出会う人たちを仲間にしていく旅にする【巻き込んでゆく冒険へ】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

旅をしていますと、格安のホステルに泊まることが多くなってきます。

この旅を続けていて、唯一ホテルに泊まったのはベトナムのハノイ。

空港近くに遅くについて、一人で部屋に入り、

久しぶりのプライベート空間だー!

と思ったものの、シーンとした空間に寂しくなったものでした。

今回のインド旅行では、後輩に会う目的がありますので、そこまでは一人のホテルを手配してもらうこととなりました。

ちょっと寂しい気もしますが、バランスよく泊まっていくことが大切ですね。

寝台特急でも結局横の人と話しましたし笑。

今日は「仲間を作っていくこと」について書いていきます。

旅の途中で仲間を作っていくことだ。それが冒険の醍醐味なのだ。

人と出会うのが旅

何度か書きましたが、僕の当初の予定は「一人旅」。

誰かに会いにいくことなんて、全く考えてもみませんでした。

しかし序盤の東南アジアでは、すでに何人かの日本人に案内していただいたり、ホステルで出会った人たちや現地の人たちと仲良くなったりと、僕の想像していた以上に「人に会う旅」となってきました。

僕は「漫画ワンピース」が好きですので、

ルフィみたいに冒険できたらな

とも多少は考えてはいましたが、こうして多くの人と出会うことができて、「仲間」や「友人」と呼べる人たちができていって、本当に嬉しいです。

ホステルでは世界各国の人とお友達になることができましたし、「次の観光地を!」というよりも、

次は誰とどんな話をするのだろう?

と考えることのほうが楽しくて仕方なくなってきました。

もちろん、世界各地にある名所や景色を求めることも、僕の目的の中に入っています。

それでも、人と会って話していく時間が本当に楽しくて楽しくて、当初の、

世界だと孤独で寂しいものなのだろうか?

という考え方も、ガラリと変わるほどたくさんの人たちとの「出逢い」に恵まれました。

合う合わないはそれぞれあるでしょうけれど、基本的にみなさん旅人に優しく、ホステルにいたっては同じ状況の人たちも多いです。

そんな人たちを一方的に「仲間」と呼ぶのは身勝手過ぎますが笑、少なくとも僕の中では心の支えとなっています。

出会う人たちを仲間にしていこう。旅の途中で出会う人たちを大切にすれば、きっと心の支えとなる。

巻き込み巻き込まれる

僕は人を巻き込んでいくこともできないこともないのですが、いかんせん旅の間はイニシアティブを握ることがなかなかできません。

すると逆に、

せいじ、どうするよ?

と、誘われることとなります笑。

誘われたら断らないのが信条。

そうして巻き込まれつつも、自分の旅について仲間たちと語り合います。

するとみんな興味を持ってくれるのか、またいろんなところへ一緒に出かけることとなります笑。

海賊王を目指すルフィが、徐々に周りを巻き込んでいくかのごとく、僕もいろんな人と関わり合いながら冒険を進めている感覚です。

旅を始めてきて思ったことは、

旅人にならなければ、この経験をすることはできなかった

ということでした。

日本にいる時も、それなりに仕事や趣味で仲間を巻き込んでいくことはできましたが、こうして一人でポツンと旅をしながらも、新しい人たちと出会っていくのが新鮮だったのです。

まさか自分が2ヶ月でここまで多くの人たちに出会えるとは…

そんな風に思う毎日ですが、最初に抱いていた不安は「確信」に変わり、

さて、次はどこの誰と話そうかな!

と、旅先で一人であったとしても、自分の可能性を信じることができています。

英語ができたことは重要なことでしたが、それだけでなく、

こちらから何でもいいからコミュニケーションを取りたい

という気持ちが強ければ、いくらでも仲良くなることができるのだと思いました。

海外なので、気をつけたりトラブルに巻き込まれたりしないように注意することは大切なことです。

ただ、どこかで相手を信頼することで、その距離は一気に縮むこととなります。

僕はオープンである性格でもありますので、それが「功を奏した」と言っても良いのかもしれません。

すると数日の間でも、まるで一緒に航海をする仲間たちのように、かけがえのない存在となっていくのです。

旅の途中でも、自分から巻き込んだり巻き込まれたりしながら進んでいくこと。きっと仲間と呼べる存在になるはずだからだ。

正直になること

インドに来てから、僕はかなり注意深くなっていました。

何か盗まれないかな?
ぼったくりに合わないかな?

しかしそんな思いとは裏腹に、東南アジアで鍛えたスルースキルによって全てを完全に無視し笑、さらには、

こいつはガイドだ

とタージマハルで言われた時にも、

え?僕要らないんですけど?やめてください

と強く主張したくらいでした笑。

ただ僕からここで1つ、大切なことをお伝えします。

最初は疑ってもいいのですけれど、

「こちらがオープンにすることを大切にしたことで、深い関わりを持てるようになった」

ということです。

インドの友人たちがよくしてくれた時に、

実はね…

と、日本の友人たちから聞いた「悪いウワサ」をきちんと伝えました。

  • 仲良くなった後で最後に薬を飲まされる
  • 良かれと思ってやってもらってお金を払わされる

ということが、インドでは多いのではないかと。

すると彼らも、ちゃんと理解してくれました。

旅の間は疑うのが基本だと思う
インド人にも良いやつと悪いやつがいるしね。それはどこの国でも起こることだから

と。

そこまで言っても騙してくるようだったら、もう他に手の打ちようがありません。

それでも「自分はこう思っている」ということをしっかりと伝えたことで、彼らに何かしら想いは伝わったのではないかなと思っています。

幸いなことに、騙されたりイヤな思いをしたことはいまだにほとんどありません。

小さなことや細かいことはあったにせよ、少なくともホステルや現地の人たちとは仲良くなることができました。

それは何より、こちらを存分に出したからこそ。

自分を守るために疑いながらも、少しずつ自分を出していけば、しっかりとコミュニケーションが取れるはずです。

そうして知り合った人たちこそが「仲間」となり、僕の旅を支えてくれることでしょう。

最初から相手を信頼することは、海外では難しい。しかし自分を出して本音で話すことならできる。そうして深い関わりを持ったら、もう仲間なのだ。

おわりに

旅をしていくと、徐々に増えていく仲間たち。

僕の予想をはるかに超えて、世界は美しい場所でした。

でもそのためには、僕自身も自分を差し出したり、相手と深い話をしたりして「巻き込むこと」も必要になってきます。

自分の夢を語り、多くの人と交わり合いながら旅を続けていくこと。

海賊王を目指すルフィに多くの人たちが関わってゆくように、僕も多くの人たちと関わっていきたいと思っています。

それではまた!

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