こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
テレビをつけなくなってからというものの、若干の「悟り」すら開いたすずきですが、いよいよ今度はSNSの通知をOFFにするという、大胆かつ奇想天外な行動に出ました。
このおかげで、スマホによって生活の流れを邪魔をされることがなくなりました。
そんな通知OFFの世界に身を置くとどのようなメリットがあるのでしょうか。
僕の今までのスマホの使い方から、変化していく様子とそれに伴った感じ方をお伝えしていきます。
今までは通知ON
以前はLINEにFacebookにインスタにTwitterにと、すべての通知をオンにしていました。
全く何もしていない時に、SNS等の通知によってバイブがなるように設定していたのです。
- 職場の机の上に置いておいても
- ズボンのポケットに入れていても
- 家でベッドの上に置いていても
「ブーブー」となれば「通知がきたんだな」というアクションがありました。
僕らの世代は、中高生時代にガラケーが出始め、大学生あたりでスマホが出て、社会人で今のネット・SNS社会のプラットフォームが出来上がってきましたよね。
携帯やネットの激動の時代を生き抜いてきたため、通知がきたらそれに気づくように着メロやバイブが設定されており、それからすぐに携帯を開くという習慣が身についていました。
誰しもがとは言い切れませんが、少なくとも僕はそうでした。
「すぐにリプライしないことが失礼」とすら感じていた人も、たくさんいたと思います。
そこで僕の心の奥底から湧き上がってきたシンプルな気持ち…
それは「うっとうしい」ということだけでした笑。
何か作業しているときについついバイブ音に反応してしまったり、そのついでにスマホを確認したり、あるいは遠いベッド(距離にして1m)までわざわざ手を伸ばしたり。
これらがとてもストレスフルに感じるようになりました。
スマホを見なくなる
僕の「通知OFFの定義」は以下の通りです。
スマホのほとんどすべてのアプリにおいて、バイブがならない状態に設定を変更しました。
なんならバッジ(アプリの右上に着く赤い数字)も最低限の通知にしかつかないようにと、設定し直しました。
するとなんということでしょう。
一日の中でバイブに反応したり無駄にスマホをみる時間が劇的に減ったではありませんか。
「いやそれでも見るでしょ」とお思いかと思います。実はそんなことはありません。
実際皆さんも経験があるはずです。
LINEを見るついでに、いろいろと他のアプリや通知を見てしまうという経験が。
つまり「通知OFFの習慣」が続いていますと、単純にスマホを見る機会が極端に減ります。
「何かのついでに…」という感覚がなくなるだけで、見る回数も減るからです。
しかし依然として、LINEの通知だけがバイブ設定になっていました。
そこで次の行動に移ることにしました。
LINE上の人やグループを選びながら、通知をOFFにすることを始めてみたのです。
返すのが面倒だったり見る必要のないグループの通知OFFを、少しずつですが増やしていきました。
そういう作業をしていますと、さすがに設定が面倒くさくなってきました。
「あ、LINE自体の通知をOFFにしちゃえばいいんじゃね?」と思った僕。
即行動に移しました。
これにてすべての通知がOFFとなりました。〜完〜
なんとスマホを開くまでは、ロック画面にバナー(通知)すら出ないように設定してしまいました笑。
それはつまり、指紋認証や顔認証、パスコード認証でロックを解除しない限り、誰それから通知が来ているのかどうかわからないということを意味します。
これで僕はストレスフリーを獲得することができたのでした。
今までチラチラとうかがっていた携帯の反応。
- パソコンで作業しているときに「ブッ」と鳴る携帯を横目に「何の通知だろう…」と気になったり。
- そわそわしてついスマホを開いてしまい、いつの間にかネットの波でサーフィンしていたり。
そんなことが一切なくなりました。
これはすずき史上でも類を見ないほどの大革命となりました。
(ビジネスマンでお客さんや取引先との連絡をこまめにしている方、家族との密な連絡が必要な方はまた違う状況かと思います。参考程度にしてください)
SNSは「ついで」
スマホに依存し中毒化している人の多い現代だと思いますが、通知をほとんどOFFにしてわかったことがあります。
それは今まですぐに返しすぎていたということでした。
今の高校生たちを見ていますと、バッジの件数が100や200はザラで、999とかもいますよね笑。(それはそれでストレスな気もします)
どういう内容の通知なのかはさておき、今は昔ほど「リプライの遅れ」に対してうるさくいう人が少なくなってきた時代だということです。
考えてみますと、そもそもLINEやインスタのDMなどは、受け取ってすぐに見なくてもいいものです。
何かのついでに返すくらいで十分なのです。(やりとりの最中や、緊急の時でない限り)
そうすると、
- 自分でスマホを見る必要があるとき
- 「インスタかTwitterでも見るか」というとき
に「自ら」スマホを開くことになります。
少なくとも急かされて見るようなことがなくなるわけですね。
すなわちスマホに支配されなくなったことを意味します。
僕は基本的に日中にスマホを開く必要は特にありません。
毎朝ワンピースを読むためにスマホを開き、アプリを読み終わったらスマホを閉じて本を読んでいます。
そして帰りの電車で「そうだ、ワンピース読もう」と思い出してスマホを開く。
この程度なのです。
おかげさまでバイブが鳴って「何かな?」という時間が、一切なくなりましたね。
通知を切るデメリットはあるのか
結論から言うとありません。
「なんか逆にそわそわしてきちゃうから、通知ONに戻さなきゃな…」と感じたことは、1ミリもありません。
例外として「ビジネスや家族との連絡」など、時と場合によっては「通知ON」が必要になることもあるでしょう。
しかし日常の一般的なやりとりにおいて、大きな意味を見出せたことはありません。
必要なものだけを選んで通知ONにすることも、今の時代では1つの選択肢です。
むしろ自分の時間にものすごく集中できますし、気を紛らすものがなくなります。
より自由を感じられるようになり、「何か来てるかもな」と自分から見にいくスタイルに変えることができます。
バイブが鳴りませんので、いつのまにかやりとり自体を忘れていることもあります笑。
でもそれくらいでちょうどいい。そう思っています。
自分の人生を何か外的なものにコントロールされていないということもとても重要です。
通知が来るだけでそちらが気になってしまいますし、時間を割かなければならなくなるからです。
時間を使うタイミングは自分で決める。
こっちのほうが、人生の選択権を自分がちゃんと持っていることになるのです。
まとめ
通知をOFFにして感じたことをまとめます。
- スマホを無駄に見なくなる
- ストレスフリーになる
- SNSが「ついで」になる
- 自分の自由な時間に集中できる
- 自分の時間をコントロールできる
このようなメリットを感じているため、僕はもう引き返せなくなりました。
様々な状況や職種がありますので、あくまで僕に当てはまっていることなのかなとも思います。
とはいえ無駄にスマホに時間を費やしている人が大半だと思いますので、やってみる価値はあると思っています。
少し前にデジタルデトックスというものが流行りましたよね。
一定期間、スマホやパソコン、時計などのデジタル機器を預けてしまい、自然の中で暮らす活動です。
通知におきましては、だいぶデトックスができたと思います。
必要な時に見ればいいのです。
日常で多くのストレスがかかる現代社会だからこそ、いい距離感を保ち、ネットやデジタルの世界と付き合っていきましょう。
ぜひ皆さんも通知OFFを一度試して見てはいかがでしょうか。
それではまた!
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