笑、「その道中」が僕の旅にとってはメインの「経験値稼ぎの場」となっているのかもしれませんね。
各土地を旅立つ時は寂しくなりますが、その土地でいただいた恩恵を感謝に変えて、次へ次へと進んでいきたいと思っています。
おわりに
そう思って飛び出し、特に目的もなく旅立った僕ですが笑、たくさん経験値を積み、成長できたと思っています。
特に街を去るときは、
と思えています。
それくらい、まだまだ実感がないのです笑。
でもいつの間にか、旅が板についてきたのは、それだけ成長したということではないでしょうか。
やはり旅こそが成長の一番の薬。
アニメやゲームの主人公のように、経験値を積んで大きくなるのです。
それではまた!
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