こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
人間誰しも、メンタルがズタボロになり、
- 「もうどうしようもない」
- 「やってられない」
- 「生きる気力がない」
と思うことが必ずと言っていいほどあると思います。
以前にも、日々のメンタル安定術を記事にしました。
「え?あのすずきにメンタルがやられる時なんてあるの?」
結論から言いますと、「たまに」あります。
- 仕事でうまくいかなかった時
- 生徒とドンパチやった時
- 同僚と意見が食い違った時
- 自分のコントロール外の出来事が起こった時
- 失敗した時
- ふと生きている意味を考えた時
と、気丈に振る舞っているようで、実は豆腐をも凌ぐ柔らかメンタルです。
半分冗談ですが笑、時にふと「泣き出したくなるような時」もあります。
そんな時「自分なりにどうやって対処しているだろうか?」と考えてみました。
何かの参考になれば嬉しいです。
人に打ち明けてみる
しんどい時や悩んでいる時にあまり効果的ではないなと思ったことは、ひとりでいる時だと思っています。
確かに、黙々とランニングやダンスなどの運動をすることは、「一種のストレス発散」でもあります。
- ひとりで内省・内観したり
- 頭をからっぽにしてみたり
- マインドフルネスを行なってみたり
- 散歩してみたり
これらは一見「気持ちを落ち着かすには最適な行動」だと思われがちですが、まだまだ修行の足りない僕にとっては、結局不安や悩みが頭の中を駆け巡ってしまうことのほうが多いです。
ひとりの「沼」にハマってしまいますと、どんどんと引っ張られてしまって、ダークサイドに落ちてしまいます笑。
悩み考え抜いた上で(どうせひとりでグルグルと考えてしまうので)、職場に行ったら積極的に同僚に話しかけることを心がけるようにしています。
僕は人よりオープンな性格を持っているほうでして、この性格は幾度となく僕を窮地から引っ張り上げてくれました。
いいから何でも言葉にしてみる。これには絶大な効果があります。
誰しも自分に余裕のある時ほど、自分の問題がいかに小さなことであり、「誰も気にしていないじゃないか笑」と思うことがありますよね。
「なんで悩んでいたんだろう」って。
これは他の人からしても同じことです。
「お前の悩んでいることなんて、誰も気にしちゃいねぇよ!」と。
みんな自分のことで精一杯で、基本的に他人のことなど考えていません。他人に構っている暇はないのです笑。
だから僕が深刻そうな面持ちで話しかけに来ても、「どうかしたの?」「なにかあった?」とフラットな気持ちで話を聞いてくれます。
相手が時間をとってくれるのであれば、ひとりで悩むよりも、
- 客観的な意見をもらう。
- 冷静な態度で聞いてもらう。
- 一部共感してもらう。
こうして聞いてもらうことで「そんな見方もあったのか」と思えます。
また、
- 自分の思いを吐き出す。
- 自分の思考を整理する。
- 言語化することで冷静になる。
と、話すことで得られるメリットは多いです。
逆もまた然りで、悩んでいる人の話を聞いてあげることで、自分のためにもなります。
ただしこれは自分に余裕がある時のほうがよく、お互いで足を引っ張り合いながら闇に堕ちていくことだけは避けましょう。
また「毎度毎度グチを言うだけ」ではイヤがられてしまいます。
適度な頻度や、人との距離感も大切にしていきたいところです。
本を読んでみる
先ほど「ひとりでいること」は、悩んだり落ち込んだりしている時にあまり効果的ではないとお伝えしました。
しかし、本に「答え」(あるいは答えに近いこと)が載っていることもあります。
これも一種の会話の役割を果たしています。
もちろんこちらから声を発することはできませんが、断定的かつ説得力のある文体で書かれている本は、こちらに納得感を与えてくれますし、単純に勉強になることが多いです。
- むしゃくしゃする。
- 情緒が安定しない。
- 感情が高ぶっている。
こういった心理状態の時は、読書は向いていないのかもしれません。
やっぱり言葉にしたほうが、気持ちを落ち着かせるにはより効果的ですね。
一方で、
- 漠然とした不安
- 慢性的な悩み
- 長期的な目線で解決したいこと
など「何かがうまく行っていない」という時は、読書の効果はバツグンです。
僕は多読していることもあってか、
- 様々な視点からの意見を取り入れられること。
- 読み続けることで、ひとりの時間でも誰かのアドバイスを聞いている感覚。
といった効果に助けられています。
ひとりで考え込んでしまうと、四方八方が壁に囲まれてしまいますからね。
読書をすることで、「第三者から意見が飛んでくる感覚」がありますので、自分の悩みを多角的につつくことができます。
普段からネガティブ思考であるとか、考え込んでしまうクセのある人は、自分の思考という狭い範囲内で全てを完結させようとしている傾向があります。
以前の僕もそうでしたので笑。
「広く多角的な視点を持つこと=自分の悩みを多角的にみること」
ができるようになりますので、読書は精神安定剤として普段から行なうことをオススメします。
思いっきり、泣く。
以前「涙を流すことでデトックス効果がある(はずだ)」という記事を書きました。
僕はワンピースという少年漫画が大好きでして、日々マニアたちのYouTube動画を見るくらい大好きです笑。
外国でもその人気はとどまることを知らず、海外の人たちが名シーンを前に号泣してしまう動画もあります。(”one piece reaction”で検索してみましょう)
僕は昔から涙もろいので、何か行き詰まった時やしんどい時には、わざとそうした動画を探してはもらい泣きします。
どちらかと言うと、「泣き」を「取り」にいっているふしがありますけどね笑。
「あーぁ。しんどいなぁ…今日は思いっきり泣こう!」と。
これは意外とやっている人が多いのかもしれません。
- 韓流ドラマで泣く。
- 感動のアニメで泣く。
- ドキュメンタリーで泣く。
- サプライズ動画で泣く。
など、「動画」という媒体で泣ける人は結構いるのではないでしょうか。
本当にしんどい時は泣いたっていい。人知れずひとりでメソメソと泣いていいんです。
特に夜の時間帯はダークサイドに落ちやすいため、メンタルが崩壊しかけている人たちは、これらの動画で涙腺崩壊することでしょう。
- 悩みや不安が自分の中に溜まってしまう。
- なんども同じことを考えてしまう。
- 一方で「表面張力のように」溢れそうで溢れない感情でいっぱいに。
- → 思いっきり泣いてスッキリしよう!
この戦法は大いに役立ちます。
悩んでいる時とは、自分のなかにモヤモヤがたまっていくことが多いです。
人に話したり運動したりしてストレスを発散することと似ていて、思いっきり泣くことで感情がリセットされること間違いないでしょう。
逆に変に疲れてしまいますが笑、「不純物を出す」という意味でも僕はオススメしている手法ですね。
おわりに
メンタルがボロボロになってきますと、平静を保つことができず、思春期の若者のように当たり散らしてしまいます。
そうするとどんどんと悪循環に陥り、自分の精神的にも良くないですし、周りの人も離れて行ってしまいます。
- いっぱいいっぱいになる前に
- 悩みが膨らみすぎる前に
小さいうちから潰しておきましょう。
特に「人と話すこと」は、個人的にはものすごい効果を発揮する方法だと信じています。
合わせて、さらにひとりで「内省・内観」すれば、徐々にメンタルが安定の位置まで戻ります。
- いっぱいいっぱいになる前に、少しずつ悩みや不安を吐き出して、余裕のある状態を保ちましょう。
- 「もう無理だ」「限界だ」と思ったら、その時はわざと溢れさせてしまいましょう。
- ひとりで抱え込まずに、気の置けない仲間に感情をぶちまけてもいいでしょう。
時にリセットすることも必要です。
みなさんが復活する方法の参考になればと思っています。
それではまた!
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