こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
どうしても行ってみたかった知床。
しかしその距離は驚くほど遠く、行くのも大変なのだろうと思っていました。
今日は僕が、
- どのように知床に行って
- どのように満喫してきたのか
をお伝えしていこうと思います。
知床オトコひとり旅【1日目】
そう思ったものの、どうやって行ったらいいのかさっぱりわからない。
そこで北海道出身の友人に聞いたところ、
と言われました。
調べてみますと、羽田からはなかなかの遠さ笑。
便もたくさん出ているわけではなさそう…
ということでまずは、
- 飛行機の便を確定
- 宿を決定(2泊3日)
この2つを行ないました。
ここさえ押さえれば、旅行の準備は終わったも同然です笑。
それぞれ、
- JAL(行き:朝7時の便、帰り:夕方15時の便)
- 北こぶし知床ホテル&リゾート
を選択して一安心しました。
レンタカーだけ気になりましたが、
ということにして、出発しました。
女満別空港▶︎ウトロ市街へ
さて、朝の4時半に起きて羽田から飛行機に乗り、女満別空港に降り立った僕は、ふと「知床エアポートライナー」というものが目につきました。
羽田から2時間もかからずについた女満別空港。
なんと到着から30分後に、ウトロまで行くバス(ライナー)があるではありませんか!
と思い3,300円を支払って、2時間半かけてウトロまで行くことができました。
結論から言いますと、ウトロに来てしまえばもうこちらのものでした。
夏のこの期間は、さらに奥の「カムイワッカ湯の滝」までいくシャトルバスが、20分おきで走っているからです。
しかも往復の値段は1,980円と激安。
レンタカーで自由に移動するのもいいのですが、僕は運転すると疲れるのでこちらを選択しました。
ウトロ▶︎カムイワッカ湯の滝まで
さて、早速飛び乗ったシャトルバスは、なんとカムイワッカ湯の滝まで行く、期間最終日のバスでした。
つまり少しでもズレていたら、行く手段がなかったということです。
ということになっていました。
ただしカムイワッカ湯の滝までは砂利道となっており、車があっても入ってはいけません。
ゆえにレンタカーでもダメでした。
今回は「幸運が重なって」行けたとも言えます。(事前に調べろ笑)
カムイワッカ湯の滝は、奥のほうまで「靴を脱いで」いかなければならないことを知りませんでした。
しかしもちろん、即ハダシになって駆け上がりました笑。
滝の湯は少しだけ温かく、とても気持ち良かったです。
残念ながら、落石注意のため今回は手前の滝までとなりましたが、岩肌を駆け上がるのは自然のアクティビティであり、童心がくすぐられました。
カムイワッカ湯の滝▶︎知床五湖まで
そう考えた僕は、知床五湖までのバスに乗り、早速10分のレクチャーを受けて五胡を見て回ることにしました。(250円)
結論、とても美しくて来たかいがありました。
文字どおり5つの池があるのですが、どれも「圧巻の美しさ」でした。
なぜレクチャーを受けたのかと言えば、クマが出るからでした。
出会ってしまったら、命の危険があるからです。
ビクビクしながら回りましたが、結果的に出くわすことはありませんでした。
その後は無料で入れる高架橋を歩きましたが、ここもまた圧巻の景色でした。
知床連山もしっかりと見えました。
奇跡的に天気も良く、素晴らしい1日目となりました。
知床五湖▶︎知床自然センターまで
またバスに乗り込み、さらにウトロ方面に戻って「知床自然センター」に到着しました。
センターの裏にある「フレペの滝」を見たかったため、少し歩きました。
これもまた絶景で、野生の鹿とも遭遇しました。
センターでカフェラテも飲み、すでに知床を満喫したようでした。
知床自然センター▶︎北こぶし知床ホテル&リゾートへ
そしてバスで戻ってきましたウトロ市街。
早速北こぶし知床ホテル&リゾートへチェックイン。
少し休んで18時から夕食をいただくことにしました。
僕はいつも「朝食」のみをつけるのですが、2泊ということもあって面倒だったのか、今回は夕食もつけてみました。
これの効果は凄まじく、「こうか は ばつぐん」でした笑。
ビュッフェスタイルなのですが、魚介類が苦手な僕も楽しめるほどに、どの食事も美味しいものばかりでした。
その後は、話題になっているサウナへ。
ここは景色がとても綺麗だと聞いていました。
2日目の朝9時半から「撮影タイム」がありましたので、撮影させてもらいました。
なんと綺麗な景色なのでしょう。
夜にTTNU(ととのう)ことができて、大満足の1日となりました。
知床オトコひとり旅【2日目】
さて、2日目は残念ながらあいにくの雨。
朝食もまた絶品で、その後サウナでととのいました。
できることが限られているため、とりあえず反対側にあたる「羅臼(ラウス)の道の駅」を目指すことにしました。
これもバスが出ており、羅臼の市街まで爆睡でした笑。
本来であれば途中にある、
- 知床峠
- 羅臼湖
- 熊の湯
- 熊越の滝
なども見たかったのですが、「熊の湯」に関しては配管工事のためいずれにしても入れず。
ラウスの道の駅で、
- お店一番人気の昆布羅ーメン
- 昆布をソフトクリームにした「昆布ソフト」
を頬張り、散策してウトロに戻りました。
ラウスの道の駅では、巨大な昆布が飾られていました。
それだけ、昆布が有名な場所なのです。
昆布パウダーがかかっていましたが、美味しく(?)いただけたと思います笑。
ウトロに戻ると、若干ですが雨が上がっていました。
近くの「オロンコ岩」という巨大な岩に登り、ウトロの漁港を一望。
素晴らしい景色に心が洗われました。
- 野生のキタキツネと出くわしたり
- 海外から来た2人のカップルと英語で話したり
と、2日目も飽きずに知床を満喫しました。
そして間違いない「夕飯▶︎サウナ」の流れでフィニッシュ。
スイーツも最高に美味しかったです。
雨の旅行も仕方のないことです。
そんな時でも、ゆっくりすること。
旅行では大切なマインドですね。
知床オトコひとり旅【3日目】
最終日はなんとかして有名なクルージングに行きたかったのですが、強風のため欠航。
と思った僕は、すぐさま調べて道の駅で電動自転車が借りられることに気づきました。
これによって、行程にはなかった「オシンコシンの滝」を見に行くことに。
ウトロから自転車を走らせること30分。
先日の雨で大量の水が流れ落ちる、「壮大な滝」と出会うことができました。
写真だと伝わりませんが、その音と迫力は圧倒的。
と思い、再びウトロまで戻り、1日目にバスで上がった「プユニ岬」へ。
ここもまた絶景でした。
1日目にバスから見てはいましたが、自分の足で上がってゆっくりと見ますと、これもまた感動ものです。
大自然を満喫して、
- 12時20分の女満別空港行きのバスに乗り、
- 15時15分発のフライトに乗って羽田まで戻りました。
3日間、全行程で天気に恵まれたわけではありませんでしたが、
そう思える場所でした。
都会に戻ってきますと、その人の多さに圧倒され、非常にストレスを感じました。
街や都会は便利で住みやすい場所ですが、
- やはり自然の中に飛び込んで、
- 五感で風や匂い、緑や生き物を感じること
は、僕にとって大切な時間だと痛感しました。
ずっと行きたかった知床でしたが、結果的に貴重な経験と素晴らしい時間を過ごせた3日間となりました。
おわりに
遠い場所や秘境は、どうしてもアクセスが悪くて行くのが億劫になってしまいます。
それでも、僕は時間とお金をかけて行ってよかったと思っています。
僕の人生も、長いわけではないからです。
だからまだ動ける今のうちに、いろんなところに行ったほうがいいと、強く感じています。
この夏、ずっと思い描いていた知床旅行ができてよかったです。
ぜひみなさんも、一度は訪れてみてください。
それではまた!
コメント