とにかく無計画に旅を続けていたら冒険になった【適当も悪くない】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、

モロッコがいいよ

という旅仲間の情報を聞きつけ、

なんとかしてモロッコにいけないかな?

と考えた僕は、

とりあえず南のほうに行っておけば大丈夫

という理由から、深夜バスでスペインの端っこの「アルヘシラス」まで行き、そこからフェリーを使ってセウタまで行きました。

案外行けるものなんだな

と思ったくらい、世の中は本当になんとでもなるのだなと思いました笑。(舐めているわけではない)

今日は漫画ワンピースに合わせて「行き当たりばったりで判断する力」について書いていきます。

行き当たりばったりの旅もまた、冒険だ。昔の人たちはそうやって無計画に冒険していたのだ。でもそれこそが、これからを生きる上で大切なことなのだ。

ワンピースを読んで

漫画ワンピースでは、主人公のルフィが、

空島に行きてェんだ!

とワクワクしながら、その時の思い付きで「空にある島」を目指します。(今ちょうど9周目を読んでいるところです笑)

以前の僕からすれば、

そんな無計画な旅なんてあり得ない

と思っていたものでしたが、少しばかり慣れてきた今となっては、

さて、今日はどこにいこうかな

くらいの勢いで旅をしているのですから、面白いものです笑。

実は去年、日本にいた時もそうやって思い付きでふと旅に出たものでした。

ワンピースの世界では、確かに「漫画だから」なのかもしれないのですが、彼らは現地に行ってから情報を得て、その場その場でどうするかをルフィが決めていきます。

だからこそ生まれるドラマがあり、時代背景が大きく違うとはいえ、

今の僕は、彼らのように旅ができているのだろうか

と思う毎日です。

よく考えてみれば、人生もまたそのようなものであるということに気付かされます。

別に決まりきったルートがあるわけでもなく、

安心・安全・安定だ…

と思っていても、必ずどこかで「変化」が訪れます。

そういった意味では、こうして「変化に対応できるようになってきた自分」は、どこか誇らしくもありました。

以前の僕でしたら、

この宿に1週間くらい泊まっておけば安泰だな…

と、安定した生活を求めながら旅をしていたと思います。

今はワンピースのキャラクターたちのように、その場その場でどうするかを判断し、時に迷いながらも決断している自分がいることに気づきました。

旅をするって、まさに漫画の世界と変わらないんだな

そんな風に思いながら、バッグを背負って汗水垂らして歩いている自分の方が、涼しい部屋でのんびりしている自分よりも、ワクワクしていることに気がつきました。

これだよ…これがしたかったんだ!

少しずつ、

「漫画の主人公のようになってこれた」

というわけですね。

漫画の世界では、キャラクターたちは旅を続けながらその指針を決めている。今の僕もそうであるように、その都度決めていくことも悪いことではない。

その都度の判断力を養うこと

僕が旅に出て大きく変わったことは、「判断力の速さ」だと思っています。

それは何もすごいことではなくて、

「その都度、ちゃちゃっと決められるかどうか

ということです。

去年日本にいた時からも、その感性を磨いてきました。

あ、明日から休みだから飛行機を取って〇〇に行こう

こんなことばかりをしていました笑。

今はその判断力がだいぶ生きていまして、

海外でも、なんとかしようとすればどうとでもなる

ということを、身をもって証明することができるようになりました。

「ある程度の最適なプラン」は確かに存在しますし、早めに決めれば安くなることや予約が取れることもあります。

ただ「最適」とは、「何を目的にするか」によってそれぞれ異なってきます。

  • 安く済ませたいのか
  • 最短経路で行きたいのか
  • 寄り道しながらゆっくりしたいのか

細かく分ければキリがなく、僕は「いろんな要素がごちゃ混ぜ」となったプランとなっております笑。

大切なことは、その場その場でも判断をして、自分なりの道を作っていくことです。

何度も記事に書いているように、SNSでは見えないようなツラさや過酷さも、僕は経験しました。

「僕だからできた」のではなく、「僕なりに消化して前に進んだ」と言うほうが適切ですね。

その都度その都度、「自分が思う最適解」を出すしかないのです。

それをしたくなければ、少しホステルに長く滞在してもいいですし、イヤになれば日本に帰ってもいい。

僕は「とにかく前に進んでいきたい派」ですので笑、

何があってもさっさと次に向かう

という選択をしてきました。

だからこそ心地が良いですし、それこそが「自分の最適なペース」だと言えます。

旅を始めた最初の頃はオドオドしていましたが、今はドンと構えて平気で交渉できるようになりましたし、「世界三大ウザイ国」であるモロッコですら、カワイイとさえ思えています。(舐めてると危ないぞ)

少しずつ成長して、判断力を高めていくこともまた旅の醍醐味ですね。

多くの経験を通して、いつの間にか判断のスピードが速くなっていたのでした。

旅の途中でその都度判断する能力を養っていこう。それこそが自分にとっての最適なスピードだ。

無計画が生きることもある

ある意味、僕が計画をしっかりと立てて、

  • 日数
  • お金
  • 持ち物

やらを一式全てそろえていたら、この旅は成り立たなかったと思っています。

  • 誰にも何にも決めさせないからこそ
  • 自分の心地よいペースでやるからこそ

旅に「生」が満ち溢れるようになります。

  • 速くなろうが遅くなろうが
  • お金を使おうが使うまいが

それは自分が決めればいいことなのです。

ワンピースでは、船長のルフィの一声でクルーが動きます。

残念ながら僕は一人旅ですが笑、僕自身がいわゆる「船長」ですので、自分の判断で「自分の道」も決まっていきます。

無計画に飛び出したからこそ、その都度の判断が問われるのです。

一見すると危険な道のようにも思えますが、

だからこそ旅を続けることができている

とも思っています。

旅を続けるには、その時その時に判断しなければならず、逆に言えばそれさえできてしまえば、続けることができるということなのです。

これは人生についても同じだと言えます。

それぞれの人生においてもに「たくさんのステージ(=転機)」があるように、どんどんその場その場で「自分で」決めていかなければなりません。

自分で決めるからこそ、自分の人生なのです。

「計画的で決まりきった人生」をダメだと言っているわけではありません。

しかしそれこそ、

人生そんな簡単なものではない

と言えるのではないでしょうか。

だから変化に富んだ人生であっても、その変化に対応できる強さこそが、今後を生きていく上で大切な要素なのかもしれません。

僕もまだまだ勉強中ですが、少なくとも「海外でなんとかやっていくこと」はできています。

その無計画さゆえに「培われた力」があるとすれば、それこそこれからの時代を生き抜いていく上での、大切な要素なのかもしれませんね。

無計画だからこそ、その都度の判断が問われる。しかしその力こそ、これからの時代で役に立っていくのかもしれない。

おわりに

パッと始めた旅で、さらにその都度決めていく行き当たりばったりの旅。

でもこれこそが、僕の求めていた旅でした。

少しずつ、自分なりの「対処法」が確立されており、だんだんと「生きる力」が身についている気がします。

このまままた最初の国に戻ったら、もっと楽に行けたのに!

と思うのは、それだけ経験ができているということですね笑。

まだまだ何が起こるかわからない旅ですが、自分のできる範囲でチャレンジしていこうと思っています。

それではまた!

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