こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
コロナ禍でこう考え始めてから、僕の人生はだいぶ変わってきました。
1人でいろんなところに行ったことも、それはそれで思い出として残っていますが、今何よりも大切にしていることは、
「人との出会い」
です。
今までも何度か、人と出会うことの大切さをお伝えしてきました。
今日は1人で過ごす時間とはまた違った、人と過ごす時間の意味をお伝えしていきます。
人と過ごした時間が過去となるメリット
人と過ごす時間は、悪く言えば「面倒な時間」となります。
- 日程を調整したり
- 連絡を取り合ったり
- 場をセッティングしたり
2人で会うのならばまだしも、人数が多くなってくると調整が必要となります。
みんなでワイワイするのがイヤでなければ、その面倒は必要なことですし、結果的には最高の時間を過ごすことができます。
ただ極論を言えば「人とは会わなくてもいい」とも言えますし、人生それでも無問題です。
人と無理をして会わなくても、人生を普通に生きることはできるからです。
それでも、僕は人と会うことを大切にするようになりました。
それは人と会うことで「思い出」がずっと続くからです。
もちろん、1人で足を運んだ地方の街並みも覚えていますし、その経験を否定しているわけではありません。
ただ、人と時間を過ごすことが多いと、それが過去となったときに人と共有できる部分が増えてきます。
今までしてきた「1人の経験」を友人たちに伝えることも好きですが、
と、過去に遡(さかのぼ)って友人たちと思い出を語り合うことができるようになったことが、僕にとっての大きな収穫でした。
それは、1人ではどうしてもできないことだったからです。
- ダンス仲間
- 大学時代の友人
- 同僚や教育関係の人
- コミュニティの仲間たち
僕の周りは、いつも頑張っている人たちで溢れています。
そんな大好きな人たちと、できる限り長い時間を過ごしていたい。
そう思うのは、「共有できる過去」をとにかく多く持っておきたいという、願望があったからだったのです。
思い出の配当
1人でも複数でも、自分が行動した経験は「体験」となり、いつまでも人の胸に残ります。
僕はそれが「思い出の配当」と呼ばれていることを知りました。
そもそも配当金とは、(ざっくり言えば)投資した分だけ各企業からもらえる、そんなお金のことです。
思い出づくりも「投資」だと思えば、その時間を費やせば費やすほど、後になってどんどん思い出の配当がもらえるというわけですね。
「貧乏マインド」だった頃の僕は、投資もしていなかったですし、人と会うこともそこまで重要視していませんでした。
大学時代や社会人になってすぐは、飲み会に明け暮れるなど確かに「人との時間」は過ごしていました。
しかし、「意味のある時間だったか?」と言われれば、実のところ微妙だったと思います。
「人と会う」ということを「投資している時間」と考えたことはなく、どちらかと言えば、
- 湯水の如くお金を使っては、
- お酒によってその時間を忘れ去る
と言った「ていたらくぶり」でした笑。
今となっても、人と会うことに特別な感情があるわけではありませんが、その時間の捉え方はだいぶ変わりました。
貴重だなと思っているわけではありませんが、少なくとも愚痴を話すようなことはかなり減りました。
愚痴を言うことが悪いこととは言わないのですが、圧倒的に減ったことは間違いありません。
それよりも、
- 今のこと
- 未来のこと
といった、先についてのポジティブな話をすることが多くなりました。
そのような「有意義な時間」を持てるようになったのは、僕自身が変わったからだと思います。
また、未来について考えて行動している人たちと、積極的に会うようにもなったからでしょう。
「出会いを投資と考える」というドライな考え方は、一見イヤな表現かもしれません。
しかし、誰もが意味のないところに投資はしないように、僕も、
- 自分にとって
- 相手にとって
「ためになる会い方」を選ぶようになりました。
それだけ、時間が有限であることを意識するようになったということです。
「思い出の配当」をもらっていくためには、
と思われますが、そういうことではありません。
特別な感情や準備は要らなくて、
「同じ方向を向いて、ともに未来に向かっている仲間たち」
と出会い続けていれば、それでいいのです。
思い出の配当の再投資
投資の世界では、受け取った配当金を再投資するという手法もあります。
思い出に対しても、同じようなことができると思っています。
人と出会うことによって得た有益な情報、素晴らしい体験や時間を、
- 自分の人生に応用したり
- 再び同じメンバーと共有したり
- 全く別のグループに経験談を話したり
と、人との思い出は様々なところに再投資することができます。
やはりこればかりは、1人の時間以上に「再投資をしやすい」と思っています。
仲間や友人と過ごした時間のほうが圧倒的に濃く感じるだけでなく、一緒に時間を過ごした人もまた、他の人へとその時間を共有するからです。
「投資においては、複利が効いてくる」
と言われていますが、インデックス投資と高配当株は違うだの難しいことはさておき笑、複数人で過ごした時間なら、その分だけ広がりは倍々になっていきます。
また、僕が思い出を再投資していなくても、他の人から、
と言われるように、何かしらのフックになりやすいのです。
それゆえに、
- いろんな人と
- いろんなコミュニティで
- いろんな話題で話すこと
は、指数関数的に「思い出の配当」が増えていき、結果的に様々な場面で配当を受け取ることができます。
だからこそ、1人の時間を取ることに固執しすぎず、「いろんな人と会う時間」も大切にしていくと良いのです。
複数で共有する思い出は、それだけ威力があるということなのです。
おわりに
人と出会い、一緒の時間を過ごしている時間は、多少のストレスや面倒臭さがつきものです。
1人で生きていくこともできなくはないですが、「人との時間」に投資しておくと、その分の配当をずっと(下手したら一生)受け取ることができます。
これほど良い投資はありません。
しかしコロナ禍が始まる前の僕のように、
「ひたすら飲み会で愚痴を言う」
このようでは、あまり良い投資とは言えないでしょう。
その時はすっきりするかもしれませんが、今思い返してみても何も「思い出の配当」がないからです。
少ない人数だとしても、「かけがえのない友人たち」とともに過ごした時間のほうが、何度も思い出せますし、その度にニヤニヤしてしまいます笑。
これぞ「思い出の配当」ですね。
今後も大切な友人との時間という資産を、たくさん築き上げていきたいと思っています。
それではまた!
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