もうあの頃の安定には戻れなくなった僕【現状を維持しようとするな】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

日本で生きていますと、僕らはどうしても現状を維持したくなります。

でも一度しかない人生であれば、やはりやりたいことをやったほうがいいに決まっています。

僕はバックパッカーとして海外に飛び出した経歴があることから、

仕方ないけど、今はここにいざるを得ないんだよね…どうすればいいのかな?

という相談を受けることが多くなりました。

今日は「現状維持をしないこと」について書いていきます。

現状維持は後退だ。先へ先へと進んでいかなければ、あなたの人生はよくならない。

現状維持を助長しているのは日本

僕が公務員(学校の先生)だった頃は、

  • 現状維持
  • 例年通り
  • 事なかれ主義

のオンパレードでした笑。

いかに失敗しないようにするか

これについて考えるばかりで、リスクの「リ」の字もありませんでした笑。

現在の日本の会社は、少しずつ変わってきている会社もあって、どんどん革新的に事業を進めているものもあります。

一方で日本では、

  • 政治
  • 教育

という一番大切な部分が変わることはなく、いつまでも若者たちにとって「生きにくい社会」が続いています。

そういう大人たちがいるから、日本はずっと変わらないのです。

と、言っているそんな僕も、どちらかといえば「変わることがイヤな人間」でした笑。

それでも、

  1. 仕事を辞め
  2. 世界を一周する

と決めて世界を見て回ってみれば、改めて日本がいかに変わっていないのかを実感しました。

うん。これじゃ若者たちは離れていってしまうわ

と思ったものです。(もちろん日本だけではありません)

まずは日本の大人たちが、「リスクをとる」という行動を、若者たちに見せていかなければなりません。

僕は世界一周というわかりやすいことをしましたが、終わってみれば別に特別なことをしたような感覚はありませんでした。

でもそれが大きく映ってしまうということは、やはり日本は閉鎖的であるということ。

大人たちが背中で見せてあげないと、若者たちも現状維持を「よし」としてしまいます。

「日本人」個人が悪いのではなく、これは社会の問題なのだなと。

全体を一気に変えることは難しいですから、まずは僕自身、そして僕の周りから変えていくしかありませんね。

日本という国が現状維持をするような人で溢れているため、若者たちもそれでいいと思っているのだ。

変わることがいいことではないけれど

変わること」については、良いことでもあり悪いことでもあります。

ものごとには必ず両面があり、

変わりゃいいんだよ!変わりゃ!

と言っているわけではありません。

ただ、僕が相談を受ける場合、決まって社会や会社に「不満」がある人が多いです。

それなら変わればいいじゃん?

これが僕の持論ですが、僕もそんな人間でしたので、その気持ちもイヤというほどわかります。

なぜかといえば、人間はそもそも現状を維持したい生き物であり、変わることには多くの労力を伴うことを知っているからです。

僕が世界一周の旅を始める直前も、たくさん準備をしたり要らないものを断捨離したりと、なかなかハードな毎日だったことを覚えています。

だから、変わらずにどこかに定住することは、別にそれが「不正解」というわけではないのです。

ただ大切なことは、「そこに不満があるかどうか」ということ。

もし不満や文句を垂れているのならば、その時間は決して生産的な時間とは言えません。

僕も若かりし頃は、職場の雰囲気に文句を垂れては、

俺はこんなに努力しているのに!

と、認めてくれない「環境」のせいにしていました。

先述した通り、日本ではこの状況が頻発しています。

  1. 環境のせいにするのは簡単であり
  2. 変わらないことでそこそこの現状を維持できる

からですね。

それぞれに背景がありますから、僕も根っから否定しているわけではありません。

でも文句があるなら、僕は「変わったほうがいい」と思っています。

乱暴に言いますと、その時間は「ムダ」でしかなく、非生産的だからです。

僕はその「ムダ」に見切りをつけて、公務員を辞めて日本を飛び出しました。

その時のドキドキ感は半端ではありませんでしたが、結果的に「日本の現状維持バイアス」から解き放たれることとなりました。

いい状態をキープすることは大切なこと。

けれども、「そこそこいい状態で不満がある」のならば、それは抜け出すタイミングです。

日本人の多くが「それ」をすることによって、気に入らなければ出ていくというスタイルが普通になって定着していくと思います。

そのほうが会社も淘汰されていきますし、既存の(理不尽な)体制も崩れていきます。

変わることが全てではありませんが、自分が納得できないなら自分で環境を移すか作っていくこと。

これしか道はないのです。

変わることが全て正義ではない。ただ不満があるのならば、そこから出ていこう。

自分の「現状」に気づくこと

僕が公立高校の教員を辞めるまでは、1年ほどじっくりと考える時間がありました。

自分の現状とは、客観的に見てみないとわからないものであり、それが全てだと思っている時というのは、基本的に外の情報を取り入れずにシャットアウトしている状態です。

僕が行なったことは、

  • 読書
  • 人と会う

ということであり、さらにYouTubeで動画を見て勉強したりもしました。

いかに自分の世界が狭かったのかは、いろんな業種の人と出会ったり、いろんな本を読んだりすることで理解ができました。

教員は世間知らずだ

とはよく言われたものですが、実はそれは会社員も一緒です。

転職を繰り返してきた人ならまだしも、一社にしか勤めていないのに「先生は何も知らないのだ」と言えるわけがありません笑。

もちろん、大切なのは転職することではなくて、

いろんな視点から自分の人生を見ること」

だと思っています。

多少の不満であっても、他の人から見たら「論外」のレベルかもしれませんしね笑。

そんなもん早く辞めろよ

と言われた経験がある人は、実際多いのではないでしょうか。

それでも、

いや…収入源がなくなっちゃうし…将来が不安だし

と、なんだかんだと理由をつけて、その場に居座ろうとする人もまた多いはずです。

それが「総合的/客観的」に見て「良い」のであれば、誰も文句は言いませんし、何より本人が心地よく感じているはずです。

それならそれでいいでしょう。

とにかく「苦しみながら仕事をする」という時代は終わり、自ら働き方を変えていく必要のある時代になったことは間違いありません。

僕は自分の現状についてたくさん(客観的に)考え、

これは違う。僕はもっともっとできる。自分の環境を、人生を変えることができる

と考え直しました。(まだ成果は出ていない笑)

自分の置かれている状況に気づけるのは自分だけであり、そこから自分の人生を変えることができるのもまた自分だけです。

自分の人生に関しては、他人に任せることなく、自分の意志で変えてゆくしかありません。

そのためにはまず、現状を知ること。

そして必要であるならば、動き出していきましょう。

自分の置かれている状況を知るためには、客観的な素材、つまり読書や人と会うという行為が必要だ。

おわりに

「現状維持バイアス」については、いくつか記事を書いてきました。

記事を書いていた当時は、

本当に変われるのだろうか?

と不安でしたが、結局世界を回り切ってしまい、また次のステージへと進むことができました。

今後は自分のためにも、

いいから進め

と書き(言い)続けるのだと思います。

これからが踏ん張りどころ。

僕も自分の人生を変えていきますね。

一緒に頑張っていきましょう。

それではまた!

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