こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
以前にも、「いかにイヤなことを忘れることができるか」という記事を書いたことがありました。
人間、誰しも「ツラいこと」とはあるものでして、
- 黒歴史
- 忘れらない過去
とはあるものです。
無難に生きようとすればするほど、そうした「イヤな体験」は減ってきます。
そんなもの、しないならしないほうがいいに決まっていますからね。
しかし、挑戦したり勝負したりする中では、必ずそうした失敗や失態はつきものです。
今日は「忘れる力」について書いていきます。
あなたのことは誰も気にしちゃいない
これも以前に書いたことがありますが、僕が思うに、

ということでした。
自分が有名人なら話は別ですが、仮にそうだとしても「超」がつくほど有名ではない限り、僕のプライベートまで関わってくるような人なんて、はっきり言っていません。
みんな、そんな暇ではないのです。
逆の立場に立ってみれば簡単な話です。
みなさんは、みなさんの周りの人たちに対して、
という状況になったことはあるでしょうか。
恋をしているのならば話は別ですが笑、常にその人の家庭のこと、あるいはプライベートに対して気になっている人なんて、いないことでしょう。
つまり僕らのことなんて、誰も見ちゃいないのです。
この考え方を持てますと、多少なりともリスクを取ることが億劫ではなくなります。

と思えます。
ヘンなアンチは世界中どこを探してもいるものですから、そこら辺は無視で大丈夫です。
自分が本当に悪いことをしていなければ、騒がれても反応しないことですね。
この「誰も見てすらいない」という感覚を持てている人は、自分の人生を生きることができています。
「忘れる」とは少し違うように聞こえますが、この発想ができますと、過去に固執することもなくなるのです。
人の目を気にしているからこそ、自分の失敗や過(あやま)ちを気にしてしまうもの。
そこと「縁を切ること」が大事ですね。
自分の過去にこだわりすぎない
さて、人の目を気にすることがなくなれば、もうこちらのものです。
そんなことを言ってくる人もいるかもしれませんが、

と思えればいいのです。
過去なんて誰だって、未熟なものだったからです。
逆に聞きますが、「失敗をしたことのない人」なんているでしょうか。
程度の大小はあれど、誰もが少なからず失敗をしてきているはずです。
だったら、そこを気にする必要があるのでしょうか。
否。
そんなところにこだわっていても、どうしようもないのです。

この点に気付けたら、あとは「自分」のみです。
- 他人はあなたのことを気にしてはいない
- だったら、あとは自分がいかに固執しないか
ですからね。
確かに、
- 過去を振り返り
- 自らの過ちを認め
- 反省して次に繋げること
は、誰しもがやらなければいけない「試行錯誤」であり、そうやって人間は成長していきます。
過去を “いい意味で” 忘れることとは、ポジティブな考え方に繋がりますし、決して悪いことではありません。(都合よく揉み消すのはよろしくありませんが)
むしろ、ウダウダしながら、
と、後悔して「…だったら」とずっと言っていても、人生は良くならないですからね。
自分の過去にこだわらなくなるコツは、先ほどの「誰も気にしちゃいない」を、どこまで本気で理解できるかにあります。
そういった意味では、僕も過去にやってきた「努力/良い行ない」があったからこそ、今を生きることができていますが、ずっと過去の栄光にすがらないこともまた大事なこと。

と思ってからは、一日も休むことなく動き続けることができています。
失敗したこともありますが、過去をズルズルと引きずるよりは、前に向かって毎日を必死に生きているほうが、精神的にも健康的になれます。

とは言いません。
ただ、過去の自分が(いい意味で)どうでも良くなるくらい、今を一所懸命生きられれば、それでいいのではないかと思っています。
今と未来を考える
大切なことは、「今」に集中することです。
僕にも「拭いきれない過去」はありますし、悲しい出来事もたくさん経験してきました。
それでも過去に執着せず、いい意味で忘れ去って歩き続けているのは、

と思うからです。
どんなに頑張ったって時間は不可逆であり、過去を変えることはできません。
しかしこれからの自分の未来とは、自分の手でいかようにも変えることができます。
過去を忘れること(気にしなくなること)ができるのは、
- 今を
- 前を
向いている人のみ。
漫画『鋼の錬金術師』では、
立って歩け 前へ進め
あんたには立派な足がついているじゃないか
という言葉もあります。(主人公はオートメイルという義足)
漫画『ドラえもん』でも、のび太の担任の先生が、
目が前向きについているのはなぜだと思う?
前へ前へと進むためだ!
と、のび太に言い放ちます。
過去にツラい思いをしているのは、誰だって一緒です。
それを知っていれば、なぜ僕らが前を向いて進んでいかなければならないのかが、すぐにわかります。
ここ最近でも、僕にも、
- 悲しいこと
- モヤモヤすること
- イライラすること
はありました。
それでも、

と思えれば、すぐに忘れるものです。
無理して忘れようとしているのではありません。

と思えれば、自然と過去の出来ことは、頭から消えてなくなっていきます。
僕の友人も言っていました。
と。
その時だけは確かにツラいですし、もしかしたら長い間、落ちこんでしまうこともあるかもしれません。
しかし、こうしたポジティブな考え方を持っては、常に「今」や「前」を向き続けることです。
悲しい過去とは簡単に払拭できるものではありませんが、姿勢だけでもきちんと前を向かせること。
僕が子どもたちに対して、勉強の際に、

と言い聞かせるのは、姿勢が正されれば気持ちや考え方も「前」を向くと思っているからこそ。
僕は今に集中し、少しずつ未来を良くしようと、いつも姿勢を正しているのですね。
おわりに
「忘れる」という行為は、人間にとっては難しいことなのかもしれません。
ただ、都合のいいことだけを覚えていられるというのは、ポジティブな考え方を持つためにはとても大事なことです。
誰だって失敗して、恥をかいて生きてきたものです。
過去ばかり見ずに、今に集中し、前を向いていきましょう。
それではまた!
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