モチベーションの波に頼ることはしないこと【波を待つ人にならない】

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こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

僕は以前から、散々「モチベーション」について書いてきました。

先日も僕の勉強動画を見てくださった方がいて、

先生はどうしてそんなにいろんな言語学習ができるの?

と聞かれました。

いつも通り、

モチベーションに頼ったことはないです。淡々とやるしかないんです

とだけ答えておきました笑。

モチベーションとは「」であり、それに頼るということは言い換えれば「気まぐれ」になります。

今日は改めて「モチベーション」について書いていきます。

僕はモチベーションよりパッションだと思う。成し遂げたいかどうかが大事なのだ。

モチベーションは波

何度もお伝えしてきましたが、モチベーションの正体は「波」です。

だからモチベーションには「高低」があり、多くの人が、

ずっと「高い」モチベーションを維持するのなんて無理だ

と言っています。

結論、僕にとっても高いモチベーションを保っておくことは、ほぼ不可能に近いです笑。

そもそもモチベーションは波

この前提に立っていますと、逆にモチベーションに頼らなくなってきます。

もちろん、波が高い時は思いっきり勉強したり、トレーニングしたりすればいいですが、”それに頼る” ということは、裏を返せば「来たる波をいつまでも待つ人」になっているということです。

波を待つということは、

モチベーションが上がらなければ、自分はやらない

と決めているということですよね?

もしかしたら「一生波が来ない」かも知れませんが、それでもいいのでしょうか。

モチベーションとは自分自身のことではありますが、一方でそんなに簡単にコントロールできるものでもありません。

  • 変えられないもの
  • コントロールできないもの

に頼っている時点で、すでに「負け」からのスタートなのです。

モチベーションには浮き沈みがある

この前提に立てなければ、勉強だのトレーニングだのは、いつでも「波任せ」となります。

そうではなく、そのアップダウンの激しい波の中で自分をどうコントロールするか。

こちらの考え方のほうが大事ですよね。

逆にその事実さえ受け入れることができれば、

モチベーションを維持したい

という発想にはなりません。

そもそも、維持できるようなものではないからです。

話はそこから。

じゃあモチベーション(=波)の低い時にどうしたいか

ここが論点なのですね。

モチベーションの正体は「波」だ。それに頼っていると、いつまでも来るかわからない波を待つことになる。維持することなんて不可能なのだから、モチベーションに頼らないことだ。

波が来ない時にどうするか

さて、ここで問題になるのは、「やる気が出ない時」ですよね。

モチベーションの低い時に、いかに練習ができるか

これはイチロー選手の言っていた言葉です。

僕も冬になりますと、

  • 走ること
  • ダンスすること

がイヤで仕方ありません笑。

それでも「やることになっている」と言い聞かせていますと、遮(さえぎ)るものはなくなります。

ルーティン化させてしまうと、「逃げたい」という気持ちよりも、どちらかといえば「逃げられない」のですね笑。

毎回毎回、無理やり「やりたくもないこと」をやっているようでは仕方ない(というかやめたほうがいい)のですが、たまにであればそんな「だるい時」はどうしてもあります。

その中でも、

その時にできる100%で頑張ることをやろう

と思ってやること。

先日も電車での移動中、あまりにも眠かったのですが、

この課だけも終わらせなければ…

と、眠い目をこすりながら教科書を開いて勉強したものでした。

もちろん、本末転倒になってしまう時もありますから、「さっさと寝たほうがいい」と判断をしたほうがいいように、その按配は自分でその都度決めいく必要があります。

大事な点は、

適当にやってしまったあとに、やった気になっていないか

という、それだけのこと。

それは意味のないことですので、「継続」ではありません。

波が来ない時にでも、その時にできるパフォーマンスをすること。

それさえできれば、「どうにかこうにか続ける」ことはできるようになります。

ただし、

毎日5分でいいか
眠いし覚えてないけど、とりあえずやったわ

こういう気持ちで始める(行なう)のはよろしくありません。

やるからには、身になるようなパフォーマンスでやること。

それができないなら、休んだほうがいいですからね。

逆に、

5分しかできないけどやろう
眠いから今は仮眠をとって、その後にやろう

こう思えるかどうか、ですね。

波の低い時ほど、その人の行動(判断)がモノを言います。

適当にこなすのではなく、その時間を丁寧に過ごすこと。

これが大事ですね。

モチベーションは波だが、低い時にいかにできる限りのパフォーマンスを発揮できるか。これが大事な考え方だ。

モチベーション < パッション

そして最近思うのは、

モチベーションよりも、パッションじゃないかなぁ

ということです。

どうして勉強を続けられるのか。

この問いに対する答えは、

とにかく、その現地の人とその言語を使って話せるようになりたいから

です。

それ以外にありません。

これは「モチベーション」とも捉えられますが、僕の場合「パッション」とはどちらかというと「もっと先にある目標」だと思っています。

それまでの過程には必ず「波」があって、満足のいく勉強ができない時もあるということ。

それが「モチベーション」です。

だからモチベーションを “無理やり” 維持しようとするのではなくて、

いつまでもパッションを持ち続けていよう

と思うようにしていますね。

僕は世界を回っていた頃、

一言でもいいから、しゃべれるようにしよう

と思って、会う人会う人にその人の母国語を使って話しかけていました。

そこにはそもそも「モチベーション」なんてなくて、

ただただしゃべってみたい

という気持ちしかありませんでした。

その熱い気持ちだけがあれば、毎日の勉強も苦ではありませんし、

今日はやる気が出ないなぁ…やめとくか

なんてこともなくなります。

仮に、

  1. 少しの期間でも勉強をやめて
  2. 急に海外の人と出会ったとした場合

みなさんだったら、激しい後悔に襲われませんか?

うわー、やっておけばよかった

と。

たぶん多くの人が、そうやって「いつか英語をしゃべれたらな」と思って、毎年過ごしているのではないでしょうか。

実はこれ、僕はもう2023年の世界一周時に、経験済みなのです。

この後悔を二度としたくないですし、ずっと先ではありますが「しゃべってみたい」という気持ちがあるので、僕は「モチベーション < パッション」だと思っていますね。

ずっとずっと先にある未来を見据えて、逆算して毎日を過ごしていくこと。

その積み重ねの先に、まだ見たことのない未来が待っているのです。

モチベーションになんて頼らない。しかしパッションだけならある。自分がこうなりたいという気持ちがあれば、言い訳せずに毎日を頑張れるのだ。

おわりに

毎日頑張れるのはすごい

よく言われることですが、そんなにみなさんは頑張っていないのでしょうか。

僕はそうは思いません。

それぞれ、目指すべきものに向かって頑張っているじゃないですか。

もしそれが「できていない」のであれば、失礼ながら “その程度のもの” だったというだけです。

パッション(=情熱)が足りていなかった。

それだけのことです。

僕は今日も、自分の目指す未来に向かって進んでいるだけです。

みなさんはどうしたいですか。

それではまた!

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