どうやって前に進んでいくのかを考えよう【グチを言わないように】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

以前も「グチや文句を言わない」ということについて書いたことがありました。

生きていく上で大切なのは、グチや文句を言わないことだと思っています笑。

僕の大好きな伊坂幸太郎の作品に、アヒルと鴨のコインロッカーという本があります。

その中で、

生きるのを楽しむコツは二つだけ。

クラクションを鳴らさないことと、細かいことを気にしないこと。

というセリフがあります。

僕が思うに、この「クラクションを鳴らす行為」が、文句だったりグチだったりと一緒なんじゃないかなと思うのです。

今日は「グチを言う人」について書いていきます。

グチや文句があるなら辞めればいい。簡単なことだ。

僕は飲み会に行かなくなった

語弊があるといけないので言っておきますが、僕は話していて楽しい人となら居酒屋でもバーでも行きます。

実は僕自身も、居酒屋に行っては結構グチっていた時代がありました。

今思えばただのムダな時間であり、

一体何をしていたのだろう?

と思うばかりです。

結論から言えば、「グチをこぼしたい」と言う気持ちは、

どうにもならないこの僕の/私の気持ちを聞いてほしい

ということに他なりません。

どうにもならないのだからどうしたって仕方ないわけですし、仕事のグチとは大抵、「自分が辞めれば全て解決する」ことが多いです。

僕もいろんなところでいろんな人と会う機会がありますが、そういうグチっぽいことが始まりそうな時は必ず釘を刺します。

文句があるなら辞めればいい。離れればいいんじゃないの?

と。

だから僕は仕事を辞めたのだ

と言います。

話を聞いてほしいだけなら話は聞きますが、それでも「こうしたらいいんじゃないの?」としか言えませんし、大抵のことは僕がどうこうできることではないものです。

これは何度も書いていることですが、こう言うと決まって、

せいじだから、そうやって簡単に辞めることができるのだ

と言われることがあります。

僕は独り身ですしね。

それはその通りかもしれませんが、それと同時に、

あなたが辞められないとしたら、それを言ってたって仕方ないじゃないか

と思うのです。

というか、そのままそう言ってしまいます笑。

  1. 飲みに行って
  2. どうしようもないことに腹を立てて
  3. グチや文句をずっと言い続けること

が、果たして生産的な時間でしょうか。

そう言い続ける人と一緒に飲んでいたって、何も楽しくありません。

まぁ、以前の僕はそうでしたけどね笑。

だから仮に “飲み会” がそういう場所であるのならば、行くだけ時間とお金のムダです。

もっとこれからのことについて語り合えるような、そんな場所である必要があるのです。

グチや文句を言うだけの飲み会なら、行かないほうがマシだ。何も解決策がないからだ。

グチや文句が出るなら辞めればいい

先述した通り、組織や社会に対して何か不満が文句がある場合、その点を是正するために動くことは大切なことです。

僕が先生をやっていた頃は「変わらない学校の現場」に、若いながらも正面から体当たりしていたものでした。

そうやってチャレンジをしていく中で、変わっていく兆(きざ)しが見えるのであれば、引き続き戦っていったらいいと思っています。

ただ大抵のことは、あまり変えることができません。

それはなぜか。

基本的に人(他人)は変えられないからです。

何かを変えようとすることは不可能なのだ

と、諦めているわけではありません。

しかしそのアプローチを続けていても、人は変わらない(変えられない)ことがほとんどなのですから、組織を変えたいのならトップに上り詰めるしかありません。

だったら、他のアプローチ方法を取ったほうがいいのでは?

これが僕の出した答えであり、多くの書籍にも、

グチや文句を言うくらいなら離れろ

と書いてありました。

最終的に組織を変えるために動いているのならば、それは素晴らしいことです。

ただ、変わらないことに対してグチグチ言うことは別のことです。

本当に変えたいと思っている人ほど、

次はこういうアプローチを取ろう

と思うはずだからです。

グチや文句を言うなとは言わないのですが、それらはその現状に対して何もできていないことの証明でもあります。

何も前に進められていないだけであり、もちろんスッキリするわけでもありません。

それなら、もうその場を離れるに限ります。

そして自分なりに新しく何かを始めていくこと。

僕はこの選択をするようになりました。

文句が出ない環境なら結構。

ただグチや文句の出る環境であれば、スパッと辞めましょう。

その時間はムダな時間となってしまうのですから。

グチや文句が出るくらいなら辞めてしまおう。人は変えられないのだから。

ずっと言っている人は変わらない

そしてさらに残念なお知らせがあります笑。

飲みに行って会うたびにそういうことを言っている人は、大抵の場合変わることはありません笑。

僕は多少なりとも変わりましたので(そう信じたい)、かなりレアなほうですが、

こんなことしててもムダだ

と思うようになれたのは、たくさん本を読んで自分の行動や意識を客観的に変えたからでした。

そうやってグチや文句を言い続けている人は、

  1. 変わらない現状に対してグチは言うものの
  2. その現状を変えようと努力はしないままである

ということがよくあるパターンです。

本当にイヤなら、離れればいいだけのこと。

それができないような理由が多少なりともあるのでしたら、もう「無理」なのです。

自分で環境を変えていく以外に、裁量権を獲得することはできないのですからね。

「変わろうとしない人」と一緒に飲みに行って、

いやーうちの職場ってマジでないわ〜

と言っているのを聞いていても、それはムダな時間でしかありません。

変わろうとする人はレアであり、変われないし変わりたくないからこそグチをこぼします。

文句を言い続ける人とは、みなさんの周りにもいるでしょう。

もしかしたら以前の僕のように、飲みに行ってはグチをこぼしてしまっている人は、みなさんの中にもいるのかもしれません。

とてもシンプルなことですが、もしご自身でグチをこぼすことが多いとすれば、

  1. 変わらない現状があって
  2. それに対してやり切れなくて吐き出している

ということを自覚しなければなりません。

相手にとってもムダな時間になるだけでなく、それと同時に自分の置かれている立場を理解できていないことにもなりかねません。

そう言っている間は、決して変わることができないのです。

何度も言いますが「グチを言うな」と言いたいのではなくて、そう言っている状況がマズいと言っているのです。

本当に自分の生きたいように生きていれば、グチも文句も出てくるはずがありませんからね。

ずっとグチや文句を言っている人は要注意。

周りにそんな人がいたら、気を付けたほうが良いですね。

ずっとグチや文句を言っている人は、変わらないし変われない。そんな人にならないよう、そんな人と関わらないよう、自分の人生を生きていこう。

おわりに

いつの時代になっても、グチや文句を言う人は周りにいるものでして。

特に、久しぶりにあってもそういうことしか言わないような人からは、スッと離れましょう。

また自分もそうならないよう、

現状がどうやったら打開できるか

を常日頃から考えていきましょう。

それではまた!

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