人は誰かの役に立つことを願っている【人生の最幸の生き方とは?】

人間関係

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

「これからどうやって生きていこうか?」と考えた時に、

「あまり資産にとらわれずに生きてみたい」

というのが、僕のひとつの目標でもありました。

それは「FIRE」(経済的自立、早期退職)を目指すという意味でもありますが、一方でまた違った視点も含んでいまして、

  1. 誰かのために毎日必死に働いてみて、
  2. 最低限の生活ができればいい。

という生活です。

目指すべき「経済的自由」が、僕の中でだんだんと変わってきています。

  • 少しずつ変わっている僕の心境とは?
  • その理由とは?

書いていこうと思います。

資産の拡大は本質ではない

以前にも何度か書きましたが、僕は生活費がバカにならないくらい低いです笑。

例えば、

  • なんとなしのバイトで働いて、
  • サウナや美術館に行って、
  • 定期的にランニングとダンスをして、
  • 毎日好きな仲間たちとコーヒーさえ飲めれば、

特にそれ以上望むものはありません。

こんな生活でも、十分に生きていけます。

強いて言うなら、「ちょっとした旅行」はしてみたいなと感じているくらいでしょうか。

こうした生活はあくまで「現在」になってからであり、以前はそこまで思うことはありませんでした。

  • いかに貯蓄し、
  • いかに他のためにお金を使わずに、
  • いかに自分の将来をよくできるか

ということだけに必死になっていました。

お金の勉強をしてこなかったこともありますが、それ以上にお金持ちを憎み

  • 「何かきっとウラがあるんじゃないか?」
  • 「あいつらはお金のない人を見下しているんだ」

と、悪い面ばかりを捉えていました。

少し貧困な家庭に育ったことも、考え方に影響を与えたのだと思います。

しかしお金の勉強を始めてみますと、自然と大富豪や成功者のマインドに触れる機会が多くなりました。

それからというもの、

  • 投資
  • 浪費
  • GIVE

などを行動に移し始めた自分がいました。

今までの自分の行動がアホくさくなり笑、

  1. 自分にとって即効性のあるような「無駄なお金」を使わなくなり、
  2. より他の幸せのためにお金を使う

ようになりました。

資産は少しずつ増え続け、上のような「仙人モード」のような生活を実現しました笑。

FIREを目指し続けていますと、徐々に「あれ?なんかもうすでに幸せだな」と思うようになってきたからです。

では自分が満ち足りている今、できることは何か。

そうして導き出した答えが、「何か他のことに挑戦してみる」ということでした。

もちろん「FIRE」ができれば選択肢も増えますし、もっと果敢にチャレンジできることもあるかと思います。

しかし「余裕ができてから何かやろう」では、遅すぎるのです。

今は「資産をいかに大きくするか」はひとつの具体的な目標ではありますが、もうどうでもよいこととなってしまったのでした。

「人生をいかに豊かに終えることができるか」に着目することのほうが、人生においてより本質的であるとわかったからです。

僕が出した答えは、「他のために何かを作る/与える」ということでした。

資産の拡大の過程で、本質的なことに気づければ、人生に対する姿勢がガラリと変わる。

多くの感謝を得る=多くのお金がもらえる…?

  1. 資産をどんどん増やして、
  2. 配当金やストック型のビジネスで不労所得かそれに近いお金を手に入れ、
  3. いかに悠々自適に過ごすか。

この考え方は出発点だったはずなのに、だんだんと僕には合っていないように思えてきました。

確かに、

多くの人に感謝されるほど、より多くのお金を受け取ることができる

という感覚はわかりますし、真実ですよね。

ただ僕は、FIREを目指していく中での心境に変化がありました。

  1. 「働かなくても生きていけるって魅力的!」
  2. 「あ、最悪バイトでも十分幸せそうだな」
  3. 「資産も拡大しているし、他人のための浪費は幸せだなぁ」
  4. 「なるほど。多くの人に感謝されれれば、自然とお金が回ってくるのだな」

というような流れです。

最後の「4」は、一見すると「とても良い感覚」ですよね。

しかし今の僕は、また少し違った観点を持つようになりました。

それが、

いかに人々の役に立つ人間として、一生を終えることができるか

という考え方です。

「使命」として置き換えて記事を書いたこともありますので、この記事と似ている部分があります。

これについて考え始めますと、だんだんとお金に対する「悪い意味での執着」がなくなってきます。

実は教員を辞める来年に資産を一度、ゼロにしてみようかと思った時すらありました笑。

言うほど大した額ではありませんが、そうしたほうがいいと思ったのです。

「僕はどうせ稼げるんだ」という意味ではなくて、これから新しいことを始めていく時に、「資産」は僕の目指す人生の本質ではないと思ったからです。

ただ、リスクを取り過ぎて、自分がいっぱいいっぱいになってしまっては、本末転倒ですし逆に多くの人に迷惑をかけてしまいます。

現在の資産はとりあえずそのまま保っておきつつ、自分が目指す「人生の終わり」に向かっていくことにしました。

今後うまくいこうがいくまいが、僕は以前ほど「資産」に注目することはないと思っています。

  • 「多くの人に感謝されることはいいことだけれど、その後多くのお金を得たとして、それは一体、僕が追い求める「幸せ」なのだろうか?」
  • 「僕はその後、何もせずに悠々自適に暮らしたいのだろうか?」

答えはやっぱり「否」でした。

最初から、お金を得ることや資産を拡大することは、実は最終的なゴールではなく、

多くの人の役に立ち、多く感謝されること

これが、僕の人生のゴールだったのです。

あとについてくる「お金」は本質ではなく、最低限生きていければ、それでいいかなと思うようになりました。

どうせまたそのお金は、誰かのために使ってしまうでしょう笑。

多くの人の役に立つ=多くの人に感謝される=多くのお金を得る。ただし、最後の部分は本質ではないし、また誰かのために使うお金となるだけだろう。

誰もが、誰かの役に立ちたいと願っている。

先日読み終わりました「のび太」という生き方という本に、「のび太は利他主義である」と書いてありました。

彼はまず、「人の幸せ」を優先して生きているのです。

のび太の両親は、のび太が生まれた時に、

なんでもいい。社会のために役立つ人間になってくれれば

と言っています。

それを知ったのび太は俄然、勉強を頑張るのです笑。

何気ないこの言葉は、今の僕にはグッと刺さる言葉です。

僕自身が先生になった理由の1つは、

  • 学生時代に友人たちに頼られ、
  • 勉強を教えたことで感謝されたこと

でした。

心のどこかで、それが最高に嬉しくて、人に教えることの喜びを感じていました。

誰でも人のために何か役に立つことができれば、それは嬉しいに決まっています。

その対価として「お金」「報酬」があるわけですが、「起点あるいは終着点が自分」でいますと、意外にも幸せを感じることができないのです。

それは、以前の僕が「すでに証明済み」です。

自分のために生きていくことは、視点を変えれば確かに大切なことでもあります。

まず「自分」という土台が、

  • 幸せを感じることができて、
  • 余裕がある

からこそ、相手に与えることができるからです。

しかし「感謝する感覚」をひとたび覚えてしまえば、心が満たされて土台も築かれます。

生きているだけで奇跡であり、感謝の連続なのです。

だから「自分のために」と思っているうちは、

  • 人に感謝することもできず、
  • 生きていることが当たり前だと思い、
  • いつまでも満たされず、
  • 幸せを感じることができません。

誰かの役に立つということは、お金以上の満ち足りた気持ちが得られることを意味します。

「世界の誰かのために」

こう思いながら、今の仕事も続けていきたいですし、これからも生きていきたい。

僕はそう思っています。

誰だって誰かの役に立てた時は、感謝されて嬉しいものだ。それをずっと積み重ねていく人生は、どれだけ素晴らしいものになるだろうか。

おわりに

ものの価格ではなく、価値を見るようになった男は、徐々にお金にすら目が行かなくなるという新境地まで到達しました笑。

いえ、それは来年に「実際にお金がなくなっていく現実」を目の当たりにしてからでないと、実験結果は得られなさそうですけどね笑。

今は「どう感謝され、どう稼ぐか?」と考えることよりも、

「こんなこといいな…できたらいいな!」

という「想い」のほうが強くなってきました。

それこそが人生の豊かさであり、かつその「想い」に乗っかってくれる人は、結果的に大勢になるのではないかなとも思っています。

  • 誰かの役に立つこと
  • それによって感謝されること

これを本質として仕事をしていくと、見えてくる視界もだいぶ変わってきます。

特に僕は「若い世代」を応援するおじさんですが笑、「大人のための教育」も視野に入れています。

大人だって、いつまでも学びたいですからね。

あと1年、「誰かの何かの役に立てること」をたくさん考えて、行動に移していきたいと思います。

このブログもそうなれるように、努力していきますね。

それではまた!

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