フィンランドに来て日本との違いを感じる【国の幸せとはなんだろう】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

念願だったフィンランドに来ました。

サウナが好きだということもあって、遠い地でしたがやっとこさ来ることができました。

早速「LÖYLY(ロウリュ)」という施設に行って参りました。

Löyly Helsinki | Unique Sauna & Restaurant by the Sea
A unique sauna & restaurant by the Baltic Sea. One of Time Magazine´s “World's 100 Greatest Places”

さすがの施設で、

  1. タオル
  2. サウナマット

がついて23€(=3,000〜4,000円)でした。

水風呂はありませんが、海にダイブすることはできます。

サウナは3つあり、

  1. フィンランド式
  2. 日本に似ている集団式
  3. 海の絶景が見える小屋の形

で、4つ目はプライベートでした。(以下参考程度に)

【Day114】夢だったフィンランドの「ロウリュ/Löyly」でととのう。Finally, I visited Löyly in Helsinki!

事前に予約もしていましたが、特に予約せずに来ていたお客さんたちもいました。

時間は13時〜15時までの2時間

僕はサクッと入るタイプなので、十分な時間でした。

今日はサウナに限らず「北欧と日本の違い」について書いていきます。

ゆったりとした時間が流れている。日本もそうあってもいいのかもしれない。

サウナでみんな笑顔

サウナ自体は、言ってしまえば日本とさほど変わりません。

独特な何かがあるとか、そういう類のものもありません。

ただ、いろんな国からいろんな人々が集まっていましたので、そういった「グローバル感」は感じることができました。

サウナでロウリュ(ストーンにアロマ水をかけること)をする時は、みんな笑顔で、

うん!ありがと!もっとやって!

と言ってくれました。

とてもフレンドリーな方が多くて、それはフィンランド人だけではありませんでしたね。

だからなのか、

あれ?なんか日本のサウナと違うぞ?

と感じたことはありました。

もちろん、水着を着て男女が入っていますので、その時点でもちょっと違ったのかもしれませんが、それにしてもみんなサウナを楽しんでいるような、そんな感じでした。

日本ですと(悪く言うつもりはありませんが)、

  • ルール
  • 静かにする
  • 他人の迷惑にならないようにする

といった暗黙の了解みたいなものがあります。

それゆえに素晴らしい文化を築くことができたのも、また事実ですけどね。

サウナに限らず海外に来てから感じた大きな違いは、人々の「笑顔」でした。

この時間をゆっくりと存分に味わおう

と思っている人たちが多くて、僕なんかは、

次!次!

といったタイプでしたからね笑。

旅行を始めてみて、初めて「時の流れに身を任せる」ことをしているような気がしています。

サウナで感じた、各国の人々の時間の使い方。

そんな生き方を参考にしたいと思いましたね。

サウナで出会った人々は、その時をゆったりと過ごしているような、そんな人たちだった。日本との大きな違いはなんだろう。

北欧に来て感じたこと

北欧諸国に入り始めて感じたことは、

どこの国も時間がゆったりと流れている

という点でした。

もちろん、平日はみなさん働いているわけでして、別に適当に過ごしているわけではありません笑。

日本の文化が垣間見えることもありますし、どことなく日本と似ているような、そんな印象も受けます。

ここフィンランドでは「自殺率が高い」という点も世界的に有名で、それは「冬に日差しが届かないから」という理由が圧倒的なのですが、とてもそうとは思えないくらい、街の時間の流れはゆったりとしています。

こちらの問題はいいとして、

日本が少しでもマネしたらいいな

と思ったのは、この「時間の流れ方」でした。

サウナが日本で流行っているのも、こうした「時間の使い方」にフォーカスが当たり始めたからなのではないかなと思っています。

こんな書籍も出ていましたので、参考程度に。(僕も読みました)

もちろん、

汗をかいてすっきり!

といったフィジカルの要素もありますが、それ以上に、

まぁ、ゆっくり落ち着こうぜ

といった感覚が、ビジネスマンを虜(とりこ)にし始めたのではないでしょうか。

僕も教員時代を思い返せば、

  1. 月から金まで働き詰めで
  2. たまの休みにはなんとか外出する

といった生活を送っていました。

今はある意味毎日忙しいのですが笑、いい意味で充実していますし、

こんな時間の使い方、してこなかったなぁ

と思う毎日です。

そういえば日本でサウナに入り始めた時からも、そのような時間の使い方に憧れていたのだと思います。

こちらではみな、ゆったりと時を過ごしながら、

  • 運動したり
  • カフェに行ったり
  • サウナに入ったり

しています。

日本もすでにそうしている人が多くなってきていますが、まだまだどこか窮屈な部分もあります。

なんでも適当にすればいいわけではないですが、少し落ち着いて、ゆったりと生活することもまた大切なのかもしれませんね。

北欧ではゆったりと時間が流れている。自分が今までそんな時間を取れていたのかどうか、見返してみよう。

幸せってなんだろう?

ずっと前から僕の大きなテーマであり、ここ数年でなんとなくその「最終形」を見出し始めていました。

北欧に来てみますと、その国の人たちというより、その国自体が、

なんか幸せそうだな

と感じるような、そんな印象を受けました。

もちろん、

  • 日本が幸せでないとか
  • フィンランドには問題がないとか

そういうことを言うつもりはありません。

あくまで肌感覚でしかないですし、一面だけを切り取るつもりもありません。

ただ、僕自身の感じたその「感覚」は、とても大切なものだと思いました。

  • 街の喧騒
  • 時間の流れ
  • 人々の表情

など、総合的に見て、

あ、なんかいいな

と思ったのです。

日本と違ってヨーロッパの国ですから、近くに多くの他民族がいることも1つの相違点です。

多くの人種が入り混じっています。

歴史や環境が違えば、それはもちろん日本と違う部分も出てきます。

僕は特に、時間の流れ方や、人々の愛想に感動しました。

日本もこうあっていいのかも

僕も日本にいた時、そのような人間でいられるように努めてはいました。

しかしこちらでは、自然とそうなれるような、そんな社会の仕組みがあるのかもしれません。

日本にも素晴らしいところはたくさんあり、思い出すだけでも尊敬できる人々がいたことを覚えています。

一方でどこの国にもありますが、問題点とは尽きないものです。

北欧には北欧の良さがあり、根深い問題も存在しています。

良い面だけを切り取るつもりはなくても、「良いこと」を持って帰ることは何も悪いことではありません。

では日本にとっての「幸せ」とは何なのか。

僕としては、

もっと労働について変革を起こすべきなのでは

と思っています。

いわゆる「働き方」ですね。

一所懸命やることはいいことですし、僕自身もなかなかストイックなほうでした笑。

ただ、

  • イヤイヤながら
  • 身を粉にしてまで
  • 自分の体を犠牲にしてまで

何かに取り組むのは違うのかなと。

今しきりに言われている「ライフワークバランス」を、日本は見直していくのがいいのかもしれませんね。

どうやって働くのが、みんなにとって幸せの形になるのだろうか。

それを突き詰めて、働き方を変えていきたいですね。

日本にとっての幸せとはなんだろう。国全体が幸せになることができるよう、生活を見直してもいいのかもしれない。

おわりに

北欧に来て感じた独特の空気感。

良いことばかりではないと思いますが、ぜひ日本に持って帰りたい感覚はありました。

日本にずっとあり続ける問題の、何かの参考になればいいと思っています。

少しずつ改善されているとは思いますが、僕もその一役を担うことができれば嬉しいですね。

それではまた!

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