こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、下記の本を読み終わりました。
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とても面白くて、
と思って読んでいました。
先日も、こうした「グローバル人材」についての記事を書きました。
普段から英語でオンライン授業をしている僕もふと、
と思うようになっていました。
今日は「クリティカルシンキング」について書いていきます。
どうやって議論する力を養うか
ここが現代の日本の教育において、大きな課題となっています。
学校の授業はいまだに「one-way(=一方通行)」のものが多く、生徒は受け身であり、話し合う機会なんてほとんどありません。
そうした授業をデザインすることが大切なわけですが、いろいろと制約のある中でやるには、思い切った抜本的な改革が必要だと思っています。
僕が読了した先ほど紹介した書籍には、校長先生がトップダウンで数年かけて、その高校を変えていました。
「素晴らしい」と思った一方で、やはり時間がかかることは否めないのだと、改めて現実を突きつけられたようにも思えました。
しかし「議論する機会」とは、別に「学校だけでしかできないこと」では限りません。
- 家庭でも
- 個人でも
できると、僕は思っています。
なんなら僕は、友人たちともそうした話をすることが多いです。
家庭であれば、親や兄弟(姉妹)と話し合うこともできます。
個人でも僕が行なっているように、議論の番組を見たり書籍を読んだりすれば、
と、少しでも議論に参加することができます。
大切なことは、自ら問題意識を持っていろんなことに首を突っ込んでいくことです。
テレビだとどうしても受け身になってしまいますし、
- 災害報道
- 芸能人スキャンダル
など、「議論すべき」ことではないことが多いこともしばしばあります。
自ら「気になるもの」に対して意識を持ち、「自分ごと」として考えること。
それだけでも、”議論” することはできるのです。
常に「課題」について考えること
これはグチや文句とは明らかに違います。
先述した通り、テレビ番組を見ては友人たちとゴシップをシェアしていても、生産性のない時間を過ごしてしまうだけです。
僕は教育にはとても熱い人間ですので、その点においては死ぬほど議論してきましたから笑、
と毎日のように「考えながら」進むことにしています。
教育に対して僕が「あーでもないこーでもない」と言いつつ何もしていなければ、それは単なるグチでしかありません。
それらの課題を身近な問題に置き換え、アクションを起こせるかどうか。
環境問題について言えば、個人レベルのことでは解決しないことがしばしばですが、
と自信をもって言えるかどうかもまたポイントです。
行動が伴わない人から言われても、説得力がありませんからね。
かといって、
と思う必要もありません。
- 自分ごととして考え
- 自分なりに解決策を考えること
は、とても良いエクササイズになるからです。
そうして世の中の「課題」について考えるようになりますと、自然と人々の「ニーズ」もわかってくるようになります。
ただただ批判しては、バカにしたり否定したりするのではなくて、課題解決のために動くことですよね。
思考停止になってしまったら、その時点で行動もストップしてしまいます。
僕はそうしてストップし、ずっと後退をしていた時期がありました。
今のほうが、世の中のいろんなことについて考えるようになりましたね。
そうして「クリティカルシンキング」を身につけていくことで、人の役に立つことができますし、回り回って世界の誰かを救うことになります。
僕は自分のミッションを感じているからこそ、「課題」について考えるようになりました。
課題について普段から考え、議論を重ねていますと、いろんな発見や視点を身につけることができます。
日本の多くの学生がこんな考え方を身につければ、きっと若い時から課題解決に向かって走り始めることができるのだと、そう思っています。
それだけで柔軟になれる
僕は基本的に興味のある教育分野についての討論番組を見たり、書籍を読んだりしますが、そこから派生して、
- 保育園
- 偏向報道
- 国のお金の使い方
など、多岐に渡って情報を獲るようになりました。
テレビで見るよりも、出演者や筆者の「生」の声が聞こえますから、
と思うこともありますし、
と思うこともあります。
そのように、柔軟にものごとを見られるようになったことは、様々な課題について批判的に見られるようになってからでした。
ものごとには必ず良し悪しがあり、この世の中には「どちらがいい」といった明確な正解はありません。
クリティカルにものごとを見ておくことで、ふとした時にどちらにも振ることができます。
漫画ワンピースのキャラクターであるゾロも、こんなことを言っています。
信じるも疑うも…
どっちかに頭を傾けてたら…真相がその逆だった時
次の瞬間の出足が鈍っちまうからな
世の中には正解がないからこそ、多くの人の課題を解決できるように、
と常に頭を働かせておくことです。
いろんな視点を持っておくことで、相手の意見を尊重することもできますし、逆に相手が「いかに頭が固いか」ということにも気づくことができます笑。
ものごとにおける可能性は、どの立場に立ったとしても「0」であることはありません。
それならば、どんな立場の考え方も一回は飲み込むことです。
ひとたび考え方が柔軟になれば、僕らはもっと仲良くなれますし、課題解決のための意外な答えが見つかるかもしれません。
そんな発想ができる人たちで溢れ、一緒に議論を続けていくこと。
僕が望む教育現場は、もしかしたら「議論ができる場」なのかもしれませんね。
おわりに
クリティカルな考え方やものの見方が必ずしも必要だとは言いませんが、世の中の課題について普段から考えていますと、人と話している時に相手を理解しやすくなります。
凝り固まった考え方しか持っていなければ、ゾロのようにここぞという時に逆の方向にいくことができません。
現代では、
- 書籍を読み
- 動画を見ることで
十分にいろんな考え方を取得することができます。
さらにそれらを自分なりに反芻し、友人たちと話せば、立派なアウトプットです。
ぜひみなさんもやってみてくださいね。
それではまた!
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