こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
今回は漫画のお話です。
昔は、
- ワンピース
- スラムダンク
- ドラゴンボール
を読まないと、
となじられていたものです笑。
ドラゴンボールはうろ覚えながら一度読んだことがありますし、昔よくアニメも見ていました。
ワンピースに関しましては、毎日購読していますので、もはやモーニングルーティンです。
では、スラムダンクについてはどうなのか?
実は唯一持っている漫画が「スラムダンク」なのです。

バスケなんてほんとやったことないのですが、同僚に勧められて買ってしまいました。
そんなスラムダンクの名シーンとその魅力をお伝えしていきます。
内容を見たくない方は先に漫画を読んでみてくださいね。
桜木花道の成長

スラムダンクの主人公は元不良(最後まで不良)でしたが、赤城晴子という可愛い同級生にホレてバスケ部に入ります。
彼女の兄が湘北高校バスケ部の主将、赤木剛憲です。通称「ゴリ」ですね。
スラムダンクの素晴らしいところは、何より桜木花道の「バスケットマンとしての成長」が見られる点です。
最初は「晴子さん目当て」にバスケを始めるのですが(それにしても晴子に対して一途なので男として評価は高いのですが)、その際に赤木晴子から、
と聞かれます。
バスケのことを何も知らない初心者のくせに、
大好きです スポーツマンですから
と顔を赤くして答えてしまいます。
そこから、
- ライバルの流川楓
- 先輩である赤木剛憲
- 三井寿、木暮公延、宮城リョータなどのチームメイトたち
と切磋琢磨して、バスケの魅力にのめり込んでいきます。
そこに至るまでも様々なドラマがあるのですが、一番の魅力を伝えたいと思っていますので、一気に最後の全国大会のシーンまで飛びますね。
相手は昨年の全国覇者、山王工業高校です。
桜木は選手との接触で試合中に背中を痛めてしまい、倒れて気を失ってしまいます。
その時に今までの練習の回想が出てくるのですが、同じように晴子の「バスケットは好きですか?」という質問が回想の最後に出てきます。

桜木はむくっと立ち上がり、
大好きです 今度は嘘じゃないっす
と真剣に応えます。
このシーンで、桜木の顔は見えません。
ここで読者は、
とわかるのです。
つまり “バスケのことが” 大好きだということです。
今まで「晴子さん!晴子さん!」と、彼女のことを追いかけて入ったはずのバスケ部。
それが次第に、
「晴子よりも、バスケのほうが好きになってしまった」
というところに、つまり、
『人が何かに夢中になってしまう過程』
が描き出されているところに、読者は感動してしまうのですね。
夢中になる人への魅力

この「大好きです」の理解には、諸説あるかと思います。
恋愛感情を抱いていた晴子に対して「大好きです」という意味もあるでしょうから、二重の意味が込められているのかもしれません。
だからこそ、魅力的なシーンなのですけどね。
桜木が気を失っていた時、晴子が意識的に「バスケットは好きですか?」と聞いたわけではないでしょうね。
桜木の回想の中で、記憶が出てきただけだと思います。
「大好きです」と急に言われて晴子はびっくりするのですが、晴子自身もなんとなくその言葉の意味に気づきます。
桜木がバスケにのめり込んで、すでに遠い存在になっていることに寂しさを覚えているのです。
最初は、
「桜木花道から赤木晴子への好意」
が顕著に描かれていますが、桜木の晴子に対するベクトルは変わっていき、次第にバスケに向いてしまいます。
けれど今度は、それを感じた晴子のほうが、逆に桜木に対して気持ちを抱いてしまう。
全巻を通して、結局は晴子が脇役だったことにすることで、
- バスケのアツさ
- それに夢中になる主人公の桜木
を浮き彫りにしるのではないのかなと。
これが桜木花道という主人公の、魅力なんですよね。
「少年」と言いますか。
バカなのに、「バカ真面目に/一直線に」バスケを好きになる。
これが読者にはたまらないのです。
みんな自分もそうなりたいと思っていますから、桜木の姿勢が、
- かっこよすぎて
- 真っ直ぐすぎて
魅力的に映ってしまうのですね。
桜木のバスケに対する思いの変化

魅力をあげるのであればあと2つのシーンがあります。
- 桜木が翔陽高校の花形 透(とおる)という選手の上からダンクを決めるシーン
- シュート合宿のシーン
です。
バスケの魅力に気づく
神奈川県インターハイ予選の準々決勝でぶつかった翔陽高校には、大型選手の「花形透」がいます。
彼もまたアツいキャラクターなのですが、その高身長の彼を相手に、桜木は終盤に花形の上からスラムダンクをかまします。
結果的にはオフェンスのチャージングでノーカウントとなりますが、会場はものすごい歓声で桜木コールを送ります。
桜木はそのダンクした後の余韻で、自分の心臓の音だけが聞こえる状況になります。
数日後、体育館で悪友の水戸と二人きりになった時、試しに試合を思い出しながらダンクをしてみます。
そこで桜木は、
オレ…なんか上手くなってきた…
とボソッと言うのです。
よくスラムダンクトークをすると、
と聞かれるのですが、間違いなく「翔陽戦」と答えます。
なぜなら、桜木が「バスケの魅力」に気づき始める瞬間だからです。
この瞬間からバスケへとのめり込んでいき、最後の「大好きです」のシーンへの布石になると思うと、間違いない一シーンです。
自分の自信を確かめる
赤木剛憲率いる湘北高校がインターハイを決めた後、夏合宿が行われます。
桜木一人だけ練習試合に行かされず、湘北高校の体育館に取り残されます笑。
苦手である「ジャンプシュート」の練習をするためです。
友達の水戸たちにビデオを撮ってもらいながら、自分のシュートフォームを改善していきます。
とても細かな描写なのですが、僕が大好きなシーンがあります。
「深夜、友達が寝ている横で、桜木が一人で自分のフォームを見直す」
というシーンです。
ビデオテープをギュッと握りしめほくそ笑むのです。
と。
自分が少しずつ上手くなっていく感覚を感じ、ゾクゾク、ワクワクしているのです。
僕はブレイクダンスを練習しているときに、たくさんビデオを撮って自分の課題を考えていくのですが、その点においても強く共感したことは間違いないですね。
先ほどの花形との勝負の後もそうでしたが、この2つのシーンの共通点は、
- 桜木の細やかな成長
- それを実感する描写だ
という点です。
僕はこの2つのシーンがとても好きであり、スラムダンクを知っている友人と話すときは、まさにこのブログ通りの順序で説明します。
生徒にブレイクダンスを教えている時も、桜木のように生徒たちが夢中になっているところを見られる瞬間がありますが、それは教員の特権なのかもしれませんね。
おわりに
さらに少しだけスラムダンクの魅力を追加するならば、その画力もさることながらファッションセンスでしょうか。
アニメで見ると顕著にわかりますが、キャラクターが欧米の影響を受けたファッションをしていますので、とてもオシャレです。
バスケの「バ」の字も知らなかった自分が、まさかここまでスラダンについて書けるとは思ってもいませんでした。
それだけアツい漫画なんですよね。
もし読んだことがない方はぜひご一読ください。
あの頃の青春を、取り戻せるかもしれませんよ。
それではまた!

