こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、多くの人と話す機会がありました。
- こうしてブログを毎日書いていること
- コロナ禍の時にずっと自分について考えていたこと
もあってか、ある程度人生をどう生きたいのかという指針は定まっていました。
離婚は1つの転換点でありましたが、当時は、
- 自分を責め
- 後悔をする
というネガティブな感情に押しつぶされそうになっていました。
でもそんな過去があるからこそ、こうして今の自分がいるのだと思っています。
今日は過去と今、そして未来について書いていきます。
「今」を変えること
人間とは未熟なものでして、若い時から全てが整っているわけではありません。
- 精神的にも
- 肉体的にも
僕は未熟であり、言い方を選ばなければ「クソ野郎」でした笑。
世間一般でいう「クソ野郎」ではないと思いますが笑、とても未熟だったことは確かです。
しかも数年前までそうだったのですから、本当に人間というのはいつ生まれ変わるか分からないものです。
過去とは「どうしても変えることのできないもの」ですが、実は簡単に変えられるものがあります。
それが「今」であり「未来」です。
僕の「しょうもない過去」は、その時の「今」を必死に生きなかったことに原因がありました。
それが積み重なり、今に繋がってきています。
ただしその過去を、
- 否定したり
- 後悔したり
する必要はありません。
今思えば、
「ベストを尽くさずに、ぐうたらな過ごし方をしていた」
かもしれませんが、その時なりに考えて行動していたはずだからです。
毎回ベストな選択ができれば、それほど人生「イージーモード」なことはありません。
- 失敗した経験
- イヤな思い出
があるからこそ、今を必死に生きようと思うようになれたのです。
逆に言えば、順風満帆な人生を送るということは、よっぽどの奇跡の連続があったか、その人がウソをついているとしか思えません笑。
大切なことは、その過去を通して今をどうしたいのか。
「今」であれば、すぐに行動に移すことができます。
と思うこともあるかと思います。
それはもしかしたら、
と、本心がまだ定まっていないこと、あるいは本心では行動に移したくないことを意味しています。
僕もかなり長い期間を要しましたが、いろいろなことを1つずつ決めて、前に進む決断をしました。
それは、その時の意気込みだけで成り立つものではありません。
自分の過去の集積の上に立って初めて、見える景色なのです。
未来に向かうために大切なこと
- 過去と真剣に向き合い
- 今を変えようと行動すること
は、周りの人にも強い影響を与えます。
僕が30年以上生きてきて思うことは、
「周りの家族や友人、仲間に助けられて生きてきた」
ということです。
- 離婚した時も
- 若くて調子に乗っていた時も
- 職に悩み行き詰まっている時も
いつの時も、僕のそばには家族や友人がいました。
ありがたいことに、恵まれていたことに、当時僕が未熟ながらも何かを与えていたからなのか、すぐに駆けつけて会って話を聞いてくれました。
たくさん話しては、たくさん泣きました。
そうやって、僕のツラい過去を浄化してくれました。
そして今も、未来に向けて羽ばたこうとしている僕の背中を、力強く押してくれる家族や友人がいます。
未来に向けて今を考え、行動することは確かに言われてみれば「簡単なこと」です。
行動しているだけで素晴らしいことですし、それは心のどこかで、
と思っているということだからです。
しかし僕は、それはどうしても1人ではできないことなのだと気づきました。
- 人に会い、
- 自分の過去を話し、
- 未来を語ってみること。
僕はそうすることで、再び多くの人に助けてもらうことができました。
そして未来についての不安も、少しずつ晴れていくようになりました。
大切なことは、友人や仲間に頼りっぱなしになるのではなく、その愛を受けて自分が精一杯行動に移すことです。
で終わりではないのです。
それではいつまで経っても、変わることはできませんからね。
最終的に自分の人生を変えるのも、人生の決断をするのも「自分」。
僕はここまで、自分1人で生きて来れたわけではありませんでした。
だからこそ次に向かって、動いていきます。
それが、支えてくれた友人たちへの感謝の意思表示なのです。
全ては今のために必要だったこと
- 過去を受け入れて
- 友人や仲間たちとともに歩む未来
これらを実現していくまでには、「今までの人生」が必要不可欠でした。
過去の自分と比較するからこそ、今の自分を客観的に見ることができるからです。
敵はいつも「己」の中にあり、「過去」にも「今」にもいます。
人生に失敗がないことはありえないため、その失敗を受け入れることができると、今に繋がってくるための必要な伏線だったということに気づきます。
名著「夢をかなえるゾウ」にも書いてありましたね。
- 過去は取り戻せないこと
- 人生が一度きりであること
は至極当たり前のことですが、以前の僕はどうしてもその現実を直視することができずに、逃げてばかりいました。
今では、
そう思っては、
と、失敗をもとにして考え行動に移すようになりました。
それはもちろん、今でも未来でも失敗をするということを意味しています。
その失敗は「必ず自分のため」にあり、それが数秒後、数時間後には「過去」となって積み重なっていきます。
その繰り返しが人生ですから、もう「その失敗」を帳消しにすることはできません。
むしろ消そうとしなくてもいい。
そう思えることが大切なのですね。
失敗や経験に対してポジティブでいますと、仲間たちも応援しようと集まってきてくれます。
人との相互作用も大切ですが、
- しっかりと自分の軸を持ち、
- 過去や失敗に対してどう向き合って、
- 今どのように考え行動し未来につなげているか。
これは、その人に人が集まるかどうかの重要な要因となります。
最終的には自分が過去をどう受け入れ、必要だったと思えるのかどうか。
人生を全て完璧に遂げようとしているのか、それとも失敗はつきものだと思えるのか。
小難しい迷いは要りません。
ただただ前に向かって、走り続けていくだけなのです。
おわりに
- 自分の過去を受け入れること
- 未来について考えていくこと
これらについては、とても長い時間が必要でした。
さらに1人で考えていますと、行き詰ることもしばしばありました。
しかしそんな時こそ人と出会い、話をしました。
- 自分の想いとはなんなのか。
- 想いを言葉にすると、どういう形になるのか。
この作業はとても大切であり、自分の人生の指針を定めてくれます。
1人で悩むのではなく、人に聞くこと。
本を読んでも構いません。
みなさんがどれほど優れていても、一個人の考え方の範囲には限界がありますから。
それと同時に自分の過去や未来についても考え、自分の軸を強固なものにしていきましょう。
それではまた!
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