こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、「素晴らしい人たち」について記事を書きました。
いつでも感謝し、いつでも人に優しくできる人。
僕はこんな人になりたくて、たくさん本を読み、
- 行動指針
- 自分のあり方
- 人としてのあり方
などを模索するようになりました。
人に厳しく当たっていた20代でしたが、いろんなしがらみを捨てて個人事業主になってからは、怒ることもなくなり、平和に過ごしています。
今日はそんな僕がふと思った「感謝する気持ち」を書いていきたいと思います。
どんな人に対しても偉ぶらない
僕が先生を始めた当初は、どこかで「偉そうな態度」があったのだと思っています。
「毅然とした態度」と何を勘違いしたのか、
- 圧をかける先生
- 大声を出せる先生
を夢見て、

と誤認していました笑。
「弱い犬ほどよく吠える」とはよく言ったものでして、自分の若さをカムフラージュするために「なんとなく怖い先生」を装(よそお)っていた時代もありました。
でもそれはどこかに、

という “悪い意味での” 自負があったからなのだと思っています。
先生という立場は、特にその立場から「自分が上である」という印象を植え付けられてしまいます。
これは普段の生活にも出てしまうようでして、

と、「怒(おこ)ればなんとか解決する」という誤った解釈を持つことに繋がっていました。
紆余曲折を経ていろんな経験をしてきた僕ですが、いつからか喜怒哀楽の「怒と哀」を意識的に排除するようになりました。
傲慢である人ほど、感情に振り回されている印象を持ちます。

…とは言い切れませんが笑、往々にして「冷静である人」は静かであるがゆえに、人に当たることはほとんどありません。
その冷静さとともに、「人に感謝すること」を忘れないようにしましょう。
「人に感謝できる人」ほど人に愛されます。
何もわからない人ほど、
と傲慢にモノを言います。
大切なことは、いつも謙虚であること。
偉ぶっている人とは、どこか「履き違えている人」なんですよね。
小さなところで感謝をする
特に素晴らしい人格者ほど、どんな小さなことにでも感謝している印象があります。
僕もそんな人になりたいと思っていました。
大切なのは、
- 実際に行動に移すこと
- 本や人と出会って本質を理解すること
の2つのパターンが必要なんだということ。
実際に行動(=感謝すること)を繰り返すことで、それが習慣となり身についていくというものが一つ。
また、本質を見極めるというのは、

ということを「頭で理解すること」なのかなと思っています。
自分がこうして存在しているのは、他の誰でもない、
- 育ててくれた親
- 良くしてくれた友達
- 一緒にいてくれる家族
など、「今の人たち」に焦点を当てることもさることながら、「過去から繋いできてくれた先人たち」がいたからこそ。
そう考えれば、自然と感謝ができるようになるものなのです。
以前にも記事にしたことがありますが、

と思うような場所はたくさんありますし、交通インフラや食べ物なども、先祖の人々が築き上げてきたもののおかげで、今の僕たちが生かされています。
僕は日本のことについてあまり詳しくなくて恐縮なのですが、
- 日本に生まれ
- 日本で育ったこと
は誰にも否定できるものではありませんし、誇りに思っています。
そこで培われたのは、「当たり前に感謝すること」だったのではないかなと。
程度の差はあるにせよ、ほとんどの日本人は、迷惑にならないように周りに配慮しながら、会釈をしたり感謝を述べたりして普段から生きています。
そんな国、世界中どこを探したってないのです。
だから偉いとかそういうことではなくて、

ということなのです。
この心を忘れてしまえば、「生きている今」にも感謝できなくなってしまいます。
- スーパーでも
- コンビニでも
- レストランでも
- ちょっとした配慮でも
きちんと挨拶をし、感謝を述べること。
これができるからこそ「日本人」なのであり、謙虚に生きている人こそ「先祖への感謝」ができる人なのです。
そういう人はいつでも、周りから愛され、逆に人からも感謝されるようになるのですね。
丁寧に生きれば返ってくる
僕は以前に比べて、
- 与えること
- 感謝すること
を意識するようになっていました。
昔の自分と比べますと、謙虚になり、かつ感謝ができる今の自分の方が、より多くの人が周りにいてくれているような、そんな感覚を持つようになりました。
「丁寧に生きる」とは僕の人生の一つのテーマであり、

と思うようにもなりました。
これは「人当たりがいい」とか「優しい」とか、ちょっとした表面上の話だけではありません。
本当に「心から」丁寧に生きれるかどうかということであり、だからこそ、
- ただありがとうと言ってるだけ
- ただ表面上は優しいだけで何も考えていない
ようでは、ダメなのですね。
もちろん、行動から自分を変えてゆくことも大事です。
「ありがとう」と言わないよりは、断然言ったほうがいいに決まっていますからね。
でもそこに自分なりの考えや態度、本質があるかもまた大事だということ。
丁寧に生きていますと、人生もどんどん明るくなってきます。
- いつも怒っている人
- いつもグチっている人
- いつも悲しそうにしている人
を見たとして、一体誰が楽しいのでしょうか。
一体誰が「一緒にいたい」と思うのでしょうか。
人間、たまにはそんなことがあるかもしれませんが、いつもポジティブで楽しんでいる人にほど、人は集まってくると思うのです。
だから、丁寧に日々を感謝して生きている人には人が寄ってきます。
実際、そうしたネガティブな感情を排除し、毎日の小さなことに感謝できるようになってから、いろんな場面で「見返り」があったことは言うまでもありません。
もちろん、金銭的な話ではなくて、繋がりとか改めて感謝されることとか、そうしたもっと「目に見えないもの」ですかね。
そう思っている人は、いつまでも人に感謝できないまま、そして誰からも愛されないまま、人生が終わっていってしまうでしょう。
それではもったいないし、それが人生ではない。
だから早いうちに気づいて、丁寧に生きるのです。
それでこそ日本人であり、人としての高みに行き着くことができるんですよね。
おわりに
日々の小さなことに感謝できるようになりますと、人生もどんどん好転していきます。
と、「今あるもの」に目を向けてみることですね。
そうすればきっと、周りもみなさんのことを放っておかなくなりますから。
それではまた!
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