自己肯定感ってなに?元教員が思う自己愛の意味【過去も今も失敗も】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

生徒さんたちと話をしていますと、

次に失敗するんじゃないかと思っていて…

とか、

全然自己肯定感が上がらなくて…

という言葉をよく耳にします。

僕みたいにポジティブな(になった)人間からすれば、

そんな時間がもったいない!

と思うわけです。

今日は「どうやって自己肯定感や自己愛と向き合っていくか」について書いていきます。

自分の過去や失敗を受け入れ、変えられるべき点に焦点を定めて生きていくことだ。

自己肯定感って何?

文字通り捉えれば、多くの人は「自信」と捉えているのではないでしょうか。

そうでもあるとも言えますし、そうとも言えないとも思っています。

僕はあまり「自己肯定感」という言葉の正体がわかっていません。

人生あと数十年で終わるのに、自分を認めてあげないってどういうこと?

と思うからですね。

はいはい。そうやって成功を収めてきた人はそう言えるんだよ

という人もいますが、僕はそうではないと思っています。(というか別に成功したわけではない笑)

以前、僕はものすごいコンプレックスを抱えていました。

  • 英語のできなさ
  • 部活顧問の中途半端さ
  • 仕事でうまくいかないこと

など、あげればキリがありませんし、そんな経験をしていない人のほうが驚きです。

今成功を収めている人たちも、どこかしらで失敗や挫折をしているはずですから、

自信がある人はいいよね

という人は、僕はかなり「失礼」だと思っています。

その人の努力も知らずに、成功した部分だけを切り取って自分と比べ、できない自分を卑下して悲劇の主人公ぶる。

「以前の僕そのもの」です笑。

だから僕は「自己肯定感の低い人」とは、言葉を選ばなければ、

  • 他責思考
  • 人と比べがち
  • 承認欲求が強い
  • 他人の評価を気にする
  • 他人の成功を認めない

など、こういった要素があるのかなと思っています。

そうしますと、自分を勝手に卑下するだけにとどまらず、「負のオーラ」を出すこととなり、人が離れていってしまいます。

まずは相手を認め、自分も努力すること。

性格の問題もあるかもしれませんが、やはりまずは「他人軸」ではなくなることです。

自分の軸の上に立てている人は、自分を強く持てています。

僕もそういった「他責思考」は、かなりあったほうでした。

厳しい言葉かもしれませんが、「自己肯定感がなくて…」と言っている人は、実は自信を持っているかどうかではなくて、「他人の人生を生きている可能性」があります。

自分の人生を生きている人は、いちいち自己肯定感なんて言葉は出しません。

もう、自分の望む人生を生きているから

と言えるからです。

自己肯定感が低いと言っている人は、実は他人の人生を生きていることが多い。自分に集中していれば、そんな言葉は出てこないのだ。

自分を愛するためにすべきこと

いいから自分を愛せ

そんなこと言われても、正直「自己肯定感の低い人」がすぐに自分を愛せるわけがありません。

僕もいろんなコンプレックスを抱えていましたが、いろいろと克服するための “過程” はありました。

  • 本を読む
  • 内省/内観する
  • アウトプットする

など自分なりに、

どうやったら人生が豊かになるだろうか?

と考えた結果、

自己肯定感なんてそんなもの、あるもないも関係ないんだ

という結論に至りました。

いざ自分を愛そうとしても、

  • 過去の自分の過ち
  • 今の自分ができていない現実

などに押しつぶされそうになるかと思います。

そんな自分から脱却したいのであれば、まずは上記のうちの「本を読むこと」をオススメします。

僕もだいぶ悩んだものでしたが、コロナ禍の時に死ぬほど多くの本を読みました。

そのおかげもあってか、

そうか、そんな考え方もあるのか

といった、「別視点の考え方」をたくさん学ぶことができました。

自己肯定感が低い時とは、どうしても「自分のやるせなさ」をいい理由にして、人と比べるようなクセがついています。

それでも、

  1. 今しかない
  2. 人生一度しかない
  3. 他人のことは気にしない
  4. 他人は誰も自分のことなんて見ていない

など、「自分の人生」について軸をしっかりと持てるようになりますと、

自分を愛して、この人生を生き抜いていこう

と、軸が定まるようになります。

そうしてからが本当の勝負。

あとは行動を毎日積み重ね、

なんのために自分が生きているのか

を実感することです。

答えは人それぞれでいいと思います。

そもそも、生まれた意味なんてありませんからね。

  1. 知識を取り込み
  2. 自分で反芻して
  3. 行動に移してみること

このサイクルを回していますと、どんどんと人生が豊かになっていくことでしょう。

自分の人生を豊かにできている人は、いわゆる “自己肯定感” が上がっていき、もはや気にしなくなるのです。

まずは外部から新たな視点や知識を取り入れてみよう。そして自分なりに反芻して、その後行動に移していくのだ。

最終的に愛してくれるのは自分

なぜ僕が「自己肯定感」という言葉に違和感を覚えるかといえば、それだけ「自分を愛すこと」が大切だと思っているからです。

日本では「謙虚」がいきすぎて、自分のやっていることに自信が持てなかったり、批判を恐れてしまったりすることが往々にしてあります。

それはいつでも「他人」を意識しているということであり、

  • 誰かに褒めてもらわなければ
  • 誰かに認めてもらえなければ

人生が「THE END」となることを意味します。

そんな人生でいいのでしょうか。

僕はまっぴらごめんですね。

自分の人生は、自分で描いていきたいからです。

もちろん、いつでも「バランス」は必要ですから、

  • 人の話を聞かない
  • ワガママで迷惑をかける

こんなことはまた別の話です。

そうではなく、ちゃんと自分のことである、

  • 過去も今も
  • 失敗も成功も

認めて、受け入れてあげること。

今となっては、僕はどんなに他人に認められようとも(あるいは否定されようとも)、

自分が納得できているのかどうか

を大切にするようにしています。

だから、SNSの「いいね」とか「表示回数」とか、

いくら見ても、気にしても、意味はないんだよなぁ

なんて思っていますね。

極論として、最終的に自分が自分を認めてあげればいいだけだからです。

決して「人から評価されること」が、なんの意味もないわけではありません。

人の役に立つことをすることは、社会貢献にもなりますしそれこそ、

自分のやっていることは誰かのためになっている

と感じることができますからね。

それでも、

自分のことだけが認められないんだ。僕は/私は他人のことは認めているよ

と言っている人は、もはやウソつきだと思っています。

そういう人ほど、実は心のどこかで他人のことも認めていません。

一番わかっている自分のことを認められもしないのに、そこらへんの他人のことを「頑張ったねー!」なんて認められるはずがないからです。

その人の「結果という表面」をなぞって、ただ羨(うらや)みながらまた自分と比べ始めていますからね。

でも、自分のことを考えることそれ自体はいいことです。

自分の人生ですから、自分が一番大事でいいんです。

人と比べてどうかというよりも、

今の自分を、自分は愛すことができているか

を考えておくこと。

そうやって、常に自分のことを愛してあげること。

これを忘れないであげてくださいね。

自分のことを愛してあげることだ。それができない人が、人のことなんて愛せるわけがない。過去も今も、失敗も成功も、自分を愛していこう。

おわりに

自己肯定感が高いよね

最近よく言われる言葉です。

僕は以前に比べて、確かにそうなったかもしれません。

でもそれって、本来はそれぞれがちゃんと持ち合わせていなければならない「姿勢/気持ち」なんだと思っています。

自分を愛すこと。

それは以前の僕にもできなかったことでした。

でも大丈夫。

ゆっくりと考えていけば、自分のことを好きになれるはずです。

それではまた!

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