こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
多くの人と出会うたびに、
「どうやったら、自分は大きな存在になれるだろうか?」
と考えてしまう時間が多くなってしまいました。
- やり切れない日々
- 悶々とする毎日
- 自分の力のなさの実感
それと同時に感じる、大きな存在の人々…
「果たして自分は、来年から一体何ができるのだろうか?」
考え始めると、どんどん深い沼に引きずり込まれてしまいそうで…
したが、そんなことは今までなんども経験してきました。
今日は、「自分のやるせなさ」を感じた時の対処法をお伝えしていきます。
事を成すには時間がかかる
誰にでもあることだと思いますが、自分の目の前の大きな存在を見てしまいますと、
「今、何か特別なことをしなければ!」
と思ってしまいがちです。
僕自身も、そのように感じたことは今まで数えられないほどあり、なんども自分の存在を否定しては、
- 「自分のやっていることは大した事ではない」
- 「もっと大きなことを成し遂げなければならない」
と思っていたものでした。
しかし、今をときめく有名人やインフルエンサー、偉人たちが、最初から有名/偉大ではなかったように、
- それぞれに下積み時代があり、
- 辛酸を嘗めて、
- 多くの努力をして、
- 何年もかけて、
今の地位を築いていることは、容易に想像できます。
「有名」「偉大」という一部分だけを切り取り、「僕も/私もあんな風になりたいな」と妄想だけしていてはいけません。
夢を持つことは大切ですが、そこで悶々として時間を費やしても仕方がないのです。
僕の目の前にも、みなさんの目の前にも、
- 小さいけれど、
- もっと大切な、
「やらなければならないこと」がたくさんあります。
かのイチロー選手の言葉は、今でも僕を支えてくれています。
小さなことを積み重ねることが、
とんでもないところへ行くただ一つの道
大きなことをいきなり積もうとすれば、土台を積み上げてきていないため、簡単に崩れ去ってしまいます。
しかし、
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 毎年
少しずつでもいいので積み重ね、自信をつけていけば、いずれ自分の見たことのない景色が見えると信じています。
僕はコツコツやることで、「自分だけにしかわからない自信」がつくと思っています。
それは、
- 挑戦し、
- 試行錯誤し、
- 失敗し、
- 新たな手法を試し…
を繰り返すことで、経験値がどんどん溜まるからです。
自分が今まで積み上げてきたものも、人を説得させるには十分なものだと思っています。
僕らがやるべきことはシンプルで、時間をかけて積み上げていく。
これが最短経路なのです。
初心を忘れず、必ず基本に立ち返れ
僕が小さな事を軽視したことで「しでかした大きな失敗」は、受験でした。
周りの東大・京大受験者を見て何を思ったのか、彼らの使っているような小難しい参考書をかたっぱしから買い、それらに取り組んだのでした。
基礎も基本も固まっていない僕に、解けるはずがありません笑。
結局浪人した年は、基本からみっちりとやり直したものでした。
これは、典型的な失敗例でした。
大きなことを成している人の「本質を理解してマネをすること」は大切なことですが、自分がまだ到達していない次元のものを丸々パクっても、身にならないのです。
何か大きなことを成そうと「変なこと」を始めてしまうと、空回りするのが世の常です笑。
- 僕には僕の、
- みなさんにはみなさんの、
やるべきことが、目の前にあるはずです。
それを見失わずに、コツコツとこなしていくことが、数年後に「とんでもないところ」へと自分を導いてくれると信じています。
一方で、
- 偉大な人と会うこと
- 尊敬できる友人と会うこと
- 頑張っている人を見かけること
このような機会もあるかと思います。
一見どれもモチベーションに繋がりそうな気がしますが、自分を卑下してしまう要因になることもあります。
それは、その人たちと自分を比べてしまうことから生じる問題です。
すると「自分のできもしないこと」を始めてしまいます。
僕は幾度となくその経験をしました笑。
今ではそのような偉大な人たちとお会いする機会があっても、
- うらやむ必要はない
- 自分と比べる必要はない
と思うようにしています。
一旦うらやんだり比べたりすることをやめると、自分のやるべきことに集中できますし、そういう時ほど自分が少しずつ成長している実感が湧いてきます。
「人は人、自分は自分」
僕は過去になんども周りに(勝手に)踊らされ、自分を見失っていた時期がありました。
現在は、
- 自分のできることの範囲
- 自分にしかできないこと
- いつの日も基本を忘れず積み上げることの大切さ
- コツコツと小さなことを続けることの大切さ
がわかってきたので、もう流されることはありません。
最近も「これでもか」と言うくらい自分を卑下したものですが笑、
- また基本に立ち返り、
- いつものルーティンをこなすことで、
もう一度立ち直り、少しずつ成長している実感を得られています。
それでいいのです。
その姿勢がいつか、大きなことを成すための豊かな土壌となるのですから。
いつまでも手を抜くな
コツコツ積み上げていきますと、その終わりがないことに気づきます笑。
「人生はマラソンだ」と言われていますが、どこかでストップしてしまえば、当然のことながら成長することもストップしてしまいます。
僕らは、走り続けていかなければなりません。
しかし欲望や妄想に目を奪われ、途中で「いきなりダッシュ」をしてしまうと、長距離を走り切ることはできません。
僕も1年しかランニングを続けていませんが、走っている時にいかにペースを維持することが大切なのかを痛感させられました。
たまにペースを上げたり落としたりと、調整することも時には必要ですが、ダッシュや休憩にも限度がありますので、ほど良いバランスを保つことが大切です。
何かをコツコツと続けているということは、すでにマラソンを走り始めているということです。
- 英語を20年
- ダンス、教育を14年
- サウナを1年半(?)
- ランニング、ブログを1年
と、積み上げているものの中で、「はい終わり!」というものはありません。
「終わりのないマラソン」を毎日続け、「どうやったら良くなるだろうか?」と思って日々取り組んでゆくものなのです。
僕は「継続すること=成長すること」だと思っています。
「ふぅ〜。やり切ったなぁ」
と言うことは、どれにおいてもあり得ないからです。
英語だって、ダンスだって、ランニングだって、ブログだって、まだまだ成長したくて仕方がないのです。
- 誰かから認められたい。
- もっとお金が欲しい。
この感覚を持っていては、なかなか続きません。
- 好きで好きで仕方ないから、
- 自分の成長を見ていたいから、
続くのです。
みなさんの中にも、必ず「ずっと続けてきたもの」があるはずです。
それを自信にして、また成長し続けていきましょう。
いつまでも、終わりのないマラソンを走り続けて行きましょう。
おわりに
どうしても、刺激的な人物を見ますと、
- 「自分にはもっとできるのではないか?」
- 「他にやるべきことがあるのではないか?」
と思いがちです。
そう思うこと自体は悪いことではなく、刺激やモチベーションに繋がるのであればそれでいいと思います。
しかし、僕には僕にしかできないことがあり、その人にはその人にしかできないことがあります。
- 僕にできても、その人にできないこと
- その人にできても、僕にはできないこと
人それぞれには大切な役割があり、得意不得意も人によってまちまちです。
また、続けたことが活きないこともあれば、一方で大きな実を結ぶこともあります。
世の中に正解はありませんが、必ず言えることは、
「好きなことを続けている人には、勝つことはできない」
ということです。
そこに報酬を必要としていないため、無敵なのですね笑。
- まずは自分の目の前のことから。
- まずは目の前の小さなことから。
- まずは少しずつ続けることから。
好きなことを、一生続けていきましょう。
それではまた!
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