30代で自炊を続けてわかってきたこと【体調の改善を試みる】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

30代に入ってからというもの、僕は「食」に気をつかうようになってきました。

睡眠や運動と一緒に考えるべきは、

  1. 食べるもの
  2. 体に取り入れるもの

だと思っています。

You are what you eat.

という言葉があるように、食べたものがそのまま自身の体を形作ります。

食べるものに気を使うだけで普段のパフォーマンスもよくなりますし、何より幸福度があがります。(※僕の体験談です)

それでは僕が試してきた様々な食生活改善の方法と、そのメリットを見ていきましょう。

僕の体つきの変化を見たい方は、以下を参考にしてみてください。

自炊は節約だけでない。健康を気遣うためにも、やっていて損はないのだ。

自炊をしてよかったこと

節約

まず1つ目に挙げるべき点は、節約ですね。

僕は現在、平日のお昼ご飯は出来る限り自炊して職場に持って行くようにしています。

ほぼサボったことはありません。

数年前であれば、お昼ご飯なら職場近くのスーパーに行き、数百円で買っていましたので、

お昼にこれだけ安いお金しかかけていないんだから、これで十分な節約でしょ?

と思っていたものでした。

しかし、ある程度大量にご飯を作り、それからお弁当を持って行くようになりますと、一食あたり数十円という計算になるので、

なんだよもっと安いじゃないか!

と気づいたのです笑。

健康

そして2つ目に、添加物の多い食事が減り、バランスの良い食事を食べるようになったということです。

脂を使う料理もしますが、

「美味しいものを食べたくなる = 味の濃いものを食べたくなる」

というのが人間の欲望ですので笑、市販の惣菜やお弁当などの栄養価に偏りがあるものを避けるようになりました。

  • 朝はカルビーのフルーツグラノーラ
  • 夜は「ご飯+お惣菜の日」か「釜玉うどん(冷食)」のどちらか

と変えてみました。

ちなみに半年後には、さらに食生活の改善をしています笑。

(オートミール+ハチミツ、ブルーベリー、無調整豆乳、納豆、キムチ、生卵など)

幸福度

最後の点は、なんと言っても幸福度の上昇でしょう。

お昼に関しては自分で作って持って行って食べて、弁当箱を洗って持って帰ってまた朝に詰める。

手間はかかりますが、

  1. 自分で材料を選んでいること
  2. 節約していること

が合わさってくると、自分で生活をコントロールしているような「満足感」が得られます。

さらに言えば、痩せます

身体も引き締まってきました。(2022年2月5日)

これはお昼に「ドカ食い」することがなくなったからでしょう。

このように自炊には様々なメリットがあるのです。

自炊をすると「食」を自分で選ぶようになり、無駄なお金や栄養の偏りがなくなる。

自炊の落とし穴

しかし一方で、昨今では「自炊に対する見方」も変わってきています。

できる限り自炊の時間を減らすことで、

  • 他の幸せな時間に充てよう
  • 自分の自由時間や子育てに充てよう

といった考え方が増えてきたのです。

これに関しての僕の意見は、「大賛成」です笑。

ご家庭を持っていたり、お子さんがいたりする方は、手を離せなかったり目を離せなかったりします。

コロナ禍で「冷凍餃子」が話題となりました。

冷凍餃子は手抜きだ!

というものでしたね。

いいえ、手『間』抜きです

という返しには、大いに感動したものでした。

現在の冷食はとても優秀ですし、お惣菜やコンビニ弁当の栄養バランスもまた、目を見張るものがあります。

また自動で煮物や鍋を作ってくれるような家電も人気が出てきております。

そういった視点からすれば、

  • 「料理は趣味の域」
  • 「こだわりがあればやるべき」
  • 「時間単価を考えればお惣菜を買ったほうが安い」

など、自炊料理それ自体を否定はしなくても、自炊の強要はなくなりつつある時代です。

ただ僕は、結婚していた時代に夕飯を作っていたこともあり(※だから偉いというわけではない)その名残もあってか、今でも自炊をするようにしています。

ちょっぴりですが節約できますし、

  • 自分は何を食べているのか?
  • お金はどれだけ出ているのか?
  • どれだけの栄養をとったらいいのか?

と考えることは、食の勉強や家計簿の改善にもなりますので、純粋に楽しいのです。

もちろん、

「料理をする時間をしっかりと取れるから」

という大前提があります。

それぞれにあった「自炊ライフ」を考えていけばよいのです。

「自炊=正義」という時代ではない。自分に何が必要なのかを考えた上で、自炊をしていくことをオススメする。

昔の自分の食生活を振り返る

では僕の以前の食生活はどうだったのでしょうか。

社会人になってからの数年は惨憺たるものでした。

1年目は、

  • 朝ごはんにプロテイン(朝ごはんと呼べるのか?)を飲み
  • 昼はコンビニの唐揚げ(串に刺さっているやつ)とご飯

と、なかなか攻めた食生活でした笑。

また親の実家の宮城県からお米が届くことをいいことに、

  • 毎晩お惣菜(脂っこいもの)を買ってはご飯と一緒に食べ、
  • お腹の減りに対してポテチやチョコレートなどのスナックで埋める。

という、あってはならない禁じ手を使う毎日でした笑。

まだ若かったこともあって、毎日同僚と飲み歩いたりラーメンを食べに行ったりもしていました。

その結果、痔になり痛い目を見た時もありました。

一度結婚したときは少し「食」に気をつかうようになり始めまして、

  • 朝はパン
  • 昼はお弁当
  • 夜は自炊

と、80点くらいのなかなかの食生活をしていました。

自炊のレパートリーも多くなりましたし、だいたいの料理が作れるようになりました。

小鉢を準備したりフルーツやヨーグルトを取り入れたりもしましたね。

現在は一人の生活ですので、以前よりさらにコスパもよくなっている気がします。

人は甘え始めると、どこまでも堕ちてゆくことができる。自分の食生活に注意を払い、少しずつでいいので改善を試みてみよう。

現在の食生活は?

  • 「睡眠」
  • 「朝の時間」

に変革をもたらしたこともあってか、朝ご飯をしっかりと食べるようになりました。

夜は早くご飯を食べて消化するようにしていますので、朝にとてもお腹が空くからです。

今食べている朝ごはんはフルーツグラノーラ、通称フルグラ

だいたい1〜2杯です。

これによって、

  • 毎朝牛乳を飲む習慣が身につける。
  • 食物繊維を多く摂取することを意識し始める。

といったことができるようになりました。

(追記:その後、オートミールや無調整豆乳へと改善しています)

この威力は絶大で、便の調子がよくなりました

安いし朝の忙しい時間に早くご飯にありつけるし、今のところ僕にとっての「最適解」です。

忙しいからという理由だけでなく、「普段摂れない栄養」を摂れるという点からも、おすすめしたいところですね。

お昼は「お弁当の持参」です。

「夜や休日に作れば良いとは言え、できれば簡単なものがいい…」

僕にとって簡単な料理でかつ失敗しない、そして栄養も摂れるものといえば鍋ものか炒め物でした。

職場の家庭科の先生たちから教わりながら、ほぼ毎日家で自炊したものを持って行っています。

  1. 炒め物用のお弁当箱
  2. 液体をいれられるジャー

の2種類を持っていますので、なんでも持っていくことができます。

特に鍋ものは大量に作ることができますので安くあがります。また、

  • 根菜類や肉類
  • 葉ものやキノコ類
  • 味噌

を摂取できるので「ヘビロテ確定」ですね。

お米をあまり持参しなくても、じゃがいもや人参で結構お腹がいっぱいになるんです。

夜は妥協しており、冷食うどん(5食分で200円)をチンして昆布つゆ・生卵をかけて、冷食の唐揚げと磯辺揚げ(ちくわ)を乗せて完成です笑。

時間・お金のコスパもよく、特に卵は毎日食べてもいいくらいのものだと栄養の本に書いてあったのでオススメです。

(追記:現在の晩御飯は納豆・卵・キムチと半ライスです)

毎日お菓子やアイスも食べてしまうのですが、1つか2つ程度に抑えることにしました。

これも辞めることができれば、僕は神になれる気がします笑。

(追記:だいぶアイスの摂取が減りました)

日々の食生活と面と向かって向き合うことで、毎日少しずつ改善することができる。栄養の勉強をする際に、何冊か本を読むだけでかなり知識を得ることができる。

自炊を始めてからやめたこと

自炊を始めたこととコロナが相まって、僕の食生活は大きく変化しました。

まずは「お酒」です。

多くの人が口をそろえて「お酒の摂取量が減った」と言うと思います。

人間関係におきましても無理な付き合いを強要する時代ではなくなり、一人の時間が多くなったことから飲酒の機会が激減しましたよね。

現在僕は、あまり飲めなくなっています。

その代わり「ノンアルコール」が美味しく感じられるようになりました。

無理な・無駄な付き合いがなくなりますと、お酒も飲まなくなりますし(自宅では一切飲まない)、無駄な出費も減ります。

言い方は難しいところですが、コロナによって強制的に飲み会がなくなり最初こそ「楽しみを奪われた」と言ったストレスもありました。

しかし慣れてきますと、こちらのほうが身体の調子が良くなりパフォーマンスもあがったような気がします。

夜も果物ジュースを飲まなくなり、普段から清涼飲料水を飲まないように心がけるようになりました。

果糖の摂取がよくないということから、夜は「麦茶」を作って飲んでいます。

「甘い飲み物」を欲することがなくなり、コーヒーを飲み続けていることも合わさってか、このような「飲」生活となりました。

自炊を始めるとパフォーマンスがあがることで、自然とお酒や清涼飲料水にも手を出さなくなってくる。

新たに取り入れたこと

フルグラや、鍋、うどんなど、食生活が質素になって登場するのは調味料です。

同僚に教えを請うた結果、今まではカレーやパスタなど結婚生活時代に作っていたものからガラリと変わりました。

  • みりん
  • 塩・胡椒
  • 砂糖
  • ごま油
  • 生姜
  • にんにく

など、素朴かつ日本の伝統的な味に寄せるようになりました。

(追記:その後はほぼ使っていません)

これが安いだけでなくまた美味しいんですよね。

「生姜焼き」などもたまに作りますが、下手に市販のものを買うよりも、これら調味料をかければそれだけで十分おいしくなるということがわかりました。

こうなると鍋やフライパンも、洗うのが楽チンになります。

また一方で、外食にも力を入れるようになりました。

一見矛盾しているようですが、週末は出かけたときにできる限り旅行先でご飯を食べるようにしています。

  • 先にGIVEをすること
  • コロナもあって飲食店がしんどいことを聞いたこと
  • 自分が期待を寄せ、成長してもらいたいと思うものへ投資をすること

など、様々な理由から外食で浪費を惜しまなくなりました。

これは「普段自炊をしているから」ということでもあります。

たまには自分へのご褒美をあげたり「本当に美味しいもの」を食べたりすることも、幸せにつながりますからね。

自炊を始めると、「何を作るか」という点を考えるようになる。派生して外食にもこだわり始めるようになり、周辺領域まで良い影響を与えるのだ。

おわりに

食をひとつとっても、僕の行動や考え方と連動していることが見受けられます。

睡眠や運動、投資などの考え方が変わったことで、自炊や外食へのアプローチも大きく変わりつつあります。

時代の変化もあり、人々は豊かな暮らしを求め、時間単価やコスパも考えるようになりました。

旧態依然とした料理や食へのアプローチは変わり、100年時代を生きる自分の体が「一番の資本である」ことも、多くの人が実感していると思います。

一日一日が大切です。

その日を最高の日にしたいのであれば、食についても改めて考えていく必要がありそうですね。

また何か発見がありましたら発信していこうと思います。

それではまた!

この記事では以下の書籍を参考にしています。

 

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